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「学校」が合わない子ども

小2になった長男が、学校から算数のテストを持って帰ってきた。
100点だったのに、何故か何やら赤が入っている。

それがこちら。

「けします」のところには「ちゃん」と書いてあった模様



めだか「ちゃん」
かめ「ちゃん」
ざりがに「ちゃん」

問題のほぼすべての解答にこの「ちゃん」を付けた長男。

に私は大爆笑だったのだが。
長男は生き物が大好きなので、無機質な解答に淋しさを感じたらしい。

「けします」

いや、そりゃそうだ。笑
先生は正しい。
私が教員だった頃は、答案はメタクソに厳しく採点していたので、誤字脱字読めない字は全てハネていた。
そういう高校生にならないために、先生は正しく導いてくださっている。
将来、就職などの大事な試験の時に、読めない字の答案は読んですらもらえないよ、と、過去私も言ったものだ。
今となってはほぼオンラインだろうから、もはや字の良し悪しなんてあまり関係ないと思うけど。
とにかく「大きくなった時に困らないように」。
先生はそういう気持ちなのだ。

しかし母としての私は思う。
こういうところにもう少しユーモアをもって返してくれまいか。
長男は決してふざけているわけではない。
ただ「ダメ」ではなくて、何故そう書いたのかをちゃんと聞いてほしい。
そして、なぜダメなのかをちゃんと説明してほしい。

小さい頃から感じていたけれど、長男は日本の学校教育には向いてない。
「学年制」というシステムが彼には合わないのだ。
かと言って他に行くところもなく、学校に行ってもらわない私も困る。
でも、なんかなー…と思いながら日々を過ごしている。

学年制じゃなく自由に学べる学校が地方にもあればいいのにな。

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