中島みか

2003年から18年間の自治体営業経験を活かし、社会課題の解決に取り組む企業やNPOが…

中島みか

2003年から18年間の自治体営業経験を活かし、社会課題の解決に取り組む企業やNPOが、行政と一緒に仕事をするためのノウハウをお伝えしていきます。 https://www.swanconsultant.com/

マガジン

  • 社会起業家向け公募案件

  • 地方起業で自治体をパートナーにする方法

  • 歴史的建物の「稼ぎのモデル」解体新書

    歴史的な建造物を保存しながら素敵に活用し、収益を上げている事例を取り上げ、どのような収益構造になっているのかを解説していきます。

最近の記事

スポット支援で、1週間で16ページのプロポーザル提案書を書ききりました。先方の社長よりいただいたコメントに感激。 ーー エッセイを読んでいるような気持ちになった!心あたたまる提案書、人と人のつながりを大事にしてきたこと汲み取っていただき、本当にありがとうございました。

    • 「ほこみち」は、第二のPark-PFIになるのか?

      いろいろ思うところがあり丁寧に記事にしたいのですが、取り急ぎ、 備忘録としてアップしておきます。 今、駅前の道路空間がアツい! 日経クロステックで、豊島区や新宿区が大規模ターミナル駅の再編とあわせて、駅前を歩行者中心の道路空間に作り替えようとしている、という記事がありました。 例えば池袋駅では、駅から区役所に向かうグリーン大通りの駅前を歩行者広場として再編し、このようなイメージ図も公表しています。 歩行者中心の道路を目指す取り組みは「ウォーカブル政策」とも呼ばれ、居心

      • 事業者が発注方式を提案できる!プロポーザルに仕立てるために必要なアクションとは。

        面白い資料を見つけました。 国交省が公表している「建設コンサルタント業務等におけるプロポーザル方式及び総合評価落札方式の運用ガイドライン」です。 私はよく、お客様から という質問を受けるのですが、そのたび次のように答えていました。 もちろん、プロポーザルと総合評価の違いは、随意契約か入札か、という契約の相手方の決定ルールとも深く関係していますし、同じような業務でも発注者によってプロポーザルを選ぶ自治体、総合評価を選ぶ自治体など、違いがあります。 もっとクリアに説明でき

        • 最前線で向き合うからこそ、見えてくる視点 +公募情報(220208)

          こんにちは、公民連携アドバイザーの中島です! 今日は最初に、最近感じたことを少しシェアさせてくあd債。 先日、とある教育系NPOの方から「新規事業を考えているけれど、方向性がおかしくないか壁打ちしてほしい」、との依頼を受け、1時間ほどディスカッションする機会がありました。 詳しくはお伝え出来ないのですが、ざっと話を聞いただけで という直感がありました。 特に素晴らしいところは、様々なセクターを横断している点。 子どもの貧困、学習障害、シングルペアレント、DX、クラウ

        スポット支援で、1週間で16ページのプロポーザル提案書を書ききりました。先方の社長よりいただいたコメントに感激。 ーー エッセイを読んでいるような気持ちになった!心あたたまる提案書、人と人のつながりを大事にしてきたこと汲み取っていただき、本当にありがとうございました。

        • 「ほこみち」は、第二のPark-PFIになるのか?

        • 事業者が発注方式を提案できる!プロポーザルに仕立てるために必要なアクションとは。

        • 最前線で向き合うからこそ、見えてくる視点 +公募情報(220208)

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        • 社会起業家向け公募案件
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        • 地方起業で自治体をパートナーにする方法
          43本
        • 歴史的建物の「稼ぎのモデル」解体新書
          1本

        記事

          DuetDisplayアプリを使って、ipadをペンタブっぽく使う方法(備忘録)

          普段からタッチパネル機能のないPCを使っているのですが、オンライン会議でホワイトボード機能を使いたいと思っても、マウスで文字を書くことになり、どうしても不便を感じていました。 そこで、手持ちのipad miniとDuetDisplayというアプリを駆使して、ipadで入力→Windowsの画面に投影 することができたので、備忘録としてこちらにメモしておきます。 ◆困っていたこと ・手持ちのPC(Windows)にタッチパネル機能がなく、手書き入力対応ソフトを有効に利用で

          DuetDisplayアプリを使って、ipadをペンタブっぽく使う方法(備忘録)

          駐輪場や貸館など「よくある」公共施設は、公募スケジュールがタイトぎみ +公募情報

          こんにちは、公民連携アドバイザーの中島です! 年度末の繁忙期に差し掛かってきましたね。皆様いかがお過ごしですか? 施設運営系の案件で一年単位の業務は、この時期に公募されることが多いです。提案書の提出まで1か月未満だったり、とにかくあわただしい印象がありますね。 駐輪場や食堂、貸館など、民間ビジネスとしても成立している施設の場合は、特殊なノウハウが求められるわけではないので、公募期間が短くても簡単に提案書が書けるであろうという読みなのでしょうか。 気づいたときには参加表明

          駐輪場や貸館など「よくある」公共施設は、公募スケジュールがタイトぎみ +公募情報

          「公共施設の運営」プロポーザルで勝つために、最低限押さえておきたいこと。+公募情報(20220126)

          こんにちは、公民連携アドバイザーの中島です。 公共施設の運営に特化した公募情報を発信しています。 ところで皆さんは「公共施設の運営」と聞いて、どのようなものを思い浮かべますか? 図書館の貸し出しや体育館でのスポーツ教室など、普段から利用している身近な施設を真っ先に思い浮かべる方が多いでしょう。 もしかしたら、道路や公園の清掃、安全管理やイベント開催のオーガナイズなど、インフラ施設をイメージする方もいるかもしれません。 実は、「公共施設の運営」という概念はとってもあいまい

          「公共施設の運営」プロポーザルで勝つために、最低限押さえておきたいこと。+公募情報(20220126)

          総合評価方式で、1.5%以上の賃上げをコミットさせるって本当?

          国交省は2022年4月以降の直轄工事や建コン業務発注で、総合評価落札方式の場合に、従業員の賃上げを約束した企業に7%の加点を与えると発表しました。 また、賃上げ未達の場合は、1年間の減点という重めのペナルティも。 来年度の賃上げをコミット 賃上げの目安は、中小企業で前年度比1.5%、大企業は3%とされています。 プロポーザルならまだしも、価格競争の側面が大きい入札で賃上げ要請は酷ではないでしょうか。。。 これまでも、「くるみん取得したら加点」など、ワークライフバランス

          総合評価方式で、1.5%以上の賃上げをコミットさせるって本当?

          国交省は総合評価方式で賃上げを表明した企業に評価点を7%加点する。賃金増加率もコミットさせ、履行できなければ1年間減点の措置。 価格競争要素が低いプロポならまだしも、入札で賃上げを保証させるのは酷。資金力ある企業しか参加できなくなる。 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/01183/

          国交省は総合評価方式で賃上げを表明した企業に評価点を7%加点する。賃金増加率もコミットさせ、履行できなければ1年間減点の措置。 価格競争要素が低いプロポならまだしも、入札で賃上げを保証させるのは酷。資金力ある企業しか参加できなくなる。 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/01183/

          公共施設を運営しよう!~公民連携の公募情報(20220117)

          こんにちは、公民連携アドバイザーの中島です。 去年までは「社会起業家のための自治体公募情報」と銘打って、福祉や教育、まちづくり、医療など様々な分野ごとに、ソフト・ハードとわず多様な公募案件を紹介していました。 しかし、取り扱う情報があまりに広すぎ、取り留めない内容になっていたので、今年からは思い切って「公共施設の運営」に絞り、情報発信することにしました。 対象分野は、美術館やホール、体育館などの「建物系施設」と、公園や道路、河川などの「インフラ系施設」、両方取り扱います

          公共施設を運営しよう!~公民連携の公募情報(20220117)

          協働事業提案って、業務委託や補助事業と何が違うの?(20220112)

          こんにちは!公民連携アドバイザーの中島です。 今年も様々な公民連携や自治体提案のヒントをアップしていきますので、どうぞよろしくお願いします。 東京都中央区が協働事業提案の募集を開始さっそくですが、東京都中央区が「協働事業」の提案募集を開始しましたね。この「協働事業」について、聞きなれない方も多いのではないでしょうか。 業務委託や補助事業との違いや自治体から見た協働事業の狙い、どんな人が協働事業に取り組むといいのか、など、いくつかのトピックをあげてみていきたいと思います。

          協働事業提案って、業務委託や補助事業と何が違うの?(20220112)

          重度障がい者の新しい働き方として「アバターワーク」なるものがあるようです。「メタバース×就労×福祉」の領域は、これからもっと深掘りされていく可能性ありそうで、要注目! https://note.com/fumihirookazaki/n/nd794ad5c14ac

          重度障がい者の新しい働き方として「アバターワーク」なるものがあるようです。「メタバース×就労×福祉」の領域は、これからもっと深掘りされていく可能性ありそうで、要注目! https://note.com/fumihirookazaki/n/nd794ad5c14ac

          社会起業家のための自治体公募情報(211228)

          こんにちは、公民連携アドバイザーの中島です。 仕事納めにも関わらず、公募案件がたくさん出ています。「年末年始に仕事してね?」という暗黙のプレッシャーを感じずにいられません。 以前、長期休暇明けに提出期限のプロポーザルがあり、夫の実家で仕事していたことがありますが、あれは本当に肩身が狭かった。。。 行政営業に従事する多くの皆様が、安らかな年末が過ごせることを祈っております。 では、今年最後の公募案件をどうぞ! 【障害者支援】 ◆令和4年度~令和6年度 札幌市生活就労支

          社会起業家のための自治体公募情報(211228)

          社会起業家のための自治体公募情報(211227)

          こんにちは、公民連携コンサルの中島です。 年末押し迫っておりますが、公募案件はそろそろ年内打ち止めです。そんな中でも、20件ほどの面白そうな案件が出ていました。 生活困窮者支援やDV相談、産前産後母子支援、地域コミュニティ情勢、ローカル就職マッチング、環境マネジメント、地域情報誌印刷、エンジニアカフェ運営、、、など。ジャンルは幅広く、一つ一つをじっくりと読み込んでみると、政策課題の多様さを感じられるラインナップです。 これらの案件の背景に、行政が対応・支援しなければ立ち

          社会起業家のための自治体公募情報(211227)

          社会起業家のための自治体公募情報(211221)

          こんにちは、公民連携コンサルタントの中島です。 12月前半は仕事が立て込み、公募情報のアップが滞ってしまいましたが、直近の案件数の伸びをみて「これは早くアップデートしていかねば」という気持ちに押され、やと今日アップできました。 分野は幅広いものの、おおむね来年度からの施設運営者の公募が中心のようです。福祉系からまちづくり系、文化芸術系まで幅広い分野にまたがるだけでなく、DXやふるさと納税事業支援など行政改革に関する業務も複数見られます。 地域コミュニティやプラットフォー

          社会起業家のための自治体公募情報(211221)

          社会起業家のための自治体公募情報(211122)

          こんにちは、公民連携コンサルタントの中島です。 気づけば11月も後半戦、今年もあとわずかですね。行政委託業務に携わる皆様は、そろそろ報告書の出来高が気になる頃でしょうか。 先日、自治体ビジネス勉強会の第2回を開催し、みっちり1時間半かけて講義+質問回答を終えましたが、質問がほとんど出てこず。。 後日、参加者からフィードバックをいただく機会があったので、質問しづらかったかなと思い聞いてみたところ、 学びが多すぎて消化するのに時間がかかり、質問まで気が回らなかった とのこ

          社会起業家のための自治体公募情報(211122)