先進国株式、米国株式について調べたインデックスファンドは新興国株です。(BoursoBankのPEA口座で買えるETF縛りで調べてます。)

Amundi PEA MSCI Emerging Markets ESG Leaders UCITS ETF

https://www.boursorama.com/bourse/trackers/cours/1rTPAEEM/

Amundi　欧州最大級の運用会社アムンディ社が運用

PEAフランス個人株式投資非課税口座) の対象商品

MSCI Emerging Markets ESG Leader モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルが算出・公表する指数で、新興国で*ESGに優れた取り組みを行なっている企業から構成される指数

ESGとは、環境(E: Environment)、社会(S: Social)、ガバナンス(G: Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉です。企業がESGに配慮した経営をすることで、SDGs (2015年9月の国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」)達成に貢献できる、と言うことができます。しかし、一部でESG投資信託によるグリーンウォッシング(環境配慮をしているように見えて、実はしてない)の懸念や、ESGにすることで証券会社が手数料を上げたりと、今度の動向をチェックした方がいいかもしれません。

UCITS EUの法律に従って設立・運用されている投資信託

ETF 上場投資信託

新興国インデックス投資のメリット・デメリット

メリット

1. 成長のポテンシャルが高い

新興国株への投資は、これらの国々が経済的に急速に成長しているという点で魅力的です。人口増加や技術の進化により、市場の拡大や新たなビジネスチャンスが生まれやすくなっています。これにより、投資先の企業が成長し、投資家には高いリターンが期待できるでしょう。

2. 分散投資によるリスクヘッジ

新興国株への投資は、投資ポートフォリオを多様化し、リスクを分散する手段となります。先進国の経済とは相関関係が低いため、新興国株を組み込むことで、世界的な経済変動に対する耐性が向上します。これにより、特定の国や地域の経済に依存するリスクを軽減できるでしょう。

3. 先行投資のチャンス

新興国株にはまだ開発途上の市場が多く存在しています。これらの市場に先行投資することで、将来的な成長に乗じるチャンスがあります。市場が成熟する前に投資することで、他の投資家よりも早い段階でリターンを得る可能性があります。

デメリット

1. 政治的・経済的不安定性

新興国に投資する際には、その国の政治的な不安定性や経済的な変動に注意が必要です。通貨の価値が不安定であったり、政治的なリスクが高まると、投資家にとっては大きな損失となりかねません。

2. 市場の非効率性

新興国の株式市場は、先進国の市場に比べて非効率的な場合があります。情報の透明性が低いため、株価が正確に評価されないことがあります。これにより、投資判断が難しくなり、投資家が不確実性にさらされる可能性があります。

3. 流動性の制約

一部の新興国株式市場は、取引の流動性が低いことがあります。つまり、売買が難しく、思い通りのタイミングで資産を売却することが難しい場合があります。これは、急激な市場変動や資産の評価が難しくなるというリスクを孕んでいます。

まとめ

新興国株は、潜在的な高リターンが望めるかもしれませんが、同時に変動も大きい傾向があります。新興国株に限ったことではありませんが、リスクとリターンを理解して投資することが重要です。