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#23 エリザベト=クロード・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665~1729)Courante/Sarabande/ Chaconne L’Inconstante 

#22に続き 、ド・ラ・ゲールの組曲からクーラント・サラバンド・シャコンヌです。

クラヴサン曲集第1巻(1687年出版)は4つの組曲から成り、冒頭部。1~3はPreludeで4はTocadeです。いずれもノンムジュレで書かれ自由な作風で書かれています。


こちらも装飾音が多くとても素敵な曲です。
軽やかで女性らしい?美しさがある曲ですが、クーラントとしての力強さも兼ね備えています。

Chaconne L’Inconstante 「気まぐれなシャコンヌ」は数小節ごとに長短調を繰り返し、女心なのか?かなり珍しい作風である。変わっていると言えばフランソワ・クープランの第2巻にも「L’Unique」個性的な曲があるが、こちらは短い曲で、後半にgravementとvivementが交互に現れる。しかし、ド・ラ・ゲールほど風変わりではありません。

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