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11月23日 トークテーマ 『海外で建築を考えること』

2023年11月23日(木・祝) トークテーマ『海外で建築を考えること』
ゲストスピーカー:森田 美紀 / mok architects (職業:建築家)

大阪大学 豊中キャンパスの近くで、MIBU SANCIという学生向けの下宿の管理人を夫婦でしている。ここは、わたしたちの友人・知人が遊びに来て「面白い大人」と「学生」が出会える、ちょっと変わったシェアハウスである。

わたしたちがMIBU SANCI を始めて3年半。たくさんの大人が遊びに来てくれたが、おそらく、普通に大学生活を送っている中では絶対出会えないような人達ばかりだ。そして今回は海外からスペシャルゲストが遊びに来てくれることになった。

デンマークと日本を行き来しながら建築家として活動しているmok architectsの森田美紀さんだ。

mok architects がデザインしたデンマークのレストラン。

数年前、1ヶ月仕事を休んでヨーロッパを訪れた時のこと。私の中で「知人がいる国に行く」というルールを決めて滞在先を選んだのだが、どうしても行ってみたいデンマークには知人がいなかった。そこで、同僚の大学時代の同期であった森田さんを、無理を言って紹介してもらったのだ。

森田さんと一緒に行った公民館的な場所。元は教会だった場所をタイガーの社長が買い取って運営しているそう。

きっと日本から森田さんを訪ねてくる人など沢山いて、忙しい中対応するのも面倒だと思うのだが、見ず知らずの私に時間を作ってくれ、コペンハーゲンのおすすめスポットを教えてくれたり、その日美術館で行われていた夜のイベントに誘ってくれたり。とにかくフレンドリーで陽気なおねえさんで、私は森田さんのファンになった。

聞くと、人をケアするための建築やデザインに興味があって建築系の大学に進学したのだが、大学3年生の時に福祉大国の北欧を旅行した際に「住んでみないと分からないことがある」と感じデンマークの大学院に進学したのだとか。その後現地のデザイン事務所で働くようになった経緯や苦労話などは私も知らないので、今回ぜひ聞いてみたい。

森田美紀 / Miki Morita
建築家。大阪市立大学で建築家・竹原義二の下で建築意匠を学び、2012年からデンマーク王立芸術アカデミー建築学校留学。修士課程を修了し、デンマークの建築家資格取得。コントラプンクト、スペース・コペンハーゲンを経て、2021年よりパートナーの小林優とmok architectsとしてコペンハーゲンを拠点に活動。

フローリングの端材を用いてデザインしたフードパビリオン「スティック・ボックス」

現在は空間設計や家具・照明のデザインを中心に、様々なプロジェクトに引っ張りだこ。更にコペンハーゲンでは自分達で改装した空間で民藝のお店を運営しているそう。

海外での進学・就職を経験して良かったこと、大変だったこと。今取り組んでいる仕事のこと、これからやりたいこと。そして、コペンハーゲンでの暮らしのこと。

聞きたいことが盛りだくさんで、本当は二人でゆっくりじっくり喋りたいところだが、またとない機会なのでこの時間を未来ある皆さんともシェアしようと思う。

初めましての方も、常連の皆さんも、友達連れて遊びに来てくださいね。


◎ mok architects のデザインはWEBサイト もご覧ください !

※募集は終了いたしました。ありがとうございました。

文:MIBUSANCIの妻の方


<日時> 2023年11月23日(木・祝)  18:00〜20:00(17:30〜開場)
<場所> MIBU SANCI
<住所> 豊中市内の集落 ※阪大豊中キャンパスから徒歩10分
<料金> 無料
<条件> 大阪大学の学生 or 豊かな暮らしに興味がある学生 or 海外への進学・就職に興味のある学生
<主催> MIBU SANCI管理人

<お問合せ> 
e-mail:mibu.sanci@gmail.com
Twitter:@mibusanci
※参加ご希望の方は上記よりご連絡ください。詳細住所をお知らせします。

<備考>
感染症予防対策として以下の対応を行います。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
◆熱がある方・体調のすぐれない方のご参加はご遠慮ください。
◆来場される際は必ずマスクをご持参ください。
◆入場の際は手洗い・うがいをお願いします。
◆空気の流れを作るため会場の窓は開けっ放しにします。
◆会場内での食事はご遠慮ください。
◆その他主催者の指示に従い感染拡大防止にご協力をお願いします。

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