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書籍レビュー「GACKT敗戦期」

こんばんは。Mickey★です。
GACKTさんのファンを止めてから約10年が経ちました。
それでも彼のライブ、映画、本等に触れているので、『それはファンじゃないのか?』というツッコミが飛んできそうです。
私の中でのファンの定義は、その人が行うことを全肯定(少しの疑いも持たないし、その考えすら浮かばない)、その人が居なくなることで心の中で大きな喪失感を感じる(もう生きる理由が無いみたいな…)というレベルなので、少し(だいぶ?)重いかもしれません。
でも、少なくとも20年前の自分は、こんなレベルでファンだったので、2年前に芸能活動休止というニュースがありましたが、正常な精神で受け止められなかった可能性があります。
今は、良い面、悪い面を含め、客観的に見ることができて、たまに話題になれば、見る程度です。
因みにこの本のタイトルは、敗戦期と書かれていますが、GACKTさんは大の負けず嫌いなので、『負けを認めずに挑戦し続けて最終的に勝っている』ので、一度も負けたと思ったことはないと断言されています。
これは、GACKTさんという人格形成にも大きく関わりますが、一般的には、『GACKTは、何でもできる』と思われている裏で、血の滲むような努力をし続けているのであり、GACKTさんが『GACKTになる』と決めた時からストイックに続けている結果だと思います。

この本をオススメしたい人

1.GACKTさんをもっと知りたい人
2.GACKTさんが嫌いな人
3.芸能界の裏側が知りたい人

この本のあらすじ

GACKTにまつわる黒い噂・・・仮想通貨ガクトコイン、義援金搾取疑惑、某格付け番組ヤラセ疑惑、 レイプ疑惑、詐欺疑惑、脱税疑惑等について、GACKT本人が初めてNG無しで、真相を告白。
さらに、これまでの事件の真相や、GACKTが起こしたトラブルについてよく知る「超側近/元顧問」への取材内容も掲載。
果たしてGACKTは黒なのか?白なのか?
それを決める陪審員は、この本を読んだ貴方だ。

イチ陪審員としてはグレー評価。でも、ひっそりと応援します。

確かに、これまでに挙がった噂について取り上げられているのですが、GACKTさんに隠し子がいる疑惑やGACKTさんをサポートしていたYOUさんがゴーストライターをしている噂等は、今回、一切取り上げられていませんでした。まぁ、今回は罪になりそうなネタを中心にまとめられているように感じました。
しかし、一時期、GACKTさんがボディガードをつけていたり、やたらめったら体を鍛えていた話の真相が、『いつ、誰に狙われるか、分からない状況だった(実際にメンバーが拉致されて監禁されたと記載あり)』というのが、ガチだったのかと驚きがありました。
脱税疑惑で、国税局が自宅に乗り込んだという話も当時の事務所がそこにあったからという理由は、理解できたのですが、この時期にアメリカのとある映画のオーディションで合格して出演予定だったことをライブに行った時に言っていたのが、結局、白紙になっていたので、疑惑の渦中にいる人として扱われていたんだろうと思うところがあります。
今回、本を読んだ結果でいえば、答えられるネタにのみ、答えている気もするので、個人的にはグレーと感じました。
GACKTさんの周りには、お金が欲しい人が寄ってくるんだろうと思いますが、その人が信頼できるかどうかを判断する能力をGACKTさんが持っていない気がするので、他の信頼できる人に、その人が信用できる人か否かを判定してもらった方が良いように感じました。
あと、テレビや週刊誌が話題性のある人の名前を出した方が売れるからというのは理解できるものの、芸能界復帰後に品川駅に現れただけで記事になるって、改めてスゴイな!と思いました。(ただ単に、翔んで埼玉の映画ロケに向かうという話…)
顔が全面隠れているので、ホントに本人か!?と思っちゃいましたが…

因みにこの本は、NORTH VILLAGEという出版社から出されていますが、他の芸能人の方の自著を出版されており、窪塚洋介さんやDJ社長等、ちょっと黒い噂が出ている方を取り上げられおり、かつ、出版の編集長の自伝まで出版されているので、この出版社自体が少し懐疑的でした(笑)


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