マガジンのカバー画像

東伊豆町稲取地区(2021)

41
【ホスト】合同会社so-an  【旅人】内田涼、清水玲、タノタイガ、松本真結子、水野渚
運営しているクリエイター

記事一覧

松本真結子「稲取のサウンドスケープ」(まとめ)

「稲取」 その地名は、MAWに参加することが決まって初めて知った。多くの方がそうであったかも…

タノタイガ「モシモ」(まとめ)

1週間のMAWプログラム滞在先だった稲取から帰ってきて2週間以上が経ち、日常の生活にすっかり…

水野渚「感じた分だけ時が過ぎる」(まとめ)

今ここ・からみる稲取1日、1日と、わたしの身体に時間が蓄積されていく。 東伊豆から戻ってき…

タノタイガ「 」(7日目)

昨晩の雨は朝まで続いています。寝室の壁の向こうのトタンに叩きつける雨音で眠れないかと思い…

水野渚「漂着した先は、サビオナンド」(7日目)

昨夜は、豪雨だった。夜何時くらいだろうか。雨脚が強まり、雨がトタン屋根を激しく打ち、夜の…

松本真結子「アオ色のある暮らし」(最終日7日目)

稲取のアオ色は、豊かだ。 町の至る所に、アオ色が目に入る。 しかし、その多くのアオ色はあ…

水野渚「波と炎」(6日目)

今日は、年に1回行われる細野高原の山焼きを見学させてもらった。 山焼きとは、草原を維持するために、山に火をつけて木々の種や根を焼き払うことだ。 Wikipediaの説明を引用する。 日本の自然の状態では酷寒地を除き、草原は森林へと遷移する。野焼きや採草、放牧を行うことで、この遷移がリセットされ、初期状態の草地に戻る。このように人為的に手を加えることで維持されている草原を二次草原(半自然草原)といい、採草地や放牧地として利用されてきたほか、特に野草地では特有の生物相を形成す

タノタイガ「ラストサパー」(6日目)

朝6時半の町内放送で目が覚めました。雨で延期になっていた年に一度の山焼きが、本日開催され…

松本真結子「山焼きの音」(6日目)

稲取の細野高原にはススキの草原が広がっていた。 山際には、大きな風力発電が立ち並んでいる…

松本真結子「海の落とし物ー竹の琴ー」(5日目)

志津摩海岸には、海の落とし物がたくさんある。 無数に散らばった竹を見つけた。 竹と竹をぶ…

水野渚「透明だけど、たしかにそこにある。」(5日目)

今日は、伊豆稲取駅から2駅下田に向かった先にある、河津へとやってきた。ここにきた表向きの…

タノタイガ「サクラサカズ」(5日目)

今日は河津桜を見に行く日です。 息子の支度が終わるのを赤燈の縁側で煙草をふかしながら待っ…

タノタイガ「ケッカオーライ」(4日目)

今日の午前中のイベントは釣り。息子は東京出発前から楽しみにしていたので多少風が強くて寒く…

水野渚「伊豆稲取と赤色」(4日目)

今日は、伊豆稲取と「赤色」の話をしたい。 稲取は、山と海に囲まれた地区であり、みかん畑(デコポン、はるみ、キンカンなど、みかん以外の柑橘類も)が点在する。稲取のイメージカラーを単純な色で表すと、「緑」「青」そして「橙」だろう。 しかし町を見渡すと、挿し色としての「赤」が、稲取に彩りをそえている。 まず、いちご。12〜5月頃が、いちごの季節だ。昨日行った、海岸と伊豆急行の線路が見える絶景ポイント近くにある、ストロベリー金指園でいちご狩りを楽しんだ(30分1800円 ※時期