ドイツ生活341日目 2024/2/18 糸をひくパンと扁桃腺
今日は日曜日!
朝起きてすぐに近所の公園に散歩に出かけた。
ちょっと風が強くて寒くて小雨が降っている。
確実に春に近づいてはいるが、まだまだ冬らしい気温だ。
朝ごはんはコーヒーとパン!
このパンは彼が最近買ってハマっているパンで、添加物を使わずいろんな穀物や豆や種を使ってできているパンらしい。
だが食べてみると、なんだか口の中がぬるぬるする。
こういうもんなのかな?色々種が入ってるし、、と思って食べ続けていたが、ちょっと気になったので顔の近くでゆっくり割いてみた。
するとパン同士が完全にちぎれた後もよくみると納豆の糸のようなものが引いている。
いいのかな?
いろんな種や豆が入っているパンだから、室温保存中に発酵してしまったのだろうか。
彼は最初「こういうもんだよ、きっと」と言って食べ続けていたが、買った日に冷凍保存したものがまだ残っていると言っていたのでそれを解凍してまたゆっくり割いてみたところ、それは糸が引かなかった。
おそらく常温保存していた方のパンは多分腐り始めていたのだと思う。
食べかけだったが古い方は捨てて、冷凍してあった方を食べた。
無添加なのは良いことだけど、その代わり当日または翌日に食べ切らないと食中毒の危険があることを教えてあげた。
健康志向の人は添加物は悪!と決めつけている人も多いが、食中毒にならないために食べ物が腐るのを防いでくれる役割もある。
手作りや無添加が好きな人はその日のうちに食べ切るようにしよう!
彼も「教えてくれてありがとう」と言って素直に受け入れてくれたのでよかった。
私は日本人だから納豆を見慣れているので
糸をひく=納豆=発酵している(つまり腐っている?)
という考え方ができたが、
彼は納豆が好きではない&ほぼ食べたことがないので、糸を引いている食品を見たことがなかったのだと思う。
今の所お腹も痛くなっていないのでよかった!
そしてお昼ご飯はチャーハン!
塩を入れすぎてしまってしょっぱくなりすぎてしまい、しょんぼりしていた。
「僕はカレーも唐揚げもあんなに美味しく作れたのに、なんで得意のチャーハンをこんなにしょっぱくしてしまったんだろう」と嘆いていた
そして夕方またコーヒーを飲んだ。
そしてテレビを見てゆっくりしていたら、喉の中に何か詰まっているような異変を感じた。
1週間くらい前から歯を磨くときだけ異物感があったのだが、何もしていないときにも異物感を感じるほど大きくなっているようだった。
スマホのライトで口の中を照らしながら鏡を見たら、なんと喉の奥に白い物体が!!!
「病気になった!!!!」と言って騒いでいたら彼がやってきて口の中を見てくれた。
「扁桃腺の炎症だね」と言った。
最初彼は「Mandel (ドイツ語でアーモンド)が腫れている」と言ったので、なんだろう?と思って意味がわからなかったが、扁桃腺のことをドイツ語でアーモンドと言うらしい。
調べてみたら、「扁桃」もアーモンドの和名だった。面白い!
リンパ組織が集まって丸くなっている様子がアーモンドの形に似ていることから扁桃腺と呼ばれるようになったらしい。
調べてみると、扁桃腺の炎症は悪い病気とかではなく疲れていたりするとよくなる症状らしい。
喉の痛みや口臭の原因になる、と書かれていたのでやっと気づいた。
前から突然口の中が苦いような変な口臭・味がする気がしていたのだが、それは扁桃腺が膿んでいたからだったようだ。
虫歯や歯周病なのかと思って歯医者に行ったりしたが、扁桃腺が原因だったとは!
早めに病院に行って抗生物質を出してもらう必要があるらしい。
明日会社で先輩に色々聞いてみよう。
そんなこんなでまた帰る時間に。
またね!ケルン大聖堂
そして時間通りに来た電車に乗って自分の街へ!
こうしてみると曇った空と一面の畑がなんだか故郷新潟に重なって見える。
本を取り出そうと思ってリュックを開けたらマウスがいた
モゾモゾ出てきた
眠そうな目が可愛い
そして帰りの電車も時間通りに到着!
すごいぞドイツ鉄道、今回は行きも帰りも遅延・キャンセルなしでたったの10分程度の遅延で済んだ!(遅延なしの概念が変わった)
ザールブリュッケンに帰ってきた。
良い週末だった!
喉に違和感があるが、扁桃腺が原因だとわかったので安心だ。
疲れていたりすると良くないらしいので、皆さんも気をつけて!
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