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ありがとうと言っているのに、ありがたいことがあまり起こらなくなってきた人へ

それは、人からありがとうという言われるステップに入ったということです。


出会う人や起こったことに対して、無理に良い方に考えようとしている間は、やはりまだ停滞期は続くものです。


贅沢はできないけれどこうして日々の暮らしを営めることに感謝してみたり、いろいろやってみるのは、本当にいいことで、考え方の癖や思い癖、反応癖というのがあって、それらが溶けてなくなるまでは、たとえ納得がいかなくても、ありがとうを臨界点まで唱えてみることはとても効果的なのですけど、そこから先に行くには次のステップに行く必要があるのです。


🔗 ありがとうの臨界点


このことは、私もずっと感じていて、辛いときも悲しいときも、それでも、こうして生かされていること、水が飲めることや、空気が吸えることなど、当たり前だけど大切なことに、ただひたすら感謝していると、自然や鉱物などだけでなく、身の回りの無機質なものまでが、波動で語りかけてくるようになりました。

そして不思議なことに、ありがとうの臨界点を超えてから、昔みたいに、とっても嫌なことや乗り越えなければいけないような大事件は起こらなくなってきました。

ありがとうの連鎖マジックなのか、周りの人も誰もが優しく、キラキラして微粒子で輝いているように見えるようになったのです。

渋滞でイライラして悪態をついているバスの運転手さんや、通りで物乞いをしている人、メトロで演説をしながらお金を恵んでくれと座席を回って紙コップを差し出す人など、その人がどんなことをしていようが、なんだかその奥の魂の今を生きている温かい波動を感じるようになりました。


精神世界のことを学び、少しずつ腑に落ちてきて、すべてのことに感謝できるようになったとき、いろいろな制限や分離の気持ちが溶けていくのですが、それでも、なんだか自分の人生がほんの少し虚しいような、寂しような気持ちや、かすかな焦燥感の欠片を胸に感じるのなら、きっと、次のステップに行く時が来たのではないでしょうか。


それは、人から感謝されるステップに入ったということです。


もし、今、もう十分に満たされていることに気づいているのなら、あなたの幸せの欠片をシェアしていきませんか。


音楽でも、ダンスでも、絵画でも、手芸作品でも、あなたがそれをしているときに幸せ気分になれること、そしてその喜びを、必要としている人へ届けてみませんか。


言葉にならない思いを、自分の言葉で紡いでいって、その言葉を必要としてくれる人へエールを送ってみませんか。




ありがとうと言っているのに、ありがたいことがあまり起こらなくなってきたように感じているときは、あなたの中の愛の泉がもう満杯になっていて、外に出たがっているのかもしれません。


もしあなたが、もうすでに愛の中にいることに気づいていて、感謝の波動の中で生きているのなら、あなたの中が泉が澱んでしまわないように、その愛をシェアして人に喜んでもらう生き方をしてみませんか。


愛は独り占めしないで出せば出すほど、内側と外側を繋ぐパイプが太くなっていきます。

そしてそのパイプを流れる愛の流れがどんどん滑らかになってくるのです。


自分の中の泉が半分しかないときや、まだ少ないときに、無理をして与えようとしても空回りしてしまいます。

自分の泉に半分しかないのに、どうやって人を満たすことができるのでしょうか?

だからこそ、まずは自分を十分に満たしてあげてください。



でも、もし、もう十分にあなたの泉がいっぱいになったのなら、これからはどんどん循環させていきましょう。


パイプを少しずつ太くしていきましょう。


無理をせず、少しずつ、できることからやっていきましょうね。



パリ郊外の子供服のブティックで。

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こっちにも隠れミカリュスがいるよ。❤️

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