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コロナ禍に2度転職した話

ミッキーです。

2020年7月、勤めていた外資系企業が日本オフィスを解散したため転職活動をしました。2020年9月半ばから新しい会社に広報マネージャーとしてジョインしましたが、会社が広報に求める役割が入社後にズレていると発覚したため、再度転職活動をし、2021年3月に外資ユニコーン企業に入社し、かれこれ半年以上働かせていただいております。

コロナ禍における二度の転職活動という貴重な体験をしたので、体験を共有しようと思います。

コロナ禍の転職市場について

コロナの流行によって経済は停滞し、業績が悪化したり倒産する企業が出てきました。

そこから推測できるように、求人は大幅に減っています。営業やエンジニアなどの求人はまだ多かったようですが、広報、人事などの職種の求人はかなり少なかった印象です。私が受けている中でも、途中で求人取り下げとなったものがいくつかありました(不採用の方便かもしれませんが)。

お世話になったエージェントさんと内定後にお話ししたところ、転職市場は経済の停滞に合わせて向こう確実に悪くなるといっていました。これを言われたのは2020年9月でしたが、再度の転職活動をしていた、2021年1月以降も大きく変わっていなかった印象です。

広報の転職に関して

上でも述べましたが、広報のポジションに関しても厳しい状況です。さらに言うと、私と同じような責任者・マネージャーを経験したシニア層には一層厳しい状況です。

理由は当然で、求人を取り下げするような状況であれば、高コストのシニア層の採用は控えて当然だと思います。現職以上を提示できると言われて、内定までいただいたものの、状況の変化により当初の給与は出せないという風になったケースもありました。

ひと昔前と違い、最近は広報の価値を見直す企業が多いため求人自体はあります。しかしそれはジュニア用のポジションが多かった印象です。価値を見直されたとはいえ、まだ企業の担当者は、広報は2,3年目の若手によしなにやってもらえればいいという感覚かもしれません。

なので、コロナ禍において、シニア広報用の求人はなかなか厳しい状況であるという事は共有しておきたいです。

もちろん、好条件で企業から直接声をかけてもらえる人はその限りではないのでご放念を。

おわりに

簡単ではありますが、コロナ禍における広報としての転職活動体験を共有させてもらいました。

ワクチンの接種も増え、コロナの収束が見えてきたような昨今ですが、飲食・旅行・交通・航空などコロナの傷がまだ癒えていない業界は多く、そこから溢れた人々が転職先を探しているのも事実です。

業界や職種によるというのは間違いないのですが、総合的に考えて転職の好機というタイミングではありません。

なので下記を念頭においで活動いただきたく思います。

・転職活動は今の企業に軸足を置きながら
・複業で興味のある会社、業界の内部を見て、良ければ転職が超オススメ
・でも、心のダメージが限界ならまずは退職という選択が正しい
・転職活動さえできない状態ならまずは休もう!

上記を踏まえながら、"いのちだいじに"で転職活動はおこなって下さい。

それでは

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