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光あれ

10年も昔。
あるデザイナーから
【貴女はクリエイターなのですよ】と言われた事が忘れられない。

私は当時も今も
精神的、エネルギー的な癒しのサポートをすることを生業としていて、
寝ても覚めても目には見えない世界の事に忙しく、
いわゆる「創作活動」とは無縁の人間だ。

商売の為にSNSを活用する事にすら関心が無く、
何かしらを求められる前に【発信】することなど、これまで一切無かった。

それでも有難い事に
多くの素晴らしいクライアントと、
魂も生活も充分に満ち足りる仕事に恵まれ、
今までこうして生かして頂いている。

さて。そのデザイナーが何故私をクリエイターだと言ったのかは、
いずれ機会があればその時に。

ただ、思わず「貴方こそまるでスピリチュアリストだわ」と返した程に、
彼の言葉は私の心を震わせた。

そして彼はこう言い返してくれたのだ。

「この世に、スピリチュアルでないものなんてありますか?
僕はクライアントへの愛を動機に仕事しているし、
料理人はきっと美味しく食べてほしいと願う愛で仕事している。
そうでない仕事が、ものごとが、この世にあるのでしょうか。
人間と言う存在がスピリチュアルなものなのだから、
この世のすべてはスピリチュアルなものなのですよ。
…なんて、そんなことは貴女こそがご存知でしたね」

職業を明かすだけで覚悟が必要だったあの時代に
業界外の人間からこんな言葉を聞かせて頂けたことが、
この道を歩み続ける為のどれほどの支えになったかわからない。

この世にスピリチュアルでないものなんてありはしない様に、
この世にクリエイティブでない人間なんてありはしないのかもしれない。

ともかく。
「貴女はクリエイターなのですよ」
その言葉が私の内なる混沌に気付かせた。
混沌とは無と有のすべてをはらみその区別がつかぬ状態なのか、
無であるのか、無が在るのか、在るなら有であるのかはどうでもいい。

ただ、それを0として1となる何かをしてみたくなり、
このnoteの片隅を間借りする事にした。

0から1がたち上がるなら。
そのエネルギーは
1が100に、1000に、10000に…
100000000になるのに必要なものより大きいに違いなく、
もしかしたら0から1がたち上がったそのエネルギーだけで
その後の全て…、そう、限界まで膨張し、
それが0に還るまでのプロセスの全てを賄えるのかもしれない。
まるでビッグ・バンだ。

私は今、懐深きnoteと言う宇宙の片隅に、
ちっぽけな【泡宇宙】を創造してみる。

嗚呼。仕事が立て込んで昨日寝ていない所為なのか、
自分のこんなお粗末な記事ページの生成ごときを
壮大な【多次元宇宙論】になぞらえてしまえるこの烏滸がましき脳の異常事態よ!

そうでもなければ私に記事など書けぬのだから、
異常をきたしているうちに公開を終えてしまった方が良さそうだ。

寝てはならぬ。今だけは。

この投稿は、だから小さな小さなビッグ・バン。
小さなビッグ??
自分の壊滅的な文章力に早くも心折れそうではあるが、
くだらない羞恥心で0.9が0に帰すくらいなら、
今公開ボタンを押してしまおう。

私には、クリエイターとして此処に持ち込めるものなど、何も無い。
それでも。
「光あれ」と願う事から始めるのだ。

そして何より、
これを読んでくださったあなたに、幸あらんことを。

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