今日は金曜日。アイルランド語で Aoine (イーネ)。

伝統的なカレンダーだと、金曜日には魚の絵が付いていた。断食の日のしるし (下)。

アイルランド語の aoine には断食の意がある。

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ところが、よく見ると、アイルランド語の週の曜日には他にも aoine がある。

水曜日は Céadaoin (ケードゥイーン). 綴りの最後に -aoin が隠れている。文字通りには「第一の断食」の意。

木曜日は Déardaoin (ジェールドゥイーン). これも綴りの最後に -aoin がある。文字通りには「二つの断食の間の日」の意。なぜこうなるかは、ディニーン神父の辞書の Dardaoin の項に書いてある。

つまり、週のうち三日も断食の日がある。水木金。

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この習慣に合わせたわけではないが、今朝は小さな断食をした。ゆうべから16-17時間の断食である。

といっても、朝には、「完全無欠コーヒー」(bulletproof coffee) を飲んだ。いつも淹れているドリップ・コーヒーに、ギーとMCTオイルを加えてよく撹拌した飲み物である (下)。これを飲むと昼ごろまで確かにお腹は空かない。

ものの本によると、このコーヒーを飲んでも、からだは食物と認識しないので、断食のメカニズムが働くという［インシュリンの分泌を誘発するようなものでなければ、断食時間を中断することはない。グラスフェッド バターやMCTオイルは大丈夫。レモンくらいの糖分でもインシュリンは殆ど動かないので大丈夫と石黒医師は言う。考え方はいろいろあるが、カロリーではなくて、インシュリンを分泌させないことが断食時間のポイント］。

ただし、このコーヒーと一緒に糖質やタンパク質を摂ったらだめだ。

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この状態で午前の3時間くらい、日傘もささずに外で行動した。といっても、熱中症を避けるべく、日陰があれば入り、時々水分を補給し、川べりにベンチがあれば休憩した。

それでも、平気だった。確かに、このコーヒーはパワーがある。

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