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JFCアジア➕2024

先日のコンサートは日本とニュージーランドの作曲家による現代の作品の会でした。
弦楽器とタオンガ・プーオロの演奏のコラボレーション。
他、弦楽三重奏曲、ギターソロなどバラエティに飛んだ音楽会でした。
遠藤真理子氏、フィリップ・ブランリー氏、マリアナ・ティカオ氏、ジリアン・ホワイトヘッド氏の作品、遠藤雅夫先生の弦楽三重奏曲はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのそれぞれの掛け合いが面白く、川島素晴氏の「ギタ・セクスアリス」は様々な道具を使い、弦と板と空洞という楽器ギターの使い方の面白さを観ました。
タオンガ・プーオロ奏者で作曲家であるホロモナ・ホロ氏の楽器解説は歌うように詩を語り、マオリの人々の伝統的なスピリッツを楽器や歌で教えてくれました。ニュージーランドの大地に誘ってくれます。
ホロモナ・ホロ氏は他の楽器とのコラボレーションを通じてその活動を広めています。


タオンガ・プーオロは動物の骨や木、水晶、瓢箪、貝などから作られた楽器でその数40ともおっしゃってたかなー。
日本の尺八に似た発音楽器やアイヌの口琴のような楽器や、大小の楽器によって、風の音、動物の声、鳥の声が聞こえてきました。
信仰心や感謝の心、人間も自然の一部であって、なんと非力な存在なのか。
きっと自然に受け入れてもらえるようにこれらの道具を使って表しているように思えました。
音楽の本質ですね。
大いに自分の未熟さ、足りなさを教えていただきました。


昨日の演奏ではないですが貼り付けておきます。


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