見出し画像

【HSP】お互いに気をつけたいこと

心に寄り添うピアニスト、山口美智代です♪

ここまでいろんなHSPの気質のことに触れてきましたが、HSPに限らず、世の中にはいろんな考え方や性格や気質、特質を持った方がいて、「こういう人もいるんだな」、というのをただ知ってほしい、なにか特別なことをして欲しい訳ではなく、そのままの意味で「知ってほしい」がために発信を続けています。

現在はそういう情報などが増え、わりと理解してくれる方やとりあえず知ってくれている方が増えているように思います。
とりあえず知ってもらった上で気にかけられるところがあればなにかやってみてもいいし、やっぱり理解できなければ離れればいいだけ。
最終的な解釈は読んでいただいている方それぞれにお任せしています。

ここからはあくまでわたしのいち意見です。
逆にこれに甘んじて、ただこうして欲しいああして欲しいと他人に委ねるだけで、自ら変わろうとか、動こうとしなくなるのは違うと思っています。
ごくたまにですが、勘違いをしてしまっている方がいるので、あえて書く事にしました。

気質や特質のせいで生きづらいことがたくさんある、それは仕方のないことです。
だから、それを逆にプラスの方向にうまく生かせるようにすることが大切であって、「こういう気質なんだ」、「こうだから仕方ない」、のまま止まっていることは良くないと思います。大事なのはその先。
「だから代わりにこうしてみよう」「とりあえず相談してみよう」
どんなに小さなことでも、少しずつ自分で動くからこそ、他人も動くものだとわたしは思っています。
もちろんうまくいかないこともあるでしょうし、失敗するのが嫌だなって思うかもしれませんが、それでは何も解決しません。

もともと自分の気持ちがわかってもらえないから苦しんでいたのに、それが結果的に人の気持ちを考えない言動になっていたとしたら元も子もありません。
たとえば、仕事で自分の気質でできないことや苦手なことがあって、それをほかの人に丸投げして自分は何もしないとか、雑にこなすのは、周りの人にとっては今まで以上に厄介です。

周りに気質や特質を理解してもらった上で、できる仕事だけはきちんとこなすとか、できないならやり方を変えてみたり、初めから断る努力をするなど、とにかくできないなりに精一杯のことをやらなければ、同じことの繰り返しです。
そんなことではまた「それは甘えだ、弱さだ」と心無い言葉を言われても仕方のないことだと思います。

それぞれの気質や特質のプラスの部分はしっかり生かしつつ、マイナスな面もしっかり自分で認めてあげた上で、「そこをどうにかしたい」、「なんとか変わりたい」という気持ちがなければ、理解してもらうことは難しいし、せっかく理解してもらったのに離れていってしまうかもしれません。

具体的なことは言えませんが、何人か、そういう人を見聞きしてきました。
「自分は苦しんでるんだからもっと察して」「もっと勞って」
これではただのわがままにしか見えなくなってしまいます。
自分軸になることと自己中になることは違います。
本当に苦しんでいて理解して欲しい人を差し置いて、横暴な感じにも見えます。

お互いに理解しあって、お互いが無理のないようにいい人間関係を築いていけるような人生を目指したいものです。

よろしければサポートお願いいたします。 たくさんのアーティストさんの力になれるよう活動してまいります!