良い気分誘導サービス

私は、人に、喜んでほしいと思っています。また、私は、人に、楽しんでほしいと思っています。

どうすれば人に喜んでもらったり、楽しんでもらったりすることができるでしょうか?

これは、一見すると、難問です。どうすれば人が喜ぶか、どうすれば人が楽しむか、という問題は、人によって答えが異なると思われるからです。

しかし、とても良い回答があります。他人に喜んでもらったり、楽しんでもらったりするために、自分が喜んだり、楽しんだりして、その気分を他人に伝達することにより、他人に喜んでもらったり、楽しんでもらったりすることができるのです。

例えば、他人に喜んでもらいたいとしましょう。このとき、まず自分が喜ぶのです。そして、その喜びの気持ちを持ったまま、喜んでほしい人に接します。すると、自分の喜びの気持ちが相手に伝わり、相手も喜んだ気持ちになるのです。普通、人を喜ばせるというとき、何かプレゼントしたり、誉めたりするのが一般的だと思います。しかし、ここでは、そういう一切の具体的な行動を省いて、自分が喜んだ気持ちになることにより、その喜びの気持ちを相手に伝わって、相手が喜んだ気持ちになるという誘導的手法を採るのです。

相手に楽しんでほしいときも同様です。まず自分が楽しい気持ちになり、その気持ちを持ったまま、相手に接することにより、自分の楽しい気持ちが相手に伝わって、相手も楽しい気持ちになるのです。

これは、テレパシーの一種だと私は考えています。

よく、あの人が部屋に入ってくると、部屋の雰囲気がパッと明るくなる、というような人はいませんか?そういう人は、明るい気持ちを持っているため、その人が部屋に入ってくると、その人の明るい気持ちが部屋にいる人に伝わって、部屋の雰囲気がパッと明るくなるのです。

ある人の気持ちが、別の人に伝わる、というこの原理を応用して、人を喜ばせたり、楽しませたりするための方法を確立することができます。その方法は、以下の通りです。

人を喜ばせたい場合。

①まず自分が喜ぶ。
②喜びの気持ちを持ったまま、ターゲットに接する。
③自分の喜びの気持ちがターゲットに伝わる。
④ターゲットが喜ぶ。

人を楽しませたい場合。

①まず自分が楽しむ。
②楽しいという気持ちを持ったまま、ターゲットに接する。
③自分の楽しいという気持ちがターゲットに伝わる。
④ターゲットが楽しい気持ちになる。

これらの方法を用いて、良い気分誘導サービスを行うことができます。

例えば、落ち込んでいる人がいるとします。その人が、楽しい気持ちになりたいと欲しているとします。このとき、あなたを楽しい気持ちにさせます、代金はいくらいくらです、と言って良い気分誘導サービスの提案をします。相手が提案に乗ってきたら、先ほどの①~④の手順に従って、気分の誘導を行います。

良い気分は、愛情とか、希望とか、明るい気持ちとか、爽やかな気持ちとか、いろいろ考えられます。どれも、先ほどの手順を応用すれば良い気分に誘導できるはずです。

この商売、やってみようと思います!

また、平和な気持ちを持てば、他人にも平和な気持ちが伝わり、争いをやめ、仲良くするかもしれません。世界平和にも貢献できるかもしれません。

また、良い気分発生装置を発明して、このボタンを押せば、喜びの気持ちの波動が装置から発散される、といった装置が作れるかもしれません。こういう装置ができれば、世界中に良い気分を人工的に発生させることができるようになるかもしれません。

この装置の開発、やってみようと思います!

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