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座禅会に行ってきた話

こんばんは。Mickey★です。

最近では、マインドフルネスや瞑想が流行っていますが、以前から行きたかった座禅会に行ってきました。
瞑想自体は、一時期、自分でやってみたものの、10分でもあまり集中していなかったので、ちゃんとやってみたかったというのがあります。

都内で有名なのは、谷中にある全生庵のようで、検索するとオススメのお寺の上位に挙がってきます。座禅は、早朝にやっているものだと思っていたのですが、夜の時間に開催するところが多く、意外でした。
私が今回、行ってきたのは、上野にある『宋雲院』というお寺です。
このお寺の口コミを見ると、寺でマルシェというものを開催していることがあり、『カレーパン』の口コミがいくつかありました。
座禅については、あまり主だった口コミはなく、座禅が25分×3セットと茶礼があるということくらいでした。
このお寺では、毎月の第2日曜の前後3日間で19時から座禅会を開催しており、初めての人は、座禅の座り方の説明があるので、18時20分までに来てくださいとのことでした。

上野の浅草口方面を出て、台東区区役所の方面に向かうと、薄暗い路地に控えめな感じで門があり、座禅会という看板が掲げられていました。

門を入り、左側の建物のドアを開けると、1階で女性の方が迎えてくれ、筆で記帳をすると、2階の待合室に案内されました。
その後、18時半頃に住職が来て、3階の部屋に通されました。
2階の待合室には、私以外にもう一人居たのですが、初めての人ではなかったようで、私一人だけでした。座り方、姿勢、呼吸の仕方の後、全体の流れの説明を一通り受けました。
座禅は19時から開始し、25分で1セット、5分休憩のため、20時25分に終了し、その後、住職の講話(小話)、般若心経を一緒に唱えて終了と受けます。
座禅というと、お坊さんが木の板で肩を叩くイメージがあると思いますが、自分からお願いしない限り、打たれないとのことでした。

19時前に女性が1名来て、19時過ぎに待合室に居た男性が1名来て、住職プラス3名で座禅が始まりました。
8月に比べたら、暑さも和らぎましたが、冷房のない部屋で窓からの風だけを頼りにひたすら、畳の一点だけを見つめ続けて、呼吸を数えるのは、なかなか大変でした。
2セット目までは、集中力も持ったのですが、3セット目の前の休憩で、痺れた足をほぐすために畳を歩くというものに途中から参加したのですが、(無理に立ち上がろうとすると、捻挫すると住職から事前に説明があったので)そこで歩いて筋肉を解したのは良かったのですが、その後に足を組んで最初は良かったものの、足の痺れがひどく、手も痺れてきたので、呼吸を数えながら、ひたすらに痺れによる痛みとの闘いで、心を整えるよりも痛みに耐える方に意識を集中してしまいました。
座禅を終えて、1回目の休憩の時はゾーンに入った感じだったのですが、2回目の休憩で動いたことにより、集中力が切れた気がしたので、私の場合は、2回目も自分の座布団で気持ちを保った方が良かったと感じました。
おそらく歩かなければ、3回目の座禅も集中できた気がします。
なんとか、3セット目も乗り切り、その後の講話に入りました。(この時は、正座)
9月のお彼岸という時期のため、お彼岸の始まりと、後半は、ぼた餅とおはぎの違いの説明を受けました。

その後に般若心経を一緒に唱えるのですが、男性の方は常連のようで、住職並みにお経を唱えていました。
お経を唱える時も集中力が増すので、なんかよく分からないパワーがみなぎりました。

座禅の間は、色々な雑念が現れるとのことでしたが、呼吸の数を数えるということに意識を集中することで、やり遂げることができました。
住職が言う通り、外から聞こえる物音、救急車のサイレン、匂い等、そういったものに普段、いかに自分の思考(意識)が移ろっているのかが、よく分かります。座禅中は、お腹(へそ)に自分自身の意識を持つことに集中していました。
20代の頃は、細かな機微や誰かの言葉に深く傷ついたり、自分の振舞に後悔をするということで心(思い)を引きずることが多かったものの、いつしか、そういったモノをある程度、シャットアウトできるようになっていたので、20代の頃に受けた方が良かったかもしれません。
今回、座禅体験をして、現状では、あまり雑念や考えに左右されていないということが分かりました。自分の考えとか思い悩みが多い時に受けた方が効果があるかなと感じました。


宋雲院のホームページ

※HPの更新が2022年9月27日で止まっているので、更新は頻繁ではなさそうです


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