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ドイツ生活400日目 2024/4/19 午後からケルンへ

今日は金曜日!
午後から有給を取ったので、ミーティングが終わり次第すぐに家を出て中央駅に向かった。
たまたま家を出る時間にぴったりのバスが来たのでそれに乗って駅まで移動した。
ザールブリュッケンはすごい雨が降っていた。

無事に1本目の電車に乗ることができて安心だ。
家から持ってきたお弁当を電車内で食べた。

マウスもレッツゴー!

今まで気づかなかったが、途中の駅のホームが不良の落書きギャラリーのようになっていた。
住宅街でよく見かけるような3秒で描けるような雑なものではなく、きちんと時間をかけて色もたくさん使って綺麗に描かれたものがずらりと並んでいた。

おお〜

こういう落書きはたとえ出来が良かったとしても駅が公式で認めているはずはないと思うし、一体誰がどういう気持ちで描いているのだろうか。

謎だ

そしてこういう落書きは大抵なんと書いてあるのか全くわからないことが多い。
いつかこの落書きを手がけている不良少年?達に色々インタビューしてみたい。
なぜ落書きを始めようと思ったのか、
どこで学んだのか、
スプレーはどこで買うのか、
主に何時ごろ書いているのか、
許可は取っているのか、、などなど、、、


そして20分ほど遅れたが17時前にはケルンに到着することができた!
午後半休を取るとその分4時間早くケルンに到着できる!嬉しい

まだ明るくて嬉しい

彼が駅に迎えに来てくれて、雨だったが早く家に帰りたいという思いで自転車に乗って家に帰った。

おやつ

せっかく雨に濡れながら帰って来たのに、家に帰ったらいきなり日差しが出てきた。でも気温は結構寒い。これがドイツのApril Wetterだ。


最近彼がニョッキにハマっているらしく、晩御飯はニョッキになった。
ベーコン、鶏肉、小さいキャベツ、ニョッキをバターとニンニク、蜂蜜で炒める。
最後に粗く砕いたアーモンドを炒めて散らして完成だ。
これが本当に美味しいのだ。

いただきます


そして夜は新たにNetflixで日本のドラマ『石子と羽男』を観てみた。
前に見た映画やドラマで彼も有村架純と赤楚瑛二を覚えていたらしく、
「僕も日本人の俳優を何人か知っているんだ!」と喜んでいた。

弁護士とパラリーガルの物語で、毎回一話ごとに問題を解決するという構成なのだが、やはり日本のドラマは放送枠?の関係で1話あたり40分くらいでまとめなければならないので少し内容が薄く感じることがある。

弁護士ドラマだと韓国のウ・ヨンウがとても面白かったが、あのドラマは1話あたり1時間以上?あったと思うし、テーマによっては数話かけていたこともあったのでストーリーに厚みを感じたり感情移入できた。

なんとなく物足りなさを感じたので「う〜ん、これ微妙じゃない?他のにする?」と聞いたが彼は「日本語を喋ってるのを聞けるし、東京の景色を観れるから良いんだ!」と言ったので続けて観てみることにした。



そして、今日は私のドイツ語学習歴で特筆すべき出来事があったのでここに発表します!

なんと、9月のフランクフルトブックメッセで買ったドイツ語の小説を読み切りました!!!!!

『私は今日彼に話しかける』というタイトルの小説

タイトルはなぜか英語だが中身はドイツ語

全部で350ページ

ドイツ語で分厚い小説を読み切ったのは初めてなのですごく嬉しい!

もちろん登場人物やストーリーを追うだけで精一杯で、細かい言い回しに感動したりクスッと笑ったりできるほどのレベルではないが、それでも主人公の感情変化などについていくことはできたし、何が起こったのかを理解して状況についていくことはできた。

著者がよく使う単語みたいなのもわかってきたし、結構語彙も増えた気がする。
最初は辞書を引きながらとか、翻訳しながら読んでいたがそれだと時間がかかるし挫折してしまいそうだったので、何が起こっているかだけわかれば細かいことはいい!というスタンスで読み進めてみた。

母国語の人に比べて理解度が50%くらいだとしても、まずは一冊最後まで読み切ることで自信がつくのでいいと思う。

彼がかなり分厚い本を読みまくるタイプなので、そのいい影響を受けることができたと思う。
読み終えた瞬間、彼が隣で「おめでとう!!!」と言ってくれて嬉しかった。

私の中で、外国語で本を読めるかどうかというのは結構大事なポイントだ。

外国語を習得したかどうかを判断する基準は色々あると思う(資格合格、映画を字幕なしで見れる、会話できる、などなど)。

私ももちろん合格しなければならない資格があるし、ドイツ語学習の道はまだ始まったばかりだが、まず「その言語で書かれた本を読むことができる」というのはある程度その言語を習得したと言えると思う。

また2冊目をクリアできるように楽しみつつ頑張ろう!

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