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滞在の最後の頃、インド中部に向かった。玄奘、アジャンターを視察だ。 切り立った崖の洞…
上座には師シーラバドラが座り、衆僧が周囲に座っていた。 「……汝は何処から来たのか?…
玄奘は、天竺で、仏教の四大聖地を巡礼するつもりだった。 すなわち、ルンビニー、ブッダ…
西域求法の旅、それはガンダーラで以て、一つの到達点を迎える。 だがその前に立ち塞がる…
「ねぇねぇ、何食べる?私、チャーハン!」 一行がバーミヤンに到着すると、猿渡空が早速…
玄奘たち一行は、サマルカンドに到着した。唐で康国とも言う。 ソグド人の中心都市で、古…
玄奘たち一行は、流沙(りゅうさ)に入っていた。 天山南路の難所だ。砂の中、枯れた白い骨が散らばる。 人か。馬か。駱駝か。はたまた二者か。三者か。人外魔境だ。 玄奘は、約200年前、天竺に行った法顕(注160)の手記を思い出した。 沙河中はしばしば悪鬼、熱風が現われ、これに遭えばみな死んで、一人も無事な者はない。空には飛ぶ鳥もなく、地には走る獣もいない。見渡す限り〔の広大な砂漠で〕行路を求めようとしても拠り所がなく、ただ死人の枯骨を標識とするだけである。(注161
石や瓦で積み上げられた粗末な塔があった。 街道沿いに崖があり、その下には泉が湧いてい…
天山南路は難路だった。 右手に、赤茶けた縦筋の山が見える。 火焔山だ。鉄分を含んで…
天井から垂幕が下がっていた。蒼い菩薩像だ。黄金に縁取られている。 ソグド人の胡姫たち…
西暦630年、早くも玄奘は困っていた。 敦煌(とんこう)に、もう一か月近く滞在している。…
その河童型宇宙人は、ニートだった。 全く働かない。いつも寝ている。夢の中だ。 四国は…
20XX年、首都圏東京は水没した! エネルギーは底を尽き、食料は喰い尽くされた! だが都…
猿渡空(さわたりそら)は、21歳の女子大生だ。 さいたま新都心から、表参道の大学に通っている。 パパ活女子大生で、2年目で、年収1,000万を超えた。 だが現在は路線を変えて、童貞1,000人斬りを目指している。 「……君は才能がある。お坊さんの天敵だ」 目の前に、悪魔営業と呼ばれる男が座っていた。 ガラステーブルを挟んで、豪華な白ソファーがある。 パパ活コンサル、六本木の魔王だ。裏社会と繋がりがある。 ここはDear Barbizon 西麻布ビルだ。六本木