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ドイツ生活197日目 2023/9/26 お好み焼きでお別れパーティー

今日は火曜日で授業がないので、仕事をしたり学校の課題をして、夕方は引越しの準備をした。半年前にスーツケースとリュックで日本から来たばかりだし、そんなに買い物もしていないし家具などの大きいものもないので全部1人で運べるサイズなのだが、本がとにかく多い。街で配っているフリーペーパーやチラシ、カードなども全部もらってきてしまうのでそれらを処分するのが少し切なかった。

そして、先週面接をした出版社が雑誌のサンプルを送ってきてくれた!
その出版社のある州とベルリンでしか買えないようなので、ケルンにわざわざ送ってきてくれたのだ。

おお〜

レイアウトが大胆なVOGUEとかEsquireとかのファッション系、ビジュアル系のデザイン性が高いものというよりは、National Geographicみたいな堅実な感じがした。私が東京でデザインしていた時の雑誌も、農家の人のための雑誌や、家庭園芸の雑誌だったりしたので、言語は違うが少し懐かしい感じがした。
ページ数も多く、これを6人ほどのチームで毎週発行するのはかなり作業ボリュームが大きそうだなと思った。

夜は彼の家に荷物を運ぶために2往復して、その後就職でシュトゥットガルトに引っ越してしまう友達のお別れパーティーをした。
彼の家でお好み焼きを焼いて、4人で食べた。

左上がケルンで、右斜め下がシュトゥットガルトだ

シュトゥットガルトはケルンから大体5〜6時間くらい南に行ったところにある。
その子はフランスから来た子で、ドイツ人の恋人がいて彼がシュトゥットガルトに住んでいる。それでシュトゥットガルトのホテルの仕事を見つけて来週から働くらしい!
話を聞いた感じだと一社しか応募しておらず、それでそのまま内定をもらったらしい!
もう1人のイランから来た女の子も4社しか受けていないと言っていたので、ホテルの仕事だと人手不足の業界なのもあるのか就職率が高そうだ。

その子は引越すことで彼の近くに住めるのは嬉しいけど、ケルンがとても好きだったのでシュトゥットガルトが好きになれるかわからないから心配だと言っていた。
確かに、仕事や街を好きになれるかどうかは個人の努力でなんとかなる場合もあるが、やはり好き嫌いが出てしまう場合もある。

どうか嫌な人がいませんように、どうか同僚にヘビースモーカーがいませんように、治安がそこまで悪くありませんように、お気に入りのスーパーが徒歩圏内にありますように、、など祈るしかない部分もある。

暗闇のお好み焼き

フランスの友達が前に焼いてくれたチョコレートケーキが本当に美味しくて、また食べたいな〜と思っていたら、なんと引越しで忙しいのに家で焼いてきてくれたらしい!
美味しかった!!!!!
生クリームを作って載せて食べたかったが、それだとカロリー摂取しすぎになってしまうので我慢だ。

お菓子の本場フランス出身の子が作ったチョコレートケーキだ

そして23時くらいに別れのハグをして解散した。

「シュトゥットガルトずっと行ってみたかったし、会いに行くね!」
「私もケルンにたまには帰るね!」

私にとっても良い友達だし、彼にとっても数少ない貴重な友達なのでやっぱり少し寂しい。
これまでと違って気軽に会えなくなってしまうが、そうは言ってもドイツ国内だ。会おうと思えば半日移動で会える距離だし、寂しくはない!
働けばお金も入るので、学生の頃とは違った遊びができるようになる。
学生時代にできた友達は宝物だ。
ドイツ各地に友達がいるのはとてもかっこいいことだと思う!

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