20240501 熱量の無さ

自分がこうやって人を忘れたように
他人も私を忘れていくんだね

自分の熱量の無さが苦しい
もっと簡単に言えば頑張れない
ただ作るのが楽しくて作っていた時期があった
その頃に比べて明らかに勢いが無い
結局人に言う為に作っている 最近何してる?曲作ってる という会話をする為だけに作っている
人にものを作っている人だと思われたいくらいならまだ健康的だった。 深く考えずにとにかく売れたいと思っていたときのほうがまだ勢いはあった。行動ができた。今は、何もしてない人だと思われたくないという理由で作っている。
本当に音楽の仕事がしたかった。それももう過去形だ。最初は曲なんか書けなくて、ネットが無くて情報もなかったから好きな曲の歌詞カードを横に並べて見よう見まねで歌詞を書いた。10代のうちに何か一つ音楽の仕事をすると当てもないのに決め込んでいて、どうにかして作詞の仕事を引き当てて19の時に初めてコンペに通った。「車高の高い車にも、低い車にも流して貰える音楽を」を掲げて、実際に映画の劇中で車高の低そうな車のBGMで自分の曲が流れた。挿入歌も歌わせてもらった。音楽の仕事をもっとしたいと思っていた。当時は。
未確認だって通った。二次止まりだったけど。今思えばトントン拍子というか、どちらかと言えば順調な方だった。未確認、CHACCA優秀賞、クマ、この辺りからコンテストに受からなくなった。賞歴じゃなくて客を増やすフェーズだということに気づくべきだった。もっとその時に色々やるべきだった。主にライブ。曲だって少ない。
歌だけはどうやっても上手くならなかった。ギターは正直今もそこまで弾けない。だからわざわざチープさを前面に出す方向性にした。それを良いと言ってくれる人たちがちゃんと居た。そのほうが評価もあった。なのに頑張れなかった。続けられなかった。続けるけど。
音楽に対する病的な執着がほとんどなくなってしまった。瞬間的になくなることが増えた。今みたいに。音楽に対する、と言うより音楽をやっている自分に対する執着。その割にはそこまでやっていない。そこまで作っていない。やめたい。DTMなんか知らなくて、曲だって大して聴いていなかった頃に戻りたい。やめるのだけはちがう。そうやってやめて散々後悔してきた。もう後悔したくない。あの時頑張っておけば良かったと思いたくない。もっと出来たかもしれないと思いたくない。何もしたくない。何もしたくない以上に絶対に後悔したくない。後悔したくないがモチベーションもない最悪のところに居る。焦りだけがある。もう寝るしかない。

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