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個人データは、自分のもの

日経COMEMOのテーマ企画「個人データは誰のもの?」に、参加したいと思います。「データの世紀」との連動企画です。

あなたは自分の個人情報をどう管理したいですか?

こちらのテーマでは下記の3つの選択肢より、選んで回答するとのこと。

① 誰に、どんな情報を渡すかを、自分で全部確かめて管理したい
② 情報銀行など、自分が信頼する専門家に自分の情報の管理を任せたい
③ 直接プライバシーに関わるようなコアな情報以外は、特に管理しなくてもいい

この企画においての「個人情報」とは、下記のような感じだそうです。

例えば、自分の名前や住所、クレジットカード番号、病歴などとてもプライベートな情報は自分でしっかり管理したいと思う人が大半でしょう。ですが、「過去にどんな買い物をしたのか」「どんなサイトをよく閲覧しているのか」とか「どんな友達がいて誰とよく連絡を取っているのか」「どのネット記事に『いいね!』ボタンを押したのか」といったデータなら、どうでしょうか?

人によって大きく回答違ってくると思うので、結構色んな人の意見聞きたい、見てみたいなーと思いました。

わたしは自分の個人情報をこう管理したい

残念ながら、私は提示された3つの選択肢からは選ぶことができませんでした。データを「管理する」or「管理される」というより、「管理されたくない」というのが正直な気持ちです。

もちろん現在、「管理されても止むを得ない」ものも沢山あります。クレジットカードやメールアドレス、電話番号など個人に紐づいているライフラインに近いものは、初めから発行している企業や団体に依存するものです。これは、発行元に適切に「管理してほしい」と思います。これは、漏洩などないようにという意味での管理です。

じゃあその他の情報は?というと、自分の使用する端末機器ので行動履歴については、正直放っておいてほしいと思っています。このデータは、おそらく各個人の「趣味趣向」として活用する意図があると思うのですが、「趣味趣向」は変わっていくものだし、同じような情報や商品ばかり、レコメンドされても多様性や意外性が失われていくのではと感じています。

行動パターンも、そのデータをもとに意外性に溢れたものをレコメンドされるならば良いのですが、現在優先的に表示される広告などはあくまで商業ベースなので、提案も冒険してこないでしょう。

個人データ精度の問題

私と夫は、家では同じネット回線に各々ですべての端末を紐付けて使用しているので、当時転職活動をしていた夫向けの転職の広告やYoutubeのおすすめが私にレコメンドされてきたり、逆もまた然り…ということが多く起こりました。昨年の夏ごろ、夫はずっと女性向け日焼け止めのCMに追いかけられていて、検索していた私自身にはあんまり表示されないということも体験しており、使用される際の精度にのやや疑問が…。(笑)
家族で住んでいる場合、結構あるあるの現象だと思うんですが、これを個人データと認識するのはいかがなものか?とも思っています。
今後ターゲティングも精度が上がる可能性もあるのでしょうが、それはそれで問題だと感じますし、やはり干渉しないでほしいです。

データに関わらず、オススメが有り難い場合も、そうではない場合も、その時々の気分や状況で違います。四六時中、ターゲティングされて追いかけられるのって、けっこう疲れますよね…。

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