ドイツ生活319日目 2024/1/27 ディナーにご招待
今日も天気がいい!
なんだか冬がもう終わったかのような空が最近続いている。
先輩によると2月も寒かったり雪が降ったりすることがあるらしいからまだ期待はできないが、思ったよりも早く少しずつ冬に近づいている感じがする。
今日は彼がずっと行きたがっていた、私のお気に入りのフランスの小さな街ザーゲミュンドに一緒に行くことにした!
すごく小さな街なので観光スポットがあるわけでもないが、フランスという外国にふらっと行けることに意味があるのだ。
路面電車は10分ほど遅れたが、無事に到着!
この街はおそらくザールブリュッケンよりも古いのだろう、新しい建物はあまりなく、全部古い建物だ。
閉店して空になっているお店も結構あって少し寂しい。
人口の少ない街を散歩する時のささやかなかわいらしさとと寂しさが織り混ざった感情が湧いてくる。
パン屋さんの可愛い看板
フランスにはドイツで見たことのない木がある。
窓に可愛い植木鉢が置かれている家もあった。
大都市にはないような、素朴なかわいらしさがある。
天気もいいので川沿いを散歩してみることにした。
船に何か書かれていて、それが水面に反射すると読めるようになっている面白いアイデア。
橋を渡っていたら、可愛い犬を連れているカップルとすれ違った。
Google翻訳で「あなたの犬は可愛い」とフランス語に翻訳して伝えたらとても喜んでくれて、男性がフランス語で犬種を説明してくれた。
フランス語で話しかけたくせにフランス語を話されると全くわからず何も返答できなかったので若干「あれ?」という微妙な空気が流れたが、女性の方が「ドイツ語も少しできる!」と言って少し挨拶をしてくれてちょっとだけ会話することができた。
Duolingoで習ったフランス語で「またね!良い1日を」と言うことができて嬉しかった。
複雑な話は全くできないが、現地の人と挨拶だけでもできるとやっぱり嬉しいものだ。
川沿いにはザーゲミュンドの全体図を描いた手描きの地図があってとても可愛かった。
やっぱり筆を使った手描きってなんか可愛いなあ
そのあとは公園にあるスライダー的なもので遊んだり、お散歩もして結構歩いたので喫茶店で休憩することに。
ベーコンのキッシュ、アーモンドのお菓子、チョコクリームのパンを買って2人で分けた。
キッシュがふわふわでとても美味しかった!!!
チョコパンとアーモンドのクッキーは想像通りの味だったが、めっちゃ美味しい!と言うほどでもなかった。
店頭にはメレンゲ?の大きなお菓子も売っていた。
ドイツで見たことのないパンやお菓子がたくさん売っていて、どんなにドイツと近くてもやっぱり国が違うと食文化も全然違うんだな〜と思った。
そしてパン屋さんでバゲットを買って、そのあとはスーパーで晩御飯の買い出しをした。
クリスマスプレゼントで彼の両親が私に買ってくれたラクレットの機械を使って、今日のディナーはルームメイトも招待して一緒に食べることにしたのだ。
ルームメイトとは仲はいいが、一緒に出かけたり食事したりするほど仲がいいわけではないので、最初彼に「ルームメイトも誘ってラクレットを食べよう」と言われた時は正直断りたかったが、
彼の両親が「ミツキがルームメイトと一緒に晩御飯を食べれますように」という願いと共に贈ってくれたプレゼントなので、最低でも一回は使わなければ申し訳ない。
そしてまた同じ電車に乗って家に帰る。
バゲットが長くてリュックからはみ出ているが、それもなんだかフランスっぽくていい感じ。
そしてついにラクレットディナーの始まり!
チーズ、パプリカ、ブロッコリー、にんじん、ジャガイモ、バゲット、ベーコン、チキン、マッシュルーム、玉ねぎ、赤ワインを用意した!
彼も私もおしゃべりなタイプではないし、ルームメイトも最初はちょっと緊張していて若干気まずかったが、赤ワインと美味しいご飯のおかげでなんとか会話も弾ませることができた。
ルームメイトは2人ともドイツ人の友達があまりいないようで、このラクレットディナーの文化は全く知らないと言っていた。
これを機会に典型的なドイツのディナーを体験してもらうことができてよかった!
ドイツに来てからはずっと彼や彼の両親、友達などに招待してもらってばかりだったが、今回初めて自分でディナーを主催することができてちょっと嬉しかった!
楽しかった!
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