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昨今のエネルギー危機と電気代の節約のため私が工夫していること

フランスでは、天然ガスの不足に加えて、冬の暖房のための木材不足が声高々に懸念されています。


雨が全然降らず、森林火災も多発し、薪にすり木材が不足して、ものすごく値上がると言われていて、残暑の今から買い占めする人もいるようです。


ちなみに我が家はオール電化なので、ガスも暖炉も使っていないので、あまり関係ないかもと思っていたのですが、電気代にも影響が出ると言われています。


なぜならフランスは原子力発電に電力を頼っているので、水不足のためモーターを冷やすための水が十分になく、電気の供給に問題が出るからです。


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ちなみに我が家の去年の電気代は、月に100ユーロくらいでした。

フランスでは、毎月定額が引き落とされて、1年後に精算されるシステムが主流なのですが、我が家は月200ユーロに設定してあったので、なんと1000ユーロ以上返金されました。


ちなみにどのように、エコロジーに暮らしているかというと、電気代が安くなる午後の3時間と明け方の5時間を利用して洗濯機や乾燥機を使うようにしているくらいです。


お風呂やシャワー、キッチンで使うお湯は、電気代が3割ほど安くなるその時間、お湯タンクが作動して水をお湯にする仕組みになっています。



エアコンはないので使っていません。

朝のうちに、涼しい空気を家に入れて、外の空気が暖かくなる前に雨戸と窓を閉めて、涼しい空気を逃さないようにします。

これで、30度超えの夏日の日も、エアコンなしでなんとか乗り越えることができています。


これはエアコンがつけれないパリのアパルトマンでは、常識的な手法で、私は最初知らなくて、せめて風だけでも入れようにずっと窓を開け放していたら、熱風のような風が入ってくるばかりで全然ダメでした。



今は、一軒家なので、エアコンをつけようと思えばつけることができますが、庭に植えたたくさんの樹木がこれからどんどん育って来てくれて、木陰がたくさんできて夏の温度を下げてくれると思うので、今のところエアコンをつける予定はありません。




暖房も家中暖めるというセレブな(笑)ことはしないで、引きこもっているパソコン部屋(6畳くらい)とごはんを食べるキッチンを暖めるくらいです。

あと、寒い日は、寝る部屋も暖房はゆるくつけます。


電気会社によると、我が家と同じくらいの広さ&同じような暖房システムのお家の3分のとか4分の1の電気代だそうです。


貴重なエネルギーをこんなにもエコに使っている私たちを表彰してほしいと思っています。(笑)


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空に向かって枝葉を広げる樹木は、日差しをさえぎってくれるので、お庭にたくさんの木陰を作ってくれます。

地表が熱くなるのも防いでくれるので、雑木の庭が家の周りにあると、地表を涼しく保たれ、夏を涼しく過ごすことができるのです。


大きな木の下で心地よい風を感じるのは、木陰だから涼しく感じるだけでなく、実際に「風の温度」が低くなります。

風の流れは、温度差の影響を受けて循環するので、空気の循環が起こり、木陰には涼しい風が吹くのだそうです。


また、樹木はたくさんの水を葉から蒸発させています。

根から吸収した水分を蒸発させて、樹木の温度を下げると同時に、周りの熱を逃がしてくれています。


お家の周りにをたくさん植えると、直射日光を防ぐこともできて、お家の中も涼しく過ごすことができます。


ただ、お家周りに植える樹木は、冬に葉を落とす落葉樹にしたほうが、低い位置にある冬の太陽が窓越しに入ってくるのを防ぎませんので、冬は暖かく過ごすことができます。


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我が家で植えている樹木の一部です。

まだまだご紹介した樹木がありますので、今後、時間を見つけて追加していきたいと思います。










フランスのパリ郊外の一軒家でガーデンライフを送っています。 化学肥料や農薬を極力使わないナチュラルガーデンを目指して日々楽しくお庭仕事をしております。




フランスから愛をこめて❤

ミカリュスより

ミカリュス神社のお賽銭箱です。❤️ 記事を読んでいただいて、いいなと思ってくださったら、ウキウキ気分でお賽銭を入れてくださったらいいことがあるかも。❤️ もちろん、私のモチベーションにも繋がります。 いつも読んでくださってありがとうございます。♪