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追求 映画「ロストキング」を観て

イギリス映画。実話ベース。

45歳のフィリッパは、ストレスがたまると発症する病気を持つ。仕事では、若年層を重視する上司から理不尽な評価を受けモチベーションは下げるも、別居中の夫からは生活費のため仕事を続けるよう言われる。

そんな中、息子の付き添いでシェイクスピア劇「リチャード三世」を鑑賞し、リチャード三世も不当な扱いを受けているのではと思い、興味を持つ。で、リチャード三世を支持している団体に入ったり、仕事を休んで研究調査を始める。

その結果、リチャード三世の遺骨は、とある駐車場にあるのではと思い、発掘のために大学や市に支援を求め、資金も調達し…。


フィリッパ・ラングレーは実在人物で、1998年にリチャード三世の本を読んで、シェイクスピアの描いた人物と違うことに気付き、興味を惹かれ、リサーチを開始したらしい。その結果、リチャード三世の遺骨を見つけ、2015年にエリザベス二世により大英帝国勲章第5位を授与されたそうだ。

映画内では、起承転結で栄誉を独占しようとする人物がいて、よりエンタメ的なのがよかった気も。
主演のサリー・ホーキンスは、映画「ブルージャスミン」や「シェイプ・オブ・ウォーター」が記憶に残っているけど、小柄で、今回ショートヘアなので、見た目が遠目だと少年っぽかった。
王の遺骨があんな駐車場で見つかるってのは、なんか衝撃。

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