吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。３年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で848日。
（この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。）

８４８日目。今日はいい日だ。今日「も」いい日。今日は大好きな人とチャットができて嬉しかった。彼女は今体調を崩しておられるのだけれど、ほんの少しずつ回復しつつあるのが、もうもう本当に嬉しい。

誰かを、なにかを愛せるのは、この上なく幸せなことだと思う。
大好きな人やものを思うと、なんだかこう豊かな思いがわいてきて、温泉に入ったかのような良い気分になる。

この毎日投稿もそんなもののひとつだ。この更新はきっと1096日間最後まで続き、自分にとって一生の思い出となるのだろう…！この、まだ確定していないことが今から嬉しい。わたしはまだ起こってもいないことを、勝手に自分の人生に起こった”喜ばしいこと”というポジションにしてしまっている。この可能性を、もう勝手に喜んでいる。

人は、まだ見ぬ可能性すらも、今目の前にあるもののように愛することができるのだと思う。いい勉強になった。。。

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みなさんにも、例えば音楽を思い出すことがあると思います。そのとき、その音は頭の中で再生されますよね。これを、音楽は耳がなくとも聴くことができる、と言いかえることができます。

音楽を鑑賞するのに、耳はいらない。
匂いを感じるのに、鼻はいらない。
味を感じるのに、舌はいらない。
景色を見るのに、目はいらない。

これは、こう考えてみるとたしかにそうだと思えることなのですが、わたしたちはついつい目がないと見えない、鼻がないと匂いは感じられない、耳がないと音を聴くことができないと思ってしまうのです。つい、この考えに支配されてしまいます。

それと同じように、わたしたちは、まだ起きていないことを起こる前から喜ぶことができるのですが、ついつい「まだ起きていないことは喜べない」と思ってしまうのです。

けれども、まだ起きていないことを喜ぶというのは、わたしたちにとってとても大切なことです。それは自分の可能性を認めて使うことであり、未来に対して希望を持つということであり、そしてまた引き寄せによる願望達成そのものであり、かつこれはそのまま”祈り”でもあるのです。

まだ起きていないことを、起こる前から喜ぶということはどういうことでしょうか。これを、起こったとリアルに想像することで達成しようとして、なかなかうまくいかなかったという人も多いのではないでしょうか。今日はそうした体験のある人のために、ぜひにも試してみてほしいことを書いてみます。

それはちょうどこういう感覚です。

自分がファンとして追っかけをしている人の、なんとしても行きたいと思っている最後のコンサートがある。けれどももうそのチケットは完売で行くことができない。しかしある日突然、追加のチケットが販売されると知った。この時点ではまだ行くことができると確定したわけではないのに、わたしたちはとりあえずは歓喜する。歓喜の対象は、その可能性だ。

あるいは、不妊治療に当たろうとした夫婦。今の状態では、現時点の医学では妊娠の可能性はないと断定され、失意の中にある。けれどもある日、治療が功を奏し、身体に妊娠の可能性があると判明した。そのときわたしたちは、この時点ではまだ子どもを自分の手に抱くことができると確定したわけではないのに、とりあえずは泣いて歓喜する。歓喜の対象はやはり、純粋にその可能性だけだ。可能性さえあれば、すでにありがたいと思う。嬉しいと思う。どんなに小さかろうと、そこに一筋の希望があるだけでも感謝する。

今の現実を見て、そこに『ない』ものに目を向けて嘆いているのではない。今の現実を見て、そこに『ある』ものに目を向けて喜んでいるのです。目の前に起こっていようといまいと、ンなこたぁ関係がないのです。そこに可能性があるのであれば、それを思いっきり拡大鏡で見て、喜びの材料に使うのです。この記事に出会ったあなたはなんとラッキーなお方でしょう！こんなにもシンプルなことなんです。イェイ！！こういうことって、ものすごく単純すぎて、逆にわからなくなってしまいやすいだけなのですね。

今の現実を『ない』というほうに解釈するのか、『ある』というほうに解釈するのか、ということですね。今の現実がどうであろうと、可能性さえあれば喜んでしまう。なにもなくても喜ぶことができるのです。つまり、嬉しく感じる方の解釈に使えるのなら、一筋の可能性だろうとなんだろうと都合よく使い倒してしまえばいい、ということです。

リアルに感じるということももちろん大切なことです。けれどもそれは、それまで”リアルな想像をしてみる”という発想に触れたことのなかった人にとってのこと。これをやってみてもこれまで嬉しくならなかったという人は、もう何度もがっかりするのもつまらないのでやめてしまいましょう！

それよりも、今、たった今、自分の望みについてなにがなんでも「可能性がまったくないということはできない」というほうに考えてみるのです。神に誓って可能性が完全にゼロであると言えるかどうかを考えてみてください。あえて必要な要素だけを見られるように、その条件を極端にしてみてください。たとえば、その完全にゼロであるという予測が間違っていたらその場で死ぬのだとして考えてみるのです。

するとこのとき、まあたしかに、完全に可能性がないとは言い切れないけれども…と思いますよね。そこに浸け込むのですよ、奥さん！！自分が認めちゃった宇宙の可能性。その隙間を決して見逃さずに、そこに無理矢理に切り込んでいって隙間をどんどん広げてやるのです。どうやるのかというとこれまたとても単純なのでございます。単にその「可能性がないとは言えない」と認める行為を、しつこく反復＆反復＆反復。これであります。

金を取り立てるチンピラヤクザのしつこさ(？！)で、何度も自分の「自分には可能性なんてない」という弱気の巣食っている家(ヤサと読みましょう)に押しかけていって、オイてめえ！可能性がまだそこにあることはわかってんだ！早く認めて出てきやがれゴルァ！！と言って脅しをかける。これを反復反復反復反復で自分に叩き込むのです！自分がそのうち、うるっっさいわ！！たしかに可能性あるわい！！んなこと最初っからわかっとるがなボゲ！！と言ってしまうまで…！！

ぼんやりとしたリアルな想像、などより遥かに現実を見る目のレンズの歪みを取ってくれますよ。こういう反復が足りない人が、現実を見る目に自分の弱気ばかりを持ち込むのです！！

そして大切なことは、これらをする目的がもちろんのこと、歓喜であるということ。あなたの歓喜、それオンリーです。喜ぶこと。やった！！まだわからないじゃないか！！と思うこと。そのちいさな高揚、そのかすかな興奮、そのやる気、その力。続けることでいずれはあなたを満たす、その歓喜のみが目的なのです。

つまりは言ってみれば、『可能性』だけではなく、その『望み』そのものすら、歓喜を起こすための道具でしかないということ。あなたが欲しいのはその望みを叶えることではないのです。あなたの歓喜です。なぜなら、そうです！宇宙の法則そのままに、そのあなたの”今このときの歓喜の感覚”は、あなたにまた新たな歓喜を呼んでくるからですね。それはあなたの想定外のものです。ここもまた歓喜ポイントですよね。そうなのです！！賢明な読者さまは気が付かれたことでありましょう。未来はいつだって、わからないから喜べるのです。起こっていないことのほうが、嬉しがれるのです！！

あなたが今の現実に対して、なにを感じるのか。それだけが重要だということ。魂はその望みの詳細になど関心はありません。どうでもいいのです。ただ、歓喜したいだけです。歓喜できるのであれば、魂はその望みなんか振り返りもせずに捨て置いて、あなたの歓喜の感覚のほうを選んで、そちらに飛んでいきます。

このとき、わたしたちは「では可能性を見て喜んでさえいれば、魂が選んでくれるということか」と思えますね。これこそが、『宇宙に任せる』という感覚なのです。

わたしたち顕在意識は、まだ起こってもいないことを望み愛するだけでいい。可能性に恋しているだけでいい。あとのことは、魂に任せてしまいましょう。魂の選ぶことは、たとえその望みと違ったって、必ずそれよりもベターなのだと知っていましょう。いつだってベスト。だからもう、そのセンサーをもっていることを喜んで、安心していいのです。

さあもう、あなたには喜べることがいっぱいです。未来は自分にはわからないし、可能性も無限にある。さらには、魂という頼りがいのあるやつが、神さまとタッグを組んで自分のバックについていてくれるのです。

ネガティブになりやすいという人は、この先もいつだってなにがなくとも『可能性だけに喜んでいい』のだということを、胸元に仕込んだ手裏剣のように安心要素として持っていてね。

というわけで今日は、願望実現や希望を持つことについて、リアルな想像をしてみてもあまり良い感じがしてこないという人のための、根本的な考え方の修正と最もシンプルでパワフルなアプローチのひとつについて解説してみました。知るだけでも良い影響のある概念です。ぜひ、ふと思い出すたびに繰り返して読んでみてくださいね。

それではまた、明日ね！！