限りなくうすい希望をポッケにいれる

美大に通い始めて4年目です。 星屑のようなささやか元気でコラムやエッセイを書きます。

7月はギリシャ語でΙούλιο

梅雨があっという間に明けた。
平成最後の夏がやってきた。

春に大学をなんとか卒業し、
大学院に拾ってもらった。
あの苦しい4年間を、あと2年続けるのか?
死ぬのか??

そうならないためにも、わたしはわたしの時間を獲得していくためにも、ひとつの策を用意した。

軽さを保ち続けること

なるべくフワリとヘラヘラと、
ボウルの中のごちゃごちゃを撹拌し続け、
沈殿しないように、必死に浮遊する。

こう

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いちがつ

つい先日 大学の卒業制作を提出した。

この春で大学を卒業するのだ。

楽しかったし学ぶことが本当に多かったし、

反面、長い冬のような苦しい4年間でもあった。

展示も控えているし、大学院の入試もこれからだし、まだ振り返るには早いかもしれないけれど。

たしか12月に病院に行ったとき、医師から

「苦しい4年間だったね」

と言われて泣いてしまった。

周囲に言ってはいないが、大学に入学してすぐ

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夜の窓辺

よくわからないけど

今はしあわせ。

心配も多くあるけれど

不安は鋭くスラッシュみたいに

心に刺さってくるけれど

このひとりの部屋が

静かですこしあたたかい。

だから大丈夫。

あしたからはもう少し前へ。

進めるように

自分自身を抱きしめる。

祈るように眠る。

できれば、どうかわたしが眠る間の数時間

祈りながら抱きしめていてほしい。

強く強く祈りを込めて

ララバイを歌って

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それとも深い谷底からのしゅうしゅういう音?

あれはデートだったのかもしれない。

もう好きではなくなってしまった人との

一緒にいる喜びの無さを確認するためのデートだったのかもしれない。

もしくは、

数日前に出逢って、好きになれる要素を感じたから

デートに誘われてみたけれど、案外つまらないことに気づいてしまったのか。

気づいたところでわたしは言えない。

なんだかつまらないから早く家に帰りたいだの、

話題を出すのにさえ苦労するのに

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ドイツの木の実たちを優しく生かす

9月は海外に行っていた。

ドイツとイタリアの旅だ。

友達もいて、恋人もいて、みんな優しくて

若くて、ほかほかした旅。

帰国した次の日、わたしは一人暮らしのアパートで

ドイツで拾った(どんぐりや栗といった)木の実の煮沸処理をしていた。

旅先で葉っぱを拾って押し葉にしたり

実を拾って飾ったり集めたりすることが好きなのだ。

それを楽しむためには、ほんのちょっとの気を使った保管が必要だった

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FMラジオからきこえる

今日はいろんなことを思い出す。 

今日 車でラジオ東京FMに合わせると 

聞こえてきたのはSCHOOL OF LOCK! というラジオ番組。 

今日は ユニゾンスクエアガーデンが流れている。 

中学生のときはこのラジオをよく聞いてた。 

友だちが投稿して紹介されているのを 

イヤホンで聞きながら 耳がくすぐったかった。 

上京してから4年目。 

まだまだ知らないお店も、知らない電車

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