#7 Messe en Mi op.13より

Leonce de Saint-Martin(1886〜1954)
パリ ノートルダム大聖堂のオルガニストでした。
Louis Vierne(1870〜1937)のあとを継ぎオルガニストを務めました。
この曲はMesse en Miの中の1曲、間奏曲です。短いですが美しく、パリのノートルダム大聖堂のオルガンで聴けば壮大なものでしょう。
演奏しているオルガンは日本を代表するオルガン建造家、辻 宏氏の1983年作のポジティブオルガンです。小型ですがパイプオルガンで、温かみのある、そして深みのある音を持っています。この曲は私がオルガンの練習をする時にいつも弾く曲です。


余談ですが、
Louis Vierneは優れた教育者でもあり、彼の弟子には教育者・作曲家ナディア・ブーランジェやオルガン奏者モーリス・デュリュフレがいる。ナディア・ブーランジェと言えば近・現代のヨーロッパの作曲家たち、演奏家たちの多くが影響を受けた優れた教師です。彼女の息のかからなかった音楽家は居ないと言える存在です。

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