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ベンチャー企業への入社理由→「経営者の参謀になりたい」

これが私の夢です。

ニットに入社して、もうすぐ1年半。これまでの私の変遷と今の気持ちを言葉にしておこうと思い、筆を執りました。

社会人生活13年目。紆余曲折ありましたが、想いは就活時代から変わらないな、と思っています。

※トップ画像は、【「あなたがいてよかった」をすべてのひとに】というニットのミッションをzoomの壁紙で表現したものです。


リクルートで学んだこと

2008年にリクルートに新卒入社をしました。大学は、中京大学という愛知のそんなに有名じゃない大学(すみません…)で、私より先輩で、リクルートに入社した人はいませんでした。しかし、超売り手市場だったことで、完全にラッキー入社。今だったら受からないと思います。。

◆リクルート入社理由
①将来経営者の参謀になりたい
②世の中の変化仕掛け人になりたい
③20代のうちに死ぬほど働いて成長して、30代の選択肢を増やしたい

この3つでした。
10年間のリクルート人生において、営業、代理店部、マネージャー、組織開発、教育開発、採用…などなど、様々なことを経験させてもらい、勉強させてもらいました。最後の1年間は、リクナビ副編集長として、大学を周って、大学の就職支援の在り方を提案したり、学生や保護者の方の前で講演をさせていただいたりもしました。

そして、たくさんの【社長】という人たちにお会いしてきました。
実家は、父方も母方も自営業ですから、社長の姿は、当たり前に家の中にありましたし、リクルートでも、代理店部で、代理店の社長様とのやり取りや営業として、数多くの社長・経営者の方とお会いする機会もありました。

◆営業時代
数多くの【社長】にお会いをさせていただく中で、やはり社長という生き物は、覚悟感が違う。世界を変えるような社長は、本当に器が大きくて、未来への想いが誰よりも強い。ただ一方で、【人】に関して、悩んでいない社長はいない、ということも知ることができて、採用のみならず、評価・育成・組織活性まで社内の色んな人を巻き込んで幅広く提案させてもらいました。また「現地現物」という言葉がリクルートにはあり、営業時代に、徹底的に現場に触れに行って、リアリティのある提案を心掛けていました。例えば、社長の理念浸透具合の体感調査、自分がユーザーのフリして営業を受けてユーザー満足度調査、優秀な人とダメな人との差の分析(GP分析)、時には、女子会を開いて社長の想いを私から伝えるリテンションなど、とにかく社長とは膝を突き合わせて会話をし、社長の想いを我が事で捉え、現場の声を聴き、そのギャップを埋めるには何をしたら良いか?ということを考えて、伴走をし続ける、というのが私のスタイルでした。とある不動産屋さんの社長様からは、私が営業担当から離れる時に、「手、出せ」と言われて、握手をしながら、「うちを変えてくれて、ありがとな」と社章をいただきました。今でも、宝物です。

◆マネージャー時代
より一層、HR(ヒューマンリソース)を学びたいと思い、リクルートというHR最高峰の会社で、マネージャーを経験せずして辞められないという気持ちで、有難いことに、こんな私でもマネージャーを経験させていただき、2年間で数多くのメンバーのマネジメントを経験しました。この時、「マネージャーとは、自分のメンバーの最短の時間と最小の労力で、最大のパフォーマンスを出すことである」ということを学び、いかに難しいか?ということを経験。また、マネージャーは、「評価者である」ということがものすごく重いなぁとも感じていました。その人の家族をも守っているのかと思うと、その責任たるや、ずっしりきたことも覚えています。途中、GCDFというキャリアカウンセラーの資格を獲ったりもしながら、より一層、「キャリア=人生」への向き合い方を学んでいきました。

以下の写真は31歳の誕生日に、31本のRedbullにメッセージ付きでプレゼントしてくれた色紙w

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◆リクルートで学んだこと
リクルートで、HRを10年。「人の強みを引き出し、伸ばす」ということにおいては、やはり化け物みたいな会社です。リクルート用語、HRスピリッツ、キックオフ、評価制度、社内報、名刺…とにかく、仕掛けが凄い。これが、「人の可能性を信じて、期待して、任せる」ということの極みの会社であるということをまざまざと体感させてもらいました。HRのセオリーを学ばせてもらったことが、すごく有難かったなと思っています。

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中米ベリーズで移住・起業

2018年に、リクルートを辞め、当時結婚も考えてお付き合いしていた人とも別れて、単身中米のベリーズという国へ移住しました。

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◆ベリーズへ移住した理由
①興味の極み
②趣味を仕事にしてみたい

この2つでした。海外旅行が大好きで、これまでに66カ国訪問しているのですが、中米のベリーズという国の知名度は低く、この国を盛り上げるって、世界唯一になれるものがたくさんあるんじゃないか!?という興味の気持ちで、飛び込んでいきました。正直、今思うと、無謀だったなとも思います。

◆ベリーズでの学び
現地では、「働く」「生きる」ということの概念を、ぶっ壊されたことが大きな学びです。例えば、小さなお子さんのいるママが、子どもは親戚に預けて夜遊び。女性の社長やマネージャーが多い。仕事よりも家族が大事。親戚家族みんなで生活して、みんなで支え合っている。片道4時間かけて学校に歩いて通う小学生(雨の日はお休み)。電気も通っていない山奥で、すごく幸せに暮らす家族。

「私は、日本人である前に、地球人である」ということを感じて、自分がいかに、日本という島国の中で固定概念を持って生活をしているか、ということも痛感しました。「常識」「一般的」「普通は」という正論が出てきたら、新しいものを創っていく時の弊害になるかもしれないな、ということを学んだのが現地の経験です。

その後、現地で起業をしたり、北米~中米~南米~南極まで4カ月間の旅をしたり、本当に多くの方々に支えていただき、経験をさせていただくことで、1年半という短い時間でしたが、私にとって、人生に彩を添えてくれたとっても貴重な体験でした。


ベンチャーへ入社

2019年3月にニットに入社。最初の2カ月間はベリーズにいたので、午前中はジャングルやダイビングの案内、午後にzoomで商談、みたいな生活をしていました。

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迷いは全くなかったと言ったらウソになりますが笑、ほぼ、なかったです。

ニット入社理由
「働く」の未来を変革させたい
経営者の参謀になりたい

ニットという会社は、5年前からテレワークを前提に創業し、現在400人がテレワークという形で働いています。私が入社した頃は、「それで仕事が成り立つの?」とよく言われたものですが、コロナによってその可能性が広がったことは、事実です。

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◆「働く」の変革
日本では、まだまだ働きたくても働けない、何かを犠牲にして働く、など、「働く」ということへの考え方が画一的だな、と往々にして感じています。だからこそ、コロナをきっかけに、テレワークが広がって、働き方の柔軟性が認められるようになっていることはチャンスだと思っています。

ニットは、テレワークを広めたいということではなく、新しい「働く」という概念を創り、より良い人生の選択ができる人を増やしたい、ということが目指すビジョンです。仕事を通じて、社会と繋がり、自己実現を果たしてほしい。働く場所や環境によって、諦めてしまう人を、なくしたい。世の中を、変革させたい。今、本気でそう思っています。

だからこそ、まずは自分たち自身が、テレワークという環境下でも温かい繋がりを生む方法、ワークシェアリングを実践、フリーランス集団の主体性など、様々なHRの取り組みを企て、実践・実験し、組織運営をしています。したがって、少々大袈裟ですが、「日本の未来の働き方の縮図」がここにはあると自負しています。

オンライン飲み会も数年前からやっているので、盛り上がるコツはまた別途お知らせしますw

合宿飲み会


代表:秋沢崇夫という人間
私は上述の通り、【社長】という人たちに、心から興味があります。また、ベリーズで自分で社長をやってみて、自分が社長をやることは向いていない。やっぱり、【社長の参謀】になることこそが、私の活きる道だな、ということを再認識しました。

そんな中でも、弊社代表の秋沢は、未来に対する熱い思いやメンバーへの愛は本物です。記憶をなくすほど酔っぱらっている時も、いつも、熱くこの話をしています。そして絶対に人のことを悪く言わないし、発言がいつも前向きでポジティブ。だから、絶対に信頼できるし、常に心理的安全性がある。

すごく人間らしい一面と少年のような野心を持ってる姿に加えて、周りの人が支えたいと思えるオーラを放っている、そんな人。

だからか、集まってくるニットのメンバーはお世辞抜きにして、本当に優秀。色んなベンチャー企業を見てきましたが、本当にそう思います。一人ひとりの強みを最大化させたら、どんな会社になるんだろう!とワクワクします。

社長の得意なことや好きなことを全力でやれる環境を創っていくことが私の使命。「社長はリーダーシップを持って、未来を描き、ミッション・ビジョン語っててください!現場は私たちで何とかしとくんで!」と早く言えるような自分であり、組織にしていきたいと心から思っています。


▽▽▽

最後に

リクルートで【HRのセオリー】を習得させてもらい、海外でその概念が当たり前じゃないということを学び、現在、ニットで【新しいHRの在り方】を創り、世の中へ提唱している。

私の34年間の人生は、全て、今この一瞬のために、あったのかな?と思えるほど、世の中への責任を感じています。もう、腹を括っています。

これまで、本当にたくさんの人たちに支えられ、励まされ、今、生かされています。そして、こんなにも破天荒な娘を信じ、放任し、絶対に味方でいてくれる家族には、心から感謝しています。

「私がやらなくて、誰がやる?」

これからもこんな気持ちで頑張っていきます。



コロナもだいぶ落ち着きましたし、飲みやご飯、お茶など、リアルに会うことも大好きなコザワです。いつでも、誘ってください♡

これからも、よろしくお願いします!


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