The Street Sliders 2024.3.20 仙台サンプラザホール

スライダーズのライブレポートですが、やたらめったら長々と書いている上、セットリストや使用ギターや衣裳も記載していますので、事前に情報を入れたくない方はご注意ください。


諸般の事情で行くかどうか当日まで迷いましたが、あれやこれやを勢いで片付け、開演時間間際に会場へ滑り込み。

仙台サンプラザホールは、客席が扇形というか、ちょっと言葉ではうまく言えないような配置なのですが、私は前から三列目のHARRY側の一番端、スピーカーの前付近。と書くと、完全に見切れ席のような印象ですが、多分一階席は見切れる席がないような配置、二階席と三階席は見切れる恐れのあるゾーンにはお客さんを入れていないようでした。ステージと一階客席の距離がかなり近いこととちょっと特殊な形状もあって、最前列とほぼ変わらないような視界で、大きな会場ならステージと客席の間の柵やロープの内側くらいの近距離で見ていました。

PAに合わせて何故かみんなで手拍子をしている会場で、私も手を叩きながらも「ライブが始まってもみんな手拍子してたらどうしよう…いやさすがに数名は仕方ないかもしれないけど、そんなにみんながみんなライブ中に手拍子しないよね」と、不安に駆られました。(私は自分がステージ上で歌っている時に客席で手拍子をされた際、客席とステージ上の距離によって時差で手拍子が聞こて非常に歌いづらかった経験もあり、法律で禁止してほしいくらい演奏中の手拍子が嫌いです。)


そうこうするうちに、舞台袖からメンバーが登場。HARRYは地模様(ペイズリー?)が入った青いロングジャケットとパンツのセットアップ、黒いポークパイハット、ピンク色のスカーフ、揺れるタイプのピアス、黒系のパイソンっぽい柄の入ったレザースニーカー、ゼブラ柄の靴下、右手人差し指にシルバーリング。蘭丸はいつもの(またはいつものと同じようなデザインの)サージェントペッパーロンリーハーツクラブバンドのジャケットみたいな黒色のジャケット黒いパンツ、インナーは赤、色付きの眼鏡。 JAMESは少し光沢のあるグレーのセットアップ、黒色Vネックのインナー。ZUZUはシルバーの襟付きシャツ、黒色パンツで、黒い平べったい帽子をかぶっていました。


HARRY「HELLO」


1曲目「SLIDER」HARRYは薄茶色に黒いピックガードのギター(多分テレキャスターだと思うけど、位置的によく見えませんでした。)蘭丸は多分黒いSGだったと思います。

さすがにライブが始まると、大半のお客さんは手拍子をやめ、普通に踊りながら聞いていました。

後方の男性客「待ってたぜーー!」(多分このタイミングだったと思う)

HARRYが顔を上げてニヤリと笑う。

声援は終始すごかったのですが、特に後方の男性客(多分同じ方?)が要所要所で大声でメンバーが喜びそうな声援を送ってくれて、メンバーが嬉しそうに反応してくれるのでありがたかったです。

一曲目が終わったところで、HARRYが舞台袖に向かって、口の前で手を前に向かって開く「声を出す」的なジェスチャーをした後、握り拳を作って親指を上に上げていましたが、マイクの音量を上げて欲しかったのかちょうどよかったのかわかりませんでした。聞いている分にはバッチリ聞こえていました・

2曲目「おかかえの運転手にはなりたくない」

ここでHARRYが濃いめの茶色に黒いピックガードのギター(テレキャス?)とギターチェンジ。


『Angel Duster」

「Let's go down the street」

「のら犬にさえなれない」

「Dancin’ Doll」

「すれちがい」

「ありったけのコイン」

HARRY「新しいのをやるぜ」

「曇った空に光放ち」

「ミッドナイト・アワー」

HARRYと蘭丸が中央で向かい合ってイントロが開始。演奏前、カウントをとる声が聞こえました。(HARRYではないみたいだから蘭丸かと思ったけど、よく考えたらZUZUの声かも?)

ここでHARRYはモスグリーンのファイアーバードにギターチェンジ。背を向けている間に後方男性から「村越ー!」と大きな声援が飛んで、背を向けたまま左手をしばらく(数十秒くらい?)掲げ、その後、定位置に戻る。

後方男性「やっぱ、四人揃うと最高!」

会場全体から拍手喝采。

ZUZUがドラムスティックを掲げてみせる。


HARRYと蘭丸が何か喋る。

HARRY「公平がやれっていうからメンバー紹介するぜ。名前知らないで見てるのもアレだしな」

HARRY「ベース、市川洋二。JAMES!」

客席「JAMES!!」JAMESはステージ後方でクールにお辞儀。

「ドラムス、鈴木将雄。ZUZU!」

客席「ZUZU!!」ドラムを叩いた後、スティックを掲げてる。

HARRY「リードギター、土屋公平。蘭丸!」

客席「公平!」「蘭丸!」グターを鳴らして決めポーズ。

蘭丸がHARRYの方へ左手を掲げる。HARRYが首元のピンクのスカーフを外す。

「じゃあ僕から。仙台で絶好調、歌とギター。HARRYちゃん」(村越弘明って言ったかなあ?「HARRYちゃん」のインパクトで忘れてしまいました。)HARRYはスカーフを持ったまま手をあげ、その後、後ろの方にスカーフを置きました。

HARRY「蘭丸が歌うってよ」(多分こんな感じのことを言ったはず)

「天国列車」


演奏中、HARRY側のスピーカー前付近でコンサートスタッフ数名(スーツ姿の男性が二人くらいいたのでスタッフの中でも責任者的な立場だと思われます。)がしゃがんで何やらひそひそとやりとりをしていたかと思うと、這いつくばってステージ中央付近まで移動。急病人でも出たか?いざとなったら胸骨圧迫とかやらねばと思っていましたが、そのような気配はなく、スーツ姿の男性二人はそのまま去り、スタッフジャンパーの若い男性二人がステージ中央前と客席一列目の間で、客の方を向いて体育座り。この二人はそのまま終演までこの体勢でいました。もしかしたら、無断撮影している客でも見つけたのだろうかと推測していますが、真相はよくわかりません。メンバーは、他の三人はわかりませんが、HARRYはスピーカー前にスタッフ数名がしゃがんでいる時点で一瞥していたので気づいていたと思います。この曲か次の曲の間奏で、HARRYはステージ中央の前方ギリギリまで出て、しゃがんで弾いていたのですが、この時、その真下にスタッフが4人くらいしゃがんでいたので、もしかしたら様子を伺っていたのかも?と憶測していました。

まあ、メンバーが何事もなかったように演奏を続けていたので、私もライブの方に集中することしました。


演奏後、お客さんが各メンバーに声援を送り、名前を呼ばれたメンバーは何かしら反応することがあるのだけど、JAMESだけは反応なし。そのため、一部のお客さんが一生懸命JAMESの名前を呼んでいました。

HARRY「よくわかったな。次はJAMESが歌うぜ」

「HELLO OLD FRIEND」

この曲でHARRYがギターを弾きながら、舞台の隅っこの私の目の前まで来て目線をくれたので満足です。

「カメレオン」

マイク一本でHARRYと蘭丸が歌う姿に感無量でした。

「So Heavy」

曲のテンポが上がり、客席の熱気もさらに高まります。私から2メートルくらい離れた場所にいた男性がトランス状態かと疑うくらいぐわんぐわん揺れながら踊っていたので、ちょっと不安がよぎるくらいの熱狂でした。

後方の男性客「HARRY最高」「HARRY絶好調」

HARRY「それはこっちの台詞だぜ。ノリいいね。好きだぜ」(タイミングはもっと後だったかもしれない。台詞は細かいところは忘れたけど大体こんな感じ)

「Back to Back」

縛られるマンデーの両手首縛られポーズも健在でした。

「Tokyo Junk」

多分、この日一番の盛り上がりだったと思います。

ここでメンバー全員一旦退場。HARRYは客席にピックを投げ、最前列のお客さんのところに落ちました。(私の見間違えかもしれませんが、このお客さんはHARRYが以前ソロライブをやったお店の店長さんだった気がするので、もしかしたら狙って投げたのかも)


そこそこの時間、手を叩いて待ち続けた頃、メンバーが再登場。HARRYは白地に鮮やかな青と黄色の模様が入ったスカーフを巻いていました。

「いつかみたかげろう」

「風の街に生まれ」

最後はインストの「パノラマ」が流れる中、メンバーそれぞれが手を上げたり、お辞儀した後、四人が中央で手を繋いで両手を上げて挨拶。その後、HARRYとZUZUが何か二人でイチャイチャしていると思ったら、HARRYがZUZUを促して後ろを向かせました。ZUZUのシャツはシルバーの無地だと思っていたのですが、背面には陰陽マークとスライダーズのロゴが大きく描かれていました。

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