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夢からの感覚

急に秋がやって来て、汗をダクダクかかないようになった。
今年の夏は長くて、夏好きの私としてはとってもありがたい年だった。でもさすがにもう夏は終わり。それにどんどん日が短くなってくるのがまるで残りの人生みたいに寂しい感じ。

でも涼しくなると街がにぎやかになってきて、お店も賑わうのでありがたい。
30年近くもお店をやっていたら、何年かぶりに来る人や、初めて来た人や、一週間に一度来る人や、通りがかりに来る人などで、日々が構成されお店として成立する。
数年前までは僻地にあって、ひとりで作る量には限りがあってあっという間に売り切れたけど、今はベイカーもスタッフもいるのでまぁまぁの量を作る。人を雇うとその分増えるから大量のニーズに応えられるけれど、リスクも増える。だけど一人ではできないことが可能になってイメージも広がる。

昨夜「もうミアズが終わるから今のうちに買いに来たの!」と言いながらパンを買ってくれる場面の夢を見た。「そうよ。今までありがとね。」ってわりとフラットな気持ちでいる私。

実家の事業が倒産して家も店も無くなった頃にミアズが軌道に乗り始めたし、展開したお店を離婚して手放したから今のお店がある。そう考えるとタイミングよく沈みかけた船から次の船に乗り換えて来たように思える。そんな中、コロナの時期はとっても平和だった。ぎりぎりでお店をキープしつつ自分の時間をもてたからだ。あのまま走ってたら今度は自分が沈没していたかもしれない。
そう考えるとコロナはメッセージだらけだな。

なんやかんやいっても今まで続いているのはありがたい。大きな感からいくと、ストーリー的には次の展開がやってくる。

これは多分子供の頃からある感覚。
夢のなかで感じていたことも自分の一部になりつつ、意識を現実と夢の間のあたりにおきながら過ごしていると、何気ない行動の時とか、ふとした景色とか、イメージがふわっと見えてくる。それが次の行動のきっかけになったりするから面白い。
すべてのことは〜メッセージ〜だからね。




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