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白い肌の秘密 〜焼けない謎〜

今夏の観光客は韓国人が多い、気がする。中華系の観光客も例年通り多いことは多いが、やたらと私の目につくのは韓国人、特に女性たちだ。

透き通るような真っ白な肌が太陽の下で輝く韓国女子。Tシャツ短パン姿で肌を露出しながら観光する彼女たちはなぜ白い肌をキープし続けられるのか?なぜ焼けないのか??

私なんてもう真っ茶茶に日焼けしちゃってますよ。毎日お天気良くて、ギラギラとした南仏の太陽の下を犬の散歩に出かけているのだから、焼けない方がおかしいでしょ。

足元には靴下の跡なんかもクッキリついちゃってるし。(小学生か!)

それでもちゃんと日焼け止めを塗りたくって帽子をかぶって肌の露出を抑えて、バッチシ日焼け対策をしているのに!ジリジリ焦げる私の肌よ!!

Why Korean girls Why !? どうして焼けないの?

韓国人の肌の白さは特別だ。白磁のようなツルンっとした冷たい白さではない。もっと柔らかくて透き通っていて、薄い求肥をまとったような不思議な質感がする。

といっても間近で見たことはない。せいぜい会話をする距離で見ているのだけれど、そういえば昨日道案内してあげた韓国人カップルは、男性も透き通るような肌をしていた。

何か特別な秘密でもあるのだろうか?韓国マジック?

根本的な日焼け対策が違うのか?そもそも体質が違うのか?

生活習慣や食べ物の違い、とか??

◇◇◇

日本食材を売っているアジア系スーパーへ行くと、ハングル語が書かれたパッケージをよく目にする。日本食材と並べて韓国食材を売っているからだ。

そして、関税のせいか?はたまた送料や物価の問題か?韓国食材の方が日本食材よりちょっと安い!

少しでも節約したい私は、海苔とか出汁とか、日本食を作る時に使う食材として韓国のものを買うことが多い。最近では乾麺(そうめん風の細い麺やうどん風の平たい麺)も韓国のものを使っている。

使っている食材の出どころを見ると、それはもう韓国料理?と、言えなくもない。作り手(私)だけが日本人。

だって日本語で「そうめん」と書かれている中国製の乾麺よりも、ハングルで書かれていて名前が分からない細い麺の方がちゅるちゅるっとして美味しいんだもん。

そう、クオリティもいい。そして日本食材よりも安い。

なんで日本食材は高いのか?すぐお隣、韓国の商品の方が安いのは物価の問題だけなのだろうか?

これも韓国マジック。

そうすると、私だって韓国産の食品を食べている。なのにお肌は焦げ焦げ。

あ、でもお腹が弱くて辛いものが苦手だから、私は辛い系の食品は食べないようにしている。もしかしたら唐辛子の効果であの美しい白い肌が作られているとも考えられる。フムフム。

昔流行った、カプサイシンとかいうやつ。あれの効果なのだろうか?

◇◇◇

本日も通常通り、ジリジリと肌を焼きながら近所の路地を犬と一緒に歩いていた。すると、間口の狭い店舗から中高生くらいの男女数名が、キャーかわいい~!!と奇声をあげながら出てきて、ウチの柴犬を取り囲んだ。

八十年代エイティーズっぽいポップでカラフルな服装をした彼ら彼女らは明らかに流行りに敏感なティーンエイジャー。どこから出てきたのかと、その間口の狭い店をのぞいてみたら、なななんと!、韓流スターのブロマイドやDVDらしきボックスが置いてある韓流ショップだった!

ええ!フランスの地方都市にもこんな店があるの!?

ビックリして思わず、おぉ!と叫んでしまった。

ブロマイドの韓流スターたちのお肌はスベスベで白い!男性もキレイだ。

私が子供の頃は、男性にキレイという形容詞を使うことはなかった。でも今は自然に、キレイ!と言う言葉が出てくる。

写真だから修正しているのかもしれないけれど、実際に遭遇した韓国人たちの肌を思い返してみると、まんざら修正だけの仕業ではない気がする。

だって本当にキレイなんだもん。

◇◇◇

暫くアジアから離れて生活をしていたから、韓国の若い子たちの容姿がこんなにも変貌しているなんて全然知らなかった。

自然任せにコンガリ日焼けしてる場合じゃないよ、私!

どうやったらあんなにキレイなお肌になるのだろうか?

やっぱり生活習慣の違いなのだろうか??
謎だよ謎。

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