心を開く、開かない、

日本人クライアントと、マレーシア人プロフェッショナルをつなぐサービスを提供している。

日本人は、在住者だったり、日本から当地進出を考えている方々だったり。個人だったり、法人だったり。

日本人に向け日本語を話しメールして、ローカルボスや同僚に向けては英語で話しメールして、双方の間をつなぐべく、日々、仕事上でコミュニケーションはしているが、日本人とは人間関係はほぼ築いていない。私はクライアントに向けて閉じているからだ。心を開かない。私個人の属性や情報を開示しない。一定の距離を完全に保つ。ことによって、メンタルヘルスを保っているからだ。

何ビザで滞在しているのか。何年住んでいるのか、家族はだれなのか。どのエリアに住んでいるのか。適当な作り話をするのも面倒くさい。ただとてもドライな人と思われたら気楽でラッキーだ。

踏み込まない踏み込ませないことで保たれるメンタルの安定性。
不必要なマウンティングに巻き込まれない。

クライアントの中には、海外で日本人と話す、相談するのが楽しいのか、踏み込んでくる人が時にいる。踏み込ませない。で今の職場では通してきた。
先方は話を聞いてもらった、仲良くなった、という感じが欲しい場合もあるのではないか。また私も本当は仲が良い日本人が出来れば(増えれば)お互いに情報交換できて有益に違いない。確かに。でも日本人同士は本当に難しい。マウンティング被害でことごとく痛い目にあい、殻にこもって注意深く過ごすことが大切で、もう簡単に心を開くこともできない。当然新しい人間関係も広がらない。このような心境に将来なるであろうことが、日本から出る時に想像できただろうか。



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