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#スポーツがくれたもの

もうすぐ写真撮影を職業にしてから35年になります。主な被写体はスポーツを主材にした撮影でした。

予定では35年目の今年はいまわしい東京オリンピックの翌年になるはずでした。

東京2020オリンピック・パラリンピック招致は当時東京都がまとめるお金のない団体と広告代理店の電通がまとめるトヨタだパナソニックだとお金をふんだんに持った団体と2つありました。私は前者で車椅子バスケや有名選手の写真を個別にお願い撮影して池袋芸術センターや都庁展望台などで展示したりSNSで活動させていただきました。迎えた2013年9月8日のIOC総会で決定した東京開催、その瞬間を涙しながら岐阜のネットカフェのテレビで観ていたことはまるで昨日のことのように覚えています。

そして各方面では「自国で大活躍(荒稼ぎ)ですね!」と言って祝ってもらえておりました。

「いえ、開催期間中は日本を離れて南の島でテレビ観戦してますわ」

と私の中では徐々にトーンダウン、こう返さないと気が済まないくらいに2020年が近づけば近づくほどオリンピックをはじめとするスポーツ業界や団体が嫌いになっていきました。これまで種目を変えていろいろな団体、競技を渡り歩いてみましたが、どこも同じに表向きは綺麗事ばかり並べているものの、裏側では利権や特権、日本のお金ない団体ですら何を守っているのか保身だけが重要なようでした。#スポーツがくれたもの利権や特権、そして放映権でした(笑)もちろんプロスポーツ団体は話は別で、プロであることが重要であり、スポンサーも重要であり、競技普及も重要。ただアマチュア競技でもアマなどおらず、有名選手は事務所に属して自らが引退してタレントになるまでの多種多様でしたし、それもアリだと想っていました。ギブアンドテイク、お互いに利益を分け合いながら。

しかし団体が絡むスポーツ写真撮影などは、お金ない時は「お金ないから」と安く叩かれ、広告代理店が絡みお金できると『誰々の息子』『スポンサー付きのもの』が現れる。もしくは未開の畑を耕し、土を改良し、収穫できるようになると現れる大きな力や財力を持ったもの。そして土地ごと奪っていく。私にとってスポーツがくれたものは #他人を信じてはいけない ということでした。テレビ局も含めて。

そして迎えた2020年、パンデミックは私の望み通りに東京五輪を開催できないようにしてくれました。そして中止を望んでいましたが延期になった2021年、今度は水泳選手を使って、その兄を使って、そして五輪スポンサーの色のついている元選手まで借り出して開催を後押しするようになってきました。テレビは電通や五輪スポンサーでもある企業を無碍にできない。新聞もおこぼれに授かりたい。そして今回はSNSを用いて招致後者が展開をしかけてきました。オリンピック・パラリンピックを何がなんでもやりたい、多くの人々を殺してまでも収入にしたい、一度手にしたお金は返したくない、そこに今度は政治家だけではなく、首輪のついたタレントや元選手を使ってきたのです。

スポーツに携わるものとして一番大切にすべきものは『スポンサーの利益を大切にする』という考え方のようです。これを守れれば自らもおこぼれに授かれる。これを理解出来るようになれば東京オリンピック・パラリンピックに起きた&起きている一連のことはよくわかるのです

中止を訴える人々のメディア扱い、五輪スポンサーもしくは電通の息のかかったタレントさんや議員さん達の主張を聴いていると「東京2020は是非やって欲しい」と今ではそう想う怖い自分がいます。中止や延期などせずに現場を知らない素人どもが無理矢理やってぐちゃぐちゃにして欲しい。

選手や役員はバブル方式で接点はない?!ボランティアやアルバイトは自宅から通い、電車で移動して選手や役員に接します。その前段階で空港検疫では感染はわかりません。感染2週間後の発症は大会期間中の真っ只中でパニック大会になって欲しい。

競技役員やボランティア、アルバイトは全国から来ます。東京だけではなく日本国中に蔓延をもたらしてくれます。逆ももちろん起こります。

選手感染が先かアルバイト感染が先か?!楽しみでなりません。みんな発病して致死に至っても日本は島国、選手役員が無理矢理帰国しなければ世界各国に広がることはありません。

後悔は後にならないとわからない。

みんなしてスポンサーの利権、自分たちの稼ぎを守ったがためにスポンサー企業自体が亡くなってしまったり、政治家さんや各々偉いさん達も死亡してしまったということが理想です。参加選手もお金儲けはリスクを伴うと諦めて感染して選手生命もこの東京で終わりになってもしかたがないのでしょう。

それが近代オリンピックというものです。

たぶんパラ選手達の日々の行動、感染対策のことなど全く考えられていないでしょうしね。

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