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#35 宝くじで人生は変わらないけど一時の夢は買える

こんばんは。Mickey★です。

お金を上手に活用することで、お金の悩みから解放されて幸せになれる「お金との付き合い方」をご紹介しています。

年末やサマージャンボの時期になると宝くじ売り場に列が出来て、買っている人をよく見かけます。
ほとんど当たる確率がないと多くの人は、分かっていると思いますが、『もしかしたら当たるかもしれない』という一時の夢を買っているのかなと思います。

宝くじは、博打の一つであり、一番儲けているのは元締め(地方自治体)となっています。

宝くじのしくみ

宝くじは、一般の個人や会社などが発売することは、日本の法律で禁止されており、宝くじを販売できる権利を持っているのは、地方自治体となります。
地方自治体は、総務大臣の許可を得て発売元となり、発売等の事務を銀行等に委託しています。
業務を受託した銀行等は、地方自治体の発売計画に従って宝くじ券の図柄選定、印刷、売り場への配送、広報宣伝、売りさばき、抽せん、当せん番号の発表、当せん金の支払い等を行っています。
銀行等でTVCMをしたり、宝くじ券の印刷はできないので、銀行から更に他の会社に再委託をされています。

宝くじ業務の受託関係図(引用元:宝くじ公式サイト)


宝くじの還元率

還元率とは、払ったお金に対して、いくら戻ってくるかの割合となります。
そして、宝くじの還元率は、日本の法律によって「当せん金付証票の当せん金品の金額又は価格の総額は、その発売総額の五割に相当する額をこえてはならない」となっています。
そのため、還元率は50%未満ということになります。
宝くじの公式サイトには、販売した金額に対する使い道が書かれており、還元率は47%で、その他に印刷費や販売手数料で15%、地方自治体の公共事業で36.6%、残りの1.4%は社会貢献に対する広報費用として使われています。

収益金の活用内容(引用元:宝くじ公式サイト)

1枚300円の宝くじを買うと、141円が戻ってくる可能性があるということになります。なお、これは宝くじを買うという行動に対して、その結果の平均値であり、購入枚数が増えるほど、この平均値に近づいていく形となります。

宝くじで1等が当たる確率

調べてみると、1年以内に宝くじを購入した人は、全体の4割いたので、結構多くの人が購入をしていました。
それだけ、多くの人の期待や夢が詰まった宝くじですが、どのくらいの確率に当たるのかを調べてみました。

サマージャンボの当選確率

1等は1000万分の1のため、神奈川県(923万)の中で全員が1枚を購入して、当たるか当たらないかというレベルになります。
一人で毎日、1枚の宝くじを購入して27,397年後に当たるかもという風に考えると、よっぽどのことがないと当たらないということが伝わるのではないかと思います。

なお、ジャンボ宝くじ以外にロト6やスクラッチ等もあり、確率はジャンボ宝くじよりは良いものの、還元率は50%未満で低い傾向にあります。

ここで紹介したように宝くじを買うというのは、ほとんど当たらないので、オススメはしません。
ただ、宝くじを買った後に「もし、当たったら・・・」という一時の夢を見たい人や抽選日までのワクワク感を楽しみたい人は、前向きな感情を貰えるので、購入しても良いのではないかと思います。


因みに、他人に殺される確率は0.03%です。
今日、安倍元総理が選挙の応援演説中に銃撃され、亡くなられました。
安倍さんと近しい関係性ではないので、実際にどのような人柄だったのかは分かりませんが、海外に比べて治安の良く民主主義を謳ってる国で、このようなことが起きるのは、いたたまれない気持ちです。
心よりご冥福を申し上げます。




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