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予感の実現

生きてきてわかるのは
どこまでも人生は
私自身が描き続けるものだ、ということだ
描き切った先が私の心にない半年間
もがき続けた
どこにいけば良いのかわからず
いろんな世界を覗いたり内側を覗いてみたり
強制的に人を自分の内側に入れてみて
そうすることで他者の視点に映し出される
ありのままの自分と対面することになったり
どんなことをしたって、何かを捨て何かを選び
進まない限り永遠に続く螺旋の中からは抜け出せない

3年間、予感/Hunchをやっていく中で
私は思いつく限りのできることをやり
「やりたいこと」「得たい経験」を体感し切ったように感じた
もうここは私のいるべきところじゃないとはっきり気づいていた
しかし抜け出し方がわからず、人に立ってもらったり、
私が抜け出した状態で動く場所として残す方法を模索したり
しかし、やればやるほどわかるのは
ここは社会に対して自然に出来上がったものではなく
私と一体化して成り立つ何とも捉えられない空間であったということ
そして私自身がこれ以上ここと共に生きていく気持ちがないのなら
終わらせる、それだけが唯一の道でした
これまでの人生の全てを投じて産み出したものであったから
これが何か別のものになるところを見たい、なんて
親のエゴで、半年間もがいてしまいました
その中で見つけたのは自分自身の未熟さや不甲斐なさ、人間という不完全さ
しかしそれと共に向き合ってくれる人々がいるという奇跡のような現実

人生プラマイゼロだ、と表現してくれた人生の大先輩
人生は苦悩だ、というヴィパッサナー瞑想
身体を観察すればわかる無常という体感
走馬灯のように思い返す人生もまた無常

実は深刻でも輝かしくもなくただある現実
それに心が映し出されるのなら、少しでも晴れやかな気持ちで
最後の三ヶ月に取り掛かりたいものだと切に思っています
それでもいろんなことに影響されあう人間
身体が動かない時もあれば軽々しく全てやってしまう日もある
その中で少しでも今の自分に合う日常を見つけ出し
秩序を作り出し生きていく、ために再度立ち上がりたいと思います
しかし、3年間渋谷のど真ん中で予感と共に
どっぷりと生きてしまったことで
異常なるカオスへの耐性がついてしまった今、本当にそこから
抜け出せるか、が一番心配!鍛錬!

予感/Hunchをやめるという決断は
私にとって11年間のビジネスというものと向き合ってきた人生を
一度終わりにするという選択に近いものです

この三ヶ月を乗り越えた私は
これまで自ら抱えてきた全てから自由になり
11年ぶりの解放感に満たされているだろうと想像できます
鎧を一つずつ脱ぎ捨て
真っ裸になった私という存在がどんな気持ちで
どんな感覚で、どんなものだろうと先走る気持ちについつい
持っていかれそうになりながら
今私がやるべきことは、この目の前に広がる現実
これを一個一個味わって見て、体感すること
さて、やることはたくさんあるのにあっという間であるはずだから
気合を入れて生きていきます!
少なくとも私にとっては人生一の大きな大きな転換期
未来へとつながる大きな渦になるはず
それに巻き込まれてくれる物好きなそして心優しい皆さん
お集まりいただいて、東京にこの空間がある最後のひとときを
一緒に楽しんでいただけますと幸いです!

BIG LOVE!
そして関わる全ての皆さんに大感謝!
いつもありがとう。


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