戦い、争い、競争を好むタイプの人が、平和に暮らすための方法

戦い、争い、競争を好むタイプの人は、他人を支配したがります。他人を支配するために、戦いに勝って、負けた相手を支配するのです。

このタイプの人は、他人を支配するか、他人に隷属するかのどちらかしかありません。自分がボスになり、他人に命令する立場に立つか、逆に、他人の命令に従う立場に立つか、そのどちらかしかありません。

他人に命令する立場に立つためには、他人と戦って、勝たなくてはなりません。そのため、このタイプの人は、人の上に立って命令をする代わりに、常に下の者から挑戦を受けるか、大人しく負けを認めて他人に従うかしかないのです。

戦いに勝って、負けた相手を支配し、命令する立場に立つと、他人に命令する立場を守ろうとすると、ことあるごとに他人と戦って、勝ち、他人を支配し続けなくてはなりません。勝者の人生は、戦いの連続であり、戦いは誰かに敗北するまで続きます。戦いに負けたら、勝った人に服従することになります。

戦いに負けた人も、他人の命令に従うのが嫌になったら、上に立つ人に挑戦して、優劣を競うことができます。下克上を成し遂げれば、自分が上に立ち、他人に命令する立場に立つことができます。

このように、他人に命令する立場に立とうとすると、他人と戦うことになります。勝者は下の者から挑戦を受け、敗者は下克上を目指して上に挑戦します。戦い、争い、競争を好むタイプの人は、命令権を手に入れるために、他人と戦うのです。

このタイプの人が平和的に暮らそうとするとき、どうすれば良いでしょうか?命令権を欲しがらなければ良いのです。他人を支配したいと思わなければ良いのです。つまり、他人に隷属することを受け入れれば良いのです。支配され、命令に従うことを決意すれば、上と戦う必要はなくなるのです。

では、誰が支配者になり、他人に命令をする立場に立てば良いのでしょうか?私、竹本倫紀が支配者になります。私を除く全世界の全ての人は、私の命令に従えば良いのです。なぜなら、私は、世界平和を実現するための命令しか下さないからです。私が全世界の全ての人を支配すれば、世界平和が実現します。

私は、平和的手段のみを用いて世界征服します。私は、言葉の力によって、全世界の全ての人を服従させます。異論がある人は、私と議論しましょう。私は、言論戦なら受けて立ちます。私は、平和的手段、すなわち言論戦で他人と戦い、勝って、負けた相手を支配し、命令するのです。

戦い、争い、競争を好むタイプの人は、議論では私に勝てないと負けを認めて、私に支配され、私の命令に服従しなさい。そうすれば、このタイプの人は、平和に暮らすことができます。

このタイプの人は、命令権を欲しがるから、戦うのです。負けを認めて、支配され、命令に従うことを決意すれば、それ以上戦う必要はありません。

このような考察から、世界平和とは、1人の支配者が全世界の全ての人を支配し、服従させ、命令し、支配者を除く全世界の全ての人は、支配者に対する敗北者であることを認め、支配者に隷属する世界の秩序であることが分かりました。

世界平和とは、ある個人の独裁体制によってのみ、構築され得るものなのだと思います。私は、その独裁者になる運命にあるのだと思います。

しかし、安心してください。私の独裁体制は、平和的手段のみを用いた、安全なものです。命令も、世界平和を維持するための平和的命令しか下しません。全世界の全ての人は、私に支配されることにより、平和的に暮らすことができます。平和的に暮らすこと、それが、全世界の全ての人にとっての真の価値であり、その価値を語るのが私であるからこそ、私は、言論戦に勝てるのです。

私は、命令権を保持するために、言論戦で他人と戦い、勝って、負けた相手を支配し、服従させ、命令し、世界の秩序が平和に保たれるよう努めます。私は、命令権を保持するために、言論戦で他人と戦います。でも、戦う手段が言論戦で平和的なので、私は、他人と戦いながらも、平和的に暮らすことができます。

戦い、争い、競争を好むタイプの人は、言論戦という平和的手段で戦うか、命令権を得ることを放棄して他人に隷属するかすることにより、平和的に暮らすことができます。

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