ドイツ生活243日目 2023/11/11 リッチな小国ルクセンブルク🇱🇺
今日は土曜日!いい天気なので外に出かけてみることにした。
本当は日本に帰りたかったんだけどそれは無理なので、せっかくヨーロッパにいるのだからこの立地を生かして観光しよう!
ということで、ルクセンブルクに行ってみた。
駅まで歩いている途中に広場があるのだが、そこで朝市をやっていた。
農薬不使用のBIOの野菜がたくさん売っていた。
市街地ではクリスマスマーケットの準備が行われていた。
来週には始まっているかな?
ザールブリュッケンにはベルリンの信号もあるし、このカップルが歩いている信号機もある。
そして電車を一回乗り換えて、2時間半ほどでルクセンブルクに到着した!
前住んでいたアパートにルクセンブルク出身の子がいて、その子はドイツ語をペラペラ話していたがルクセンブルクはフランス語がメインだ。
ドイツ語だとLuxemburg、フランス語だと
ルクセンブルク駅はとても大きくて天井が高い!
駅のポスターもフランス語で書かれているようだ
思い立って来たので、どこに行けば良いのか全くわからないし、何を見たいかもわからない。
暖かければ外を歩いて公園に行ったりしてもいいが、外の気温は7度でとても寒かった。しかも朝から鼻水が出て止まらない。風邪じゃないといいのだが…
外を歩く気分にはなれないので、目の前にやってきた路面電車に飛び乗った。ルクセンブルクの路面電車はとてもピカピカで、最新の車両のように見える。
すべての電車やバスがルクセンブルクでは無料だ。
そしてルクセンブルクは世界一収入が高い国としても知られている。
車内はこんな感じだ。
シートもなんだかスタイリッシュでかっこいいし綺麗だ。
でも隣でおじさんがよだれを垂らしながら寝ていたのでちょっと汚い席もあるかもしれない。
知らない街に行った時はまず路面電車に乗って街を眺めて、気になる場所があったらそこで降りて散策するというスタイルで観光している。
特に何もない場所で降りてみたが、なんだか街が本当に整然としていて綺麗だ。
降りたけど特に何もない場所だったので、すぐにまた反対方向の電車に乗って折り返した。
外を歩いていると寒いので、今日は市街地でお店を見て回ろう。
もしおしゃれなカフェとかがあれば入りたい。
パンやお惣菜を売っているカフェ
お菓子屋さんを見つけたが、中で座って食べる場所がなかったので断念
ルクセンブルクは物価が高そうだが、お菓子屋さんも観光客向けじゃないローカルな場所に行けばそこまで高くない気がする。
このお菓子屋さんで食べたかったのだが、店内もそんなに暖房が効いていなくて寒かったので断念。
そしてルクセンブルクの市街地へ到着!
高級ブティックが立ち並ぶエリアにきた。
本当にゴミ一つ落ちていないし、落書きもない。
ドイツだったらガラスの一つや二つ、割られていてもおかしくないのだが。
ちょっと高そうだけど現地で採れた野菜などを扱うスーパーがあったので入ってみた。
ポップアップストアがあったので入ってみた。
モロッコのマラケシュで作られたお皿や雑貨をルクセンブルクまで持ってきて売っているというお店だった。
とても可愛いし、お皿も一枚小さいものは6€、大きくても12€とかなりお手頃な値段設定だった。
店員の男性もとてもジェントルマンで、色々説明してくれたので買いたかったのだが、お皿がすごくずっしり重かったので、また引っ越しの時に大変そうだと思って諦めた。
そろそろドイツでも長く住む場所を見つけて、自分のお気に入りのものを買い集めたりしたいのだが…
お店がたくさんあって楽しい。
高級ジュエリーのお店
犬のおもちゃ・アクセサリー専門店もあった。
ルクセンブルクの犬は私よりも普段いいものを食べていそうだ。
これがルクセンブルクの市街地の様子。
本当にゴミ一つ落ちていなくて綺麗なのが伝わるだろうか。
ルクセンブルクも路上喫煙OKなのだが、それでも吸殻が道に落ちていないのはすごい。
と思ったら、落書き発見!
やっぱり空白を見たら何か描きたくなるのがギャングだ。
でも流石に高級ブティックの壁にはかけなかったのか、室外機?のような外付けの箱に落書きをしている。
少し外れたところに落書きが多めにあるゾーンがあった。
建物の影にホームレスの人々もいるようだった。
それでもパッと見た感じ本当にゴミが落ちていなくて綺麗なのはすごい。
そしてもう一つ気付いたのが、子供向けのおもちゃ・お洋服屋さんが本当に多いことだ!
チェーン店ではなく、どれも個人経営のセレクトショップだ。
お洋服、ママのための化粧品、雑貨、おもちゃなどがたくさん売られていて本当に可愛い空間だった。
店員さんがフランス語で話しかけてくれたが答えられずもどかしかった。
せっかくフランスとルクセンブルクの国境付近に住んでいるんだから、フランス語で基礎的な会話くらいはできるようになりたいな、と思えてきた。
こちらは別のおもちゃ屋さん。
色ごとに棚が分けられていて素敵だ。
確かに自分の気に入った色から選びたいもんね。
クリスマスコーナーもあった。
私もこのアボカドのぬいぐるみを持っているのだが、日本を出る時にスーツケースがあまりにもパンパンだったので実家に置いてきたのだ。
でもこのお店でみたアボカドはみんな赤い耳当て(またはヘッドフォン)をしている。
クリスマスツリーもあった!!!可愛いいいいいい
このぬいぐるみのシリーズは日本にもあるJellycatというブランドだ。
単に猫やうさぎ、くまのぬいぐるみだけではなく、
え!?こんなものまで!?というくらいいろんなものがぬいぐるみになっているすごいブランドだ。
ここで働いている人たちはどんな人なんだろう、、とても気になる。
さらに歩くと超かわいい雑貨屋さん兼赤ちゃんのお洋服屋さんがあった。
今の新居も気に入っているが、やはり家賃も高めだしずっと住み続ける感じの部屋ではない。
ビザも下りるかわからないし、どれだけ新しい会社で働き続けられるかも未知だけど、やっぱりどこかのタイミングでこういうお店で自分の好きな家具とか雑貨を集めて暮らしたい気持ちがある。
カラフルな宝石を使ったジュエリーブランドのお店
おしゃれな帽子屋さんもあった!
私のお父さんは帽子コレクターで、お母さんに「頭何個あるの?」と言われるくらい帽子が好きなのだが、何かいいものがあれば買ってあげたい。
お店に入ったら、たくさんいろんな形の帽子があった。ふわふわで5万円くらいするものから、5000円くらいで買えるものまでさまざまだ。
帽子ってサイズとかあるのだろうか?
お店を出たら道端で揚げたてドーナッツを売っている屋台があった。
屋台だから安いかな?と思ったけど、5個で6€だった。別に高くはないかもしれないけど、5個も食べれないので買わなかった。
高級そうなお惣菜のお店。
かなり大きいサイズのものもあった。こういうのを好きなのを買ってパーティーとかしたら楽しそうだ。
市街地を練り歩いていたら、ところどころにセンサーのようなものがあるのがわかった!
上には防犯カメラもある。これが市街地の至る所にあった。
このセンサーと防犯カメラが犯罪の抑止力になっていそうな気がする。
可愛いお皿のお店
とってもかわいいお洋服屋さんがあったので見つけて入ってみた!
フランス語はボンジュール!(こんにちは)とメルシ(ありがとう)しか言えないので、何か言葉をかけられると何も答えられずに終わってしまって悲しい。
けど店員さんは大体の英語はできるようで、英語で話しかけてくれる。
けどやっぱりフランス語でちょっとした会話ができるようになりたい!!!!
決めた。Duolingoでフランス語やろう。
もちろんドイツ語が99%大事だが、少しずつフランス語始めよう。
街を歩いていたら広場の近くでとても素敵な音が聞こえてきて、音のする方へ歩いて行ったら路上ピアニストが演奏していた。
とても素敵な音色が冬の乾いた空に広がって、すごく美しい瞬間だった。
そのあとも鼻水をかみながら気力の限界まで市街地を歩き続けた。
お店は暖房が効いているので暖かい。
インドのサリーという伝統民族衣装の布を使ってヨーロッパ風の服(スカート、ジャケットなど)に作り替えたブランドのポップアップストアがあった。
冬物を買うとどうしても茶色や黒、グレーなどの色に落ち着いてしまうが、あえて赤やオレンジ、黄色など明るい色を着たら良さそうだ。
いつか冬物を買いたいが、なんだかドイツに来てから物欲が抑えられていて、よっぽど何かすごい理由がない限り服や雑貨を買わなそうな気がする。
せっかく外国に来たら、現地のスーパーを見るのも忘れずに!
ということで、市街地にあるスーパーに入ってみることに。
すごい形のビンに入ったワイン
パンコーナーに行ったら、見たこともないくらい光り輝くクロワッサンがあった!
クロワッサンといえばフランスだが、ルクセンブルクはフランス語圏だしフランスに近い!だからきっとルクセンブルクのスーパーのクロワッサンも美味しいのだろう!
ということで買ってみたが、パサパサしてとても微妙だった。
きちんとしたパン屋さんかカフェで買わないとダメみたいだ。
そして驚いたのが、ドイツにはキノコがマッシュルームくらいしかないのだが、ルクセンブルクにはたくさんのキノコが売られていたことだ!!
エリンギと久しぶりの再会
なんとフランス語?でもエリンギというらしい。
夕方になってきたのでそろそろ帰ることにした。
市街地でルクセンブルク駅行きの路面電車を待つ。
最初に乗った路面電車がまたやってきた。
本当に車両がカッコよくて驚く。
そしてルクセンブルク駅に到着!
液晶画面でタップしてチケットを買えるようだが、さっきも言ったようにルクセンブルクは交通機関が無料だ。
ここにも買いてある。
中にはシーツがふかふかで広めのグリーン車みたいな一等席もあり、それは有料だがそれ以外は全部無料ということだ。
交通費が無料なんて、夢のようだ。
一体どうなっているのだろう?
遅延はあるのか?それとも時刻通りなのだろうか?
こんなに小さな国なのに、世界で一番収入が多いってなんでだろう?
ルクセンブルクという国自体に色々興味が出てきた。
ルクセンブルクから最寄駅までは大体2時間ほどで帰って来れた。
フランスはもっと近い。
こんなに近くに外国があるなんて、日本人からしたら慣れない感覚だ。
ヨーロッパにいると日本が遠いのが寂しいが、その分すぐにいろんな国や地域に行けるのが嬉しい。
日本に帰れる日まではヨーロッパを旅行して楽しもうと思う。
最寄駅に着いたら、市街地がまだ賑わっていたので歩いてみた。
なんと1.5€でクレープを食べれるお店があるらしく、長蛇の列ができていた。
確かによくここら辺を歩いているとクレープを食べている人を見かけたが、このお店だったのか!
ちなみに日本でクレープというとくるくる巻かれて真ん中にクリームやフルーツが入っているイメージだが、
ヨーロッパでいうクレープは折り畳まれた状態のものだ。
さらに歩いていると、おにぎりの絵が描かれた看板のお店があった!
入ってみると、日本のグッズがたくさん置いてあるお店だった。
どうやら日本大好きなドイツ人が個人で経営しているお店のようだ。
食器以外にもお箸なども売られていた。
そこまで高くなかったので、和食用の食器を買う必要があったらここで揃えられそうだ。
店員さんはお客さんと話し込んでいて、それを盗み聞きしていたら、ザールブリュッケンから日本へ行くにはどうやっていくのがいいか?ということを話していた。
私にも役に立ちそうな内容だったので耳を澄ませていたら、この街からはパリ、フランクフルト、ルクセンブルクから日本へ行く方法があるが、ルクセンブルクをお勧めする。とのことだった。
理由も聞きたかったが、そこまでは分からなかった。
そのすぐ近くで、やけに文字の綺麗なバーのメニュー表を見つけた。
惚れ惚れするほど美しく書かれた文字を見ると、K-POPアイドルを見ている時のような幸福感があり、目の保養になる。
おしゃれなセレクトショップの店員さん達がディスプレイを作っていた。
このお店、置いてあるものも全部おしゃれだし店員さん達もすごいおしゃれなんだよな〜
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