意識高い系というスタイル

意識高い系は自分では自分を意識高い系だと思っていないと願いたい。
でも実際のところは、「こういう憎まれがちな意識高い系をねらってやってます。あえて、だってこっちのほうが人生にとって有意義だし。人がどういおうと関係ない。自分らしいだけですよ」とか思っているんだろう。そして
誰もかれも同じようにノースフェイスの服を着て、ニューバランスの靴をはき、スーパー銭湯に行くのである。ファシズムだ。ファシズム以外の何物でもない。

でも、意識高い系はもうすぐ破綻する。それは意識高い系を支えているものがもうじき崩壊するからだ。まずはスーパー銭湯、おしゃれなジム…そうしたものの経営が立ち行かなくなるはず。なぜって、若くてお金がない層からお金をまきあげるシステムだから。そういう施設がマイナス金利解除でどうにかなっていくだろう。無根拠だけど。

意識高い系は、出現時期が実はアベノミクスとたぶん重なっている。

意識高い系の象徴たちがそのうち「ファンシーなおばさんが身に着けているイタイもの」と同程度の視線を浴びることになる。そのとき、おそらく日本の出生率は上がる。どいつもこいつも無駄に着飾って無駄な恋をしすぎだよ。

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