はやさかみちこ

宮城県仙台市在住。 元高校教諭。 現在自宅を中心に音楽教室を主宰。 7歳(小2)と4歳…

はやさかみちこ

宮城県仙台市在住。 元高校教諭。 現在自宅を中心に音楽教室を主宰。 7歳(小2)と4歳(年中)の2人の男の子の子育て中。 小1の壁にぶつかり、子どもも自分も納得のいくライフスタイルを模索する日々。 後進指導で自宅教室の経営について、レッスンの作り方についてのサポートもしています。

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    このマガジンはワーママが「子育ても仕事も自分らしく楽しむ」をテーマに日常を綴る共同運営マガジンです。子育てしながらも、noteを楽しみたい方はぜひご参加ください。

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最近の記事

不定愁訴

教育界に身を置いている人は、聞いたことがあるかもしれない。 今は多分もう使われていないと思うけど。 私が教員だった頃は、不登校とか、教室に入れない生徒の指導報告書などによく登場した言葉だった。 昨日、義実家に泊まりに行く予定だった。 今日は義実家の地域の大きなお祭りがあり、子どもたちが「行きたい」と言っていたので、行くことにした。 正直、私は疲れ切っていて、家で過ごしたかったのだが、1年に一度のお祭り、ここは母としてがんばろうと思った。 ところが、昨日、荷物も車に積み込

    • 発達凹凸児ママの働き方改革(希望)

      前回の記事で 「仕事やめようかな」 的なことを書いた。 それも選択肢の1つにおいてはいるのだけれど、仕事の形態を変えたい、というのもある。 というのは、 子ども(特に長男)の学校生活が安定しないので、それに伴って私の生活も不安定になる。 時間がきっかり決まっている仕事はやりにくいな、と感じる。 私がこれからやってみたいな、と思っていることは、 ●音楽葬を広めたい ●介護施設への慰問演奏 ●エレガントメッシュバッグの講師になる ●音楽教室を大人向けに切り替える 今で

      • 人生の引き算

        父が入院した1月末から、週末はほぼ実家で過ごしている。 1人でいる母がかわいそうだと思うからだ。 1人でいるとぼけちゃう、とよく聞くので、それも心配。 ちなみに、私はそれまで実家と距離をとって過ごしてきた。 次男妊娠中につわりがひどくて実家で生活していたが、長男に対する苛立ちや葛藤やメンタルの不安定さをまったく理解してもらえず、両親と大ゲンカして飛び出して以来、近付きすぎないように気をつけていた。 まあそれまで実家に、というか、母に依存しすぎていたのだろう。 その一件は私

        • 母たるもの、自分自身を「ご自愛」ください。

          昨日今日と、長男の行き渋りがすごかった。 朝起きた瞬間から「頭痛い。気持ち悪い。」と始まるのだが、学校に行きたくないのは私もわかっている。 熱を計り「熱が無いからとりあえず行きなさい。」と諭す。 行きたくないなら行かなくてもいい。 それも一つ。 でも、家にいてもダラダラテレビを見るだけ。 これが日常化してしまったら…と思うと怖い。 それは、私がつい先日『不登校児の家族カウンセリング』というサイトを見てしまったから。 「不登校児がその先どうなるか」という、悪い方に進んだ場合の

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        記事

          授業参観が辛い。

          長男の授業参観でした。 泣いた。 クラスの様子を見ていて、2年生になると、子どもってこんなに落ち着くのかー、というくらい、1年生の時とは全然違う。 先生の指示はきちんと通っているし、落ち着いて座っているし、板書もしっかり取れている。 我が息子はというと、 幼稚園時代も、1年生の時も「できる方」だったはずなのに、今年は補助で入っている先生のお世話になりまくり。 ゲーム感覚のプリント学習も、他の子が積極的に何枚も何枚も取り組む中、うちの子は1枚をようやく仕上げている感じ

          授業参観が辛い。

          通級指導

          今年から、長男が通級指導に通うことになった。 通級とは、特別な授業を受けに、学校の授業時間内に近隣の学校に行くことだ。 昨日は初めての通級。 息子は最初は緊張していたようだったが、先生方の温かい声がけにすぐに打ち解けて楽しそうに活動していた。 うちの息子は、ギフテッドではないけれど、かなり言語理解が高く、その他は平均並という超突出型の発達凹凸。 周りから「ギフテッドなんじゃないか」と言われて発達支援センターに行ったけれど、平均値130は超えてなかったのでギフテッドではなか

          父のための買い物

          父の香典返しの品を、母と買いに行った。 葬儀屋さんのカタログから選ぶこともできたし、そうすれば挨拶状もセットで付いてくるのだけれど、母と私は、自分達で用意することを選んだ。 「香典返し」と言っても、通夜、葬儀、自宅に弔問に来ていただいた方にはもちろんその場でお渡しする物はあって、ただ、多く包んでくださる方がいて、用意したものだけではちょっと足りないね、という場合がある。 それ以外に、お香典を郵送で送ってくださった方、弔電を送ってくださった方、お花をくださった方等々、いろいろ

          父のための買い物

          父を看取りました

          3月15日 大好きな父が天国に旅立ちました。 「大好きな」と表現することができるので、なんか良かったなと思います。 表現するの難しいのですが、「大好きな」と言える、思えることに、私と父の関係性やたくさんの思い出、感謝が詰まっているのです。 「大好きな」と言える自分で良かった。 伝わりにくいと思うけど、ただそれだけなのです。 父は今年になって、急にガタガタと体調が悪くなり、なんだかあっという間に行ってしまいました。 病院に入院することになった時、すでに状態は良くなく、父が私

          父を看取りました

          「学校」が合わない子ども

          小2になった長男が、学校から算数のテストを持って帰ってきた。 100点だったのに、何故か何やら赤が入っている。 それがこちら。 めだか「ちゃん」 かめ「ちゃん」 ざりがに「ちゃん」 問題のほぼすべての解答にこの「ちゃん」を付けた長男。 に私は大爆笑だったのだが。 長男は生き物が大好きなので、無機質な解答に淋しさを感じたらしい。 「けします」 いや、そりゃそうだ。笑 先生は正しい。 私が教員だった頃は、答案はメタクソに厳しく採点していたので、誤字脱字読めない字は全て

          「学校」が合わない子ども

          レッスン論

          小学校3年生から通っていた生徒、昨日が最後のレッスンだった。 中学生になって、これからもレッスンを続ける予定だったけど、部活をやりたいこと、最近オーケストラにも入団し、新しい楽器を始め、その楽器のレッスンに通う必要が出てきたため、やむなくピアノは諦める、という決断に至ったそう。 残念だけれど、仕方がない。 ピアノとの出会いがあったからこそ、その子は新しい楽器に挑戦してみようと思えた。 そしてそのオーケストラは私の古巣でもあり、私の後輩になったということはとても喜ばしいことだ。

          砂時計で紅茶を淹れる

          【砂時計で紅茶を淹れる】 ⁡ 最近というわけではない。 長男に対してのイジワルが止まらない。 しつけじゃない。 叱るでもない。 ただ自分のモヤモヤやストレスを解消するために、あたっているだけだと思う。 私の意のままに動かしたい。 私の思う通りに在ってほしい。 そんなこと無理だし、そんなの私のエゴだし、ということをわかっているつもりなのは表面上で、もっと深いところでは理解してないというより、拒否しているのかも。 ⁡ お腹の中で大事に大事に育ててきた初めての子ども。 絶対に無理し

          砂時計で紅茶を淹れる

          息子の言葉が刺さった話。

          「ママ、レッスンのお仕事楽しい?」という、長男の言葉が、思いの外深く刺さっている。 そこに自分の迷いがあるのかもしれない。 私がやりたいのはこの仕事じゃないのだろうか。 と、ぼんやり考えながら、今日はカウンセリングに行った。 昨日書いたように、私は教師時代の充実感が忘れられず、今の仕事に満足感を感じていないのかもしれない。 「教師時代の充実感は、どんなことで感じていたのか?」 と聞かれて、 ●卒業しても会いに来てくれたり、結婚式に呼んでくれたり、という「慕われていた」感は

          息子の言葉が刺さった話。

          仕事の精神性

          「ママ、レッスンのお仕事って楽しいの?」 と、唐突に長男に聞かれた。 「楽しいよ。なんで?」 と聞くと、 「なんか、レッスン覗きに行くと、ママいつもニコニコしてないから。」 と、言われた。 それは君らが邪魔しに来るから怒っているのじゃ!! 「レッスンは楽しいよ。 楽しいけれど、なーんもしないでお金が入ってくるならそっちの方がいいな。 ぐーたらして過ごしたい。」 と言ったら、 「そんなことあるわけない。」 と、冷静に小1にダメ出しされた。 「でも、どうせやるなら

          SNS断捨離

          しばらくSNSから離れていました。 なんか、SNSを見ると、心がザワザワしてしまって。 そして、自分に必要のない情報も取り込まれてしまって、脳が混乱している感じがして。 私は人よりも少し神経が敏感なので、情報にいちいち振り回されてしまう。 情報が、必要以上に自分の中に入り込んできてしまって、まるで、SNS上にあるものが、自分を取り巻く世界の全てであるような錯覚が、もはや錯覚と思えないほどに脳を占拠していた気がする。 SNSを2ヶ月くらい離れていて、だいぶすっきりした。 自分

          知らないからできない、知っているけどできない、知っていてかつできる、は、それぞれ違う。

          最近、オンライン英会話をやっている。 もともと子どものために始めたものだが、サブスク制で家族も使えるので、余ったポイントがもったいないと思って私が使っているのだが、むしろ私の方がはまっている。 私は英語が全然できないけれど、子どもたちの夏休み中、毎朝10分やってたら、なんとなくちょっとずつわかるようになってきた。 学校と幼稚園が始まって、なかなか毎日は難しくなったけど、子どもたちの送りが終わって時間があれば、なるべくレッスンをうけるようにしている。 この、10分、という時間

          知らないからできない、知っているけどできない、知っていてかつできる、は、それぞれ違う。

          「決めた」こと

          この3月で、土曜日のレッスン全てと、実家岩切での教室を終了することを決めました。 理由は、子どものメンタルケア、両親の体調面、自分の心身面の調整です。 開講当初は、もちろんずっと続けるつもりで始めました。 でも、子どもたちの成長と、取り巻く環境の変化、予想と違ったことなど出てきて、悩みに悩んだ末の結論です。 今日は岩切教室最後のレッスン。 「この教室がいい」といって、他の教室に行きたがらない、と、お母さんが言っていました。 ありがたい。 そして切ない。 本当にごめんね

          「決めた」こと