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851/1096【理解とワーク】”あなたが変われば宇宙が変わる”

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で851日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

851日目。最近、書き表したいものが一日以内に書くのが難しいことが増えてきている。わたしがイタリアで朝7時に目覚めても、日本はすでに夕方の15時なので、日付の更新まで9時間しかないのだ。

朝食後に朝の8時から書き始めても、タイムリミットまで8時間。昼食やその他に取られる時間を考えると、実質最大限で6時間ほど。

そこから事務的なお仕事やオンラインサロンや別の企画についてのことをこなす日の執筆の時間は本当に短く、その間にアイデアを得て書き上げて更新するのが毎日マジでギリギリ。冷や汗をかきながらタイトルを決めて画像を選んでダウンロードして載せ音速でハッシュタグを決めて、残り1分を切ってから投稿ボタンを押すことのほうが多い。まるでカイジの綱渡りのようだ。ざわ、ざわ…!!(『賭博黙示録カイジ』参照)

今日も、本分を書いてからここを書くといういつもと逆の順序となってしまい、このあと校正やらタイトルぎめやら画像探しなどがあるというのに、もう残り15分しかないのだ。そんな自分を、改めてタフだと思った。そう思えて嬉しい。こんな気持ちになれたのも、これを続けているおかげだ。読者さまと書いてくれる自分とに、感謝…ありがとうございます。

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今日は、『自分がいることで及ぼしている影響を考えてみる』ことを強くお誘いする勧誘記事を書いてみたいと思います。

やることはとても簡単で、淡々と自分の存在があることで起きていることを認めていく作業です。たとえばあなたはコンビニに行っておにぎりをひとつ買ったとしたら。そのおにぎりがそのお店からひとつ売れ、そのためにあなたが支払ったお金がお店の売上げとして計上され、その売上の売上げとして記載される数字を永久に変え、その数字は税理士の目に触れ、国に報告される税金額を変える。他の人がそれと同じおにぎりを買うことはできなくなる。それと同じ種類のおにぎりが売り切れる時間を永久に変えてしまう。

そのおにぎりを買う途中に、誰かがあなたの姿を見たとする。その人の網膜にあなたの姿が映る。その人が一生の間に見る景色の中に、その日のあなたの姿がある。ある説によれば人が亡くなるときには、走馬灯のようにその人の一生の記憶が蘇るのだそうだが、そこにあなたの姿がある。

もしそのコンビニで狭い売り場の通路で、あなたを通すために一瞬立ち止まってやり過ごしてくれた人がいたとしたら。その人がそこを通り過ぎるタイミングは、あなたが永久に変えたのだと言う事ができる。あなたがいなかったら、その人は立ち止まることなくそこを通ったのだろう。

そしてその立ち止まって譲ってくれた人は、レジに行くタイミングももちろん変わる。レジを対応する人だってその影響を受けている。

あなたが食べ、あなたが飲み、SNSを使い、その部屋に住んで、着て、履いて、書いて、乗って…そのひとつひとつのことについて、あなたの及ぼしている影響について考えてみる。その、普段目をつけることすらない、気が付きもしないようなとても小さな、しかしなにかに確実に与えた影響について考えてみる。

すると、たとえば街を歩きながらでも、あれも、これも、と気がつき始めることと思います。家で一人でいたとしたって、たとえばブログ記事を読めばそのアクセス数に影響を及ぼしており、ものを食べれば、その食べものがこの世界から減る(消化に回される)わけですね。

これは淡々と自分の存在の影響を認めていくだけのとても簡単な作業なのですが、これは『縁起(えんぎ)』への気付きやワンネスの感覚へとつながる、大変奥深く、深い部分へのインパクトの強いワークです。

わたしたちの多くが、自分自身の影響力について、ほとんどないというイメージを持っているものです。それはまた、「自分には居場所がない」という感覚ともつながっています。

しかしこのワークをするうちに、それが大きな誤解であることがわかってきます。わたしたちは、自分が世界を成り立たせている1ピースであることが否めなくなります。この世界は、すべての要素が互いに与えている影響をもって成り立っています。この世界とは、この宇宙とは、『すべての要素が互いに影響を与えている様子そのもの』です。

その点において、わたしたちひとりひとりの存在は、世界中のほかのいかなる要素とも平等です。カラスとも平等。ハシゴとも平等。クラゲとも平等。オオバコとも平等。UFOキャッチャーとも平等。孫正義氏とも平等。

慣れてきたら、その影響をできるだけ遠くまで考えてみてください。自分ひとりの影響。それは追っても追っても、途切れることがないのが解ります。どこまで?そう、宇宙の果てまで、です。厳密には、あなたの存在は宇宙丸々ひとつの端の端まで影響を及ぼしているのです。

これは単純な関数で表すことができます。

全宇宙ーあなた=宇宙のあなた以外の要素
あなた+宇宙のあなた以外の要素=全宇宙

つまり、あなた、の部分に入る値が変われば、全宇宙のあなた以外の要素全てに影響を及ぼすということですね。これをとてもシンプルに理解したときに、『影響を与えている』という概念が落ちます。

影響を与えあっているというより、互いの在りかたを互いに完全に補完しあっているということです。言い換えてみると、この世のすべてが、「お互いさま」なのですね。

「お前の状態って、俺の影響あって初めて成り立っている状態じゃね?」
「えっ、それはお前の側から見るからそうなのであって、俺からするとお前の状態が俺の影響あって成り立っている状態なんだけど」
「あそっか」
「うんそうだよ」
「うわ俺たちって互いに成り立たせていて、完全に平等にお互いさまだな~!」

ということです。これが宇宙のすべての要素間で起こっていることなのですね。宇宙とはそのように、ジグソーパズルのすべてのピースが互いに変化しながらも常に常にその瞬間瞬間にバチッとハマっている様子のことです。

このことに、ズバッと気がつくのにとても良いワークが、上に紹介したように一旦自分の与えている影響というものに着目するというもの。そのひとつひとつに気がついていくうちに、溜められたそれらのバラバラの気付きは、ある量に達すると突然シナプスがつながって、ひとつの大きな気づきをもたらします。カオスだった情報の中に、シンプルな法則が見えます。バラバラだった情報が統合されます。

みんなつながっているんだ、世界はひとつなんだ…という感覚に目覚めてみたい!という人は多いのですが、なにかちょっとした偶然について「わたしたち、つながってるね~!」と言い合って喜ぶような、感情的なものは意外とその助けにはなりません。それはいっとき酔うだけの、また別のタイプの喜びです。

それよりも、ひとつひとつの影響をもっとロジカルに淡々と認めていくこと。感情は冷めれば変化してしまいますが、ロジカルな認識は熱くなったり冷めたりしません。また、淡々と静かでありながら、やり始めてわたしたちにダイナミックな認識の変化を起こしてくれる熱いワークでもあるのです。

わたしたちが生きている限り、酸素を吸って二酸化炭素を吐いて、体温を放出し、食べ物を消化し、水を体内外に移動させ、誰かの目に止まって互いにその姿を記憶しあい、会話をして互いに記憶を更新しあい、常に常にこの宇宙の要素とやり取りをしています。そのことに改めて自ら気づいてみる。

やってみるととても面白く、起きて動きながらも瞑想しているような意識状態に入ります。ぜひ、日常を生きる感覚に取り入れて楽しんでみてください。これによる気付き、本当にドッカーンと大きい可能性があります。この宇宙が自分と自分以外との完全なる共同制作であることを認めたとき、自分と自分以外を分けている概念がどこへいってしまうのか。これを楽しんでみてください!

というわけで今日は、わたしのいつでも気づき続けている大好きな感覚について、道具もお金も使わずに、自分一人が居さえすればできるワークとしてご紹介してみました。よければ、やってみてご感想くださいね。読んでくださってありがとう。

それではまた、明日ね!!


毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)