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明日も愛猫に逢うために

今日も眠い。けど、今日は書く。

愛猫ネオが慢性腎臓病になり、だんだんと嘔吐の回数が増えていき、ひと月のうち半分以上吐いていたこともある。病院に行った時は吐き気止めの注射だったり、お薬を処方してもらっていたけど、もう今はよほどのことがない限り病院には行かないし、ホモトキシコロジー(以降ホモトキ)を開始してからは、嘔吐が一週間なかったこともあった。過去形なので、今はあるということ。

前まで、嘔吐物はフードや毛、胃液や胆汁だったけど、今は食事がほとんどとれていないから、嘔吐をもよおす時のあの苦しそうなゲコゲコをするものの、嘔吐物が何も出ないことが多くなった。少し血を吐いたことも一度だけあった。カラダ全体を使ってゲコゲコやるし、体重が落ちたから余計に辛そうに見えるし、体力も使っちゃうしで、本当にかわいそうだ。

実はホモトキを処方してくれている病院の先生には、ホモトキを開始した11月頃から自宅でのセレニアを薦められていた。自宅点滴をしている最中にラインに付いているゴム管にセレニアを入れた注射器を刺して、点滴と一緒に流し込むというのだ。
先生が薦める理由としては

元気や食欲がないのは(嘔吐がなかったとしても)、吐き気が関わっていることが予想されます。  
吐き気が楽になると、穏やかに眠れたり、何も口にしていないのに気持ち悪さと戦っている症状が少なくなることが期待できます。
きつい吐き気の場合、完璧に抑えられるかは分かりませんが、少しでも苦痛を和らげる目的でセレニアを使用される価値はあると思います。

とのこと。
だけど、自宅点滴を一人でやっている私にとって、その作業がどれほど大変なことか。ネオは比較的おとなしいほうだけれど、途中で動いて暴れて点滴の針が抜けることはたびたびあったし、それなのに、私以外にネオのカラダを抑える人がいないのに、その手を離して別の作業をするのはハードルがめちゃめちゃ高い。

私がここまでネオの腎臓病の看護に関して、わりとうまく向き合えてこれたのは、私がストレスを抱えないというのが理由のひとつでもあった。

自分がストレスを抱えてまで無理をしないをモットーにしているから、点滴だけでも何度やっても緊張して必死なのに、点滴中にもうひとつだなんて、更に焦るしプレッシャーになりすぎて絶対に無理だとわかっていたから、ずっと断り続けていた。

でも、昨日から3日間だけやってみることにしたのだ。

理由は2つ。
いよいよネオの体力がなくなって、すっかりおとなしくなったので、点滴中にできると判断したから。
もう残り時間が少なそうだから、少しでもカラダがラクになるのであればやってあげたいと思ったから。

昨日はちょっとしたハプニングがあったけど、ほぼほぼ完璧にできて、今日は全く問題なく完璧にできた。それもこれも、やる前に30分くらいシュミレーションして練習したからね。ここで失敗して焦って落ち込みたくないし。そもそも失敗している場合ではない。

おとなしく輸液頑張ってる
練習の甲斐あって成功

これが本当に効くならいいけどね。

今日のネオ

この3日間ほど、チュールも食べれなくなっていて、もうほとんど歩けず、クニャってなっちゃう。
昨晩も自分の寝床からダイブして(落ちてきて)、私のベッドで一緒に寝たけど、眠れないみたいで、寝返りも多くほとんど寝ていないと思う。
あと、首から背中にかけて冷たい。お腹も。前脚の肉球も悲しいほど冷たい。温める工夫はしているけど、それをすればするほど寒いところへ行きたがる。
痙攣もたびたび見られる。
このまま旅に出発してしまうのではというのが何回かあったし、今、noteを書いている私の横で、ネオは少し苦しそうだ。

日差しがネオにあたって焦げてとろけていた
今日の夕焼け

明日もネオに逢いたいよ。


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