見出し画像

JOY-POPSライブレポート2018年オハラ・ブレイク

2018年8月4日「オハラ・ブレイク」というイベントに行き、JOY-POPSのライブを観た感想をFacebook記事に投稿していましたが、その内容を修正したものを転載します。

今日8月4日は、福島県猪苗代町で開催の音楽フェス「オハラ・ブレイク」に行きました。おめあてはもちろん、HARRYと蘭丸(土屋公平と言うべきかも知れませんが、まだ慣れないのでごめんなさい)のユニット、JOY-POPSです。
これから曲目も含めて色々書きます。

まずは、お昼過ぎに猪苗代町にある諸橋近代美術館へ。広い敷地の中にある池を渡って洋館に入り、HARRYも好きなダリを始め、近代美術のコレクションを堪能しました。ダリと言うと絵画のイメージでしたが、ブロンズ像がたくさんありました。ここもかなり良いところでしたが、ササっと眺めて、お昼ごはんを食べてシャトルバス乗り場へ。
と思ったら、14時から16時まではシャトルバス運休時間!私以外にも知らずにこの時間に来た方が続出で、みんな係員の方にタクシーを呼んでもらっていました。明日とか来年以降オハラブレイクに行く方はご注意ください。

親切なタクシーの運転手さんに「楽しんでください」と送り出されてようやく会場入り。どこまでが一般の湖水浴場でどこからがオハラブレイクかよく分からないながらも、ツイッターでフォロワーさんを探しつつ、地元の夏祭り感(もっと言ってしまえば高校の学園祭感)のある林道を抜けて、早くも野外音楽堂前に陣取るジョイポ班の皆さま(ほぼ初対面)と合流しました。

初めは、音楽堂前でじわじわと前方に移動しながらひたすらJOY-POPSの出番を待とうかとも思いましたが、せっかく水着持参で行ったのでちょっとだけ猪苗代湖で泳ぎました。
ちょうど、浜辺近くのステージで加山雄三さんのバンドが出演中だったので湖の中で聴いていましたが、81歳とは思えない力強く若々しい声で、何よりはるか遠くで洋楽のカバーを歌っていても絶対に間違えようがない独特の声の魅力があって思いのほか良かったです。加山雄三さんの歌はコンサートホールではなく、水中とか船の甲板で聴くと最高に気持ちいいですよー。
ちなみに、オハラブレイクは泳いでいる人はもちろん、カヤックに乗ったり、連凧を上げている方もいました。

そんなこんなで「JOY-POPSもそのまま水着でいて!HARRYさんが喜ぶから」と言われつつも、スレンダーなビキニの美女ならともかく、小太り中年女性のジム仕様水着では喜ばれないことは明白なので大人しく着替えて、音楽堂前でJOY-POPS待機。
ひたすら待ち続けた甲斐があり、最前列、蘭丸の左足前付近に位置どりすることができました。

ステージ裏の浜辺では親子がバトミントンをしている夕暮れの中、入念なセッティングや音響チェックが続きます。
隣の浜辺近くのステージからは、中村達也のドラムで仲井戸麗市が歌う「エメラルドの伝説」「くちづけ」「お墓」「マイウェイ」が聴こえて来ます。
やがてあたりが暗くなり、天井部分が葦簀掛けのステージ上に沢山の大きなキャンドルが灯されたところで、JOY-POPS登場。

HARRYは薄緑にピンクの花柄シャツ、黒いパンツ、黒いハイカットスニーカー、左耳にピアス、右手薬指に指輪。
(余談ですが、HARRYが右腕を掲げるたび、シャツの裾から右脇腹がチラッと見えるのが格好良かったです。)
蘭丸は白黒Tシャツの上の紫っぽいミリタリージャケット、地模様が入った黒いパンツ、黒と白のコンビの革靴、右手人差し指に蠍の指輪。
何故か蘭丸はSG持って登場、ハリーは手ブラで登場し、ステージ上でテレキャスターを手に取りました。

曲目は多分次のとおりです。
一曲目
カメレオン
虫がすごくて、途中、HARRYが右手に止まった大きな蛾を振り払ったりしていました。
そんな虫まみれの環境でも演奏はばっちりでした。

二曲目
Angel Duster
二人ともアコギでした。演奏終了直後、どこかの女性客が「エンジェルダスターお前だけをー」と大声で歌っていてびっくりしましたが、HARRYは驚きつつもまんざらでもなさそう?

三曲目
帰り道のブルー
スライダーズ時代よりも、アップテンポで明るく踊れる曲に仕上がっていました。

四曲目
新しい風
JOY-POPSツアーにあたってHARRYが作った新曲

五曲目
デルタのスー
JOY-POPSツアーにあたって蘭丸が作った新曲
最初から最後までほぼツインボーカルでめちゃくちゃ格好いい
一番
危ない奴らとつるまない、危ない奴らに近づかない、大空を行く小鳥のように最高にホットな女の子
デルタのスー、真っ黒いエンジェル、デルタのスー、お前のブーツが落ちて来る
二番
(出だしが思い出せない)甘い罠には捕まらない、最高にホットな女の子
デルタのスー、真っ黒いエンジェル、デルタのスー、お前のブーツが踊り出す
三番
悲しい噂は信じない、悲しい噂は気にかけない、迷信は蹴り飛ばす、最高にホットな女の子
デルタのスー、真っ黒いエンジェル、デルタのスー、お前のブーツが落ちて来る
でしたっけ?

六曲目
風が強い日

七曲目
Special Women
HARRY 「踊れるやつやるぜ、みんな覚えてるだろ、Special Women」
演奏中、私より明らかに年上なのにやたら露出度の高いハワイアンファッションの女性がステージに上りかける。アラバキの花笠踊り的な演出?と一瞬思ったけど、カッパさんともう一人の男性スタッフが直ぐに引きずり下ろしたので単なる乱入者だったらしい。
HARRYさん驚いたようなちょっと面白がっているような表情を浮かべただけで、まったく演奏に支障がないあたり、さすが場数を踏んでいますね。
間奏中、二人してステージ前方中央に出て来て、私の目の前でHARRYがニヤッと笑って蘭丸の肩をかるくグーパンチしていて、これが見れただけでも往復6時間かけて行った甲斐がありました。

八曲目
No More Trouble
途中、あまりの格好良さに泣きそうでした。

九曲目
Back to Back
終演後も興奮冷めやらず、フェスだと言うのに、お二人が手つなぎで挨拶して退場した後も、アンプが片付けられ始めるまでしばらくアンコールを求める拍手が続きました。

ステージの裏側が見えるのですが、演奏中、浜辺ではランタンを灯した小型の熱気球のようなものをいくつか空へ浮かべていて、その光景とJOY-POPSの演奏が絶妙にあっていて、この世のものとは思えない場面でした。

ちなみにオハラブレイクはロケーションが最高で、普通のフェスだとトレッキングみたいな格好でないといられないそうですが、オハラブレイクに限っては「水着+水着の上から着られる服+ビーチサンダル」で行くのがベストだと思います。
虫とかトイレとか考えるとキャンプ泊する気にはなれないのですが、来年もしもHARRYが来てくれるなら、近くのリゾートホテルかペンションに泊りがけで行きたいなあと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?