JOY-POPSビルボードライブ横浜(11月12日二回目)レポート

ライブレポートですが、やたら長い上、あやふやな記憶ながらも曲目なども書いてますのでご注意ください。たぶんこうだったと思うという曖昧な記憶で書いてますので、若干間違えているところもあるかと思います。ご容赦願います。

HARRYの復活ソロライブの抽選に外れてがっかりしながらも映像配信で楽しんでいた矢先、HARRYのメルマガからJOY-POPSの11月のツアーのお知らせがありました。仕事の日程を考慮し、横浜、大阪、東京の3会場、合計6公演の抽選に申し込み、ビルボードライブ横浜の11月12日二回目の公演だけどうにかチケットを取ることができました。
という訳で、12日は仙台から「HARRY and Siegfried」パーカーを着て新幹線に乗って横浜まで駆けつけ、近くのホテルにチェックイン後、ビルボードライブ横浜へ。会場付近には二回目公演の開場を待つ人々と、第一回公演を見終えて夢から覚めたような顔をしている方々がいました。お客さんの服装は、女性はかなりドレッシーな方からボーダーシャツや革ジャンなどのカジュアルな服装の方まで色々。新しいグッズがないかと思って物販に行きましたが、JOY-POPS関連の既に以前から発売されているものだけでした。とは言え、気持ちが盛り上がっているので、我が家にはBlu-rayを再生する機械がない(テレビとの繋ぎかたが分からないので買ってない)のですが、ついつい物販でBlu-ray二種類を購入しました。
その後、サービスエリアSの指定席へ。私の体の左真横側にステージがあり、私は全然知らない方々と六名で同じテーブルを囲む配置。距離はかなり近いけれど横と前にアクリル板がありました。
食事は美味しそうなものばかりでしたが、シェア前提の大皿を一人で頼むのもアレだし…ということで、グルメアンサンブルという銀色のお重に入ったお弁当をチョイス。
メニューの中では比較的安くてお得なものですが、大きなローストビーフとマッシュポテトが美味しかったです。
飲み物はJOY-POPS公演専用の特選カクテルにも惹かれましたが、お酒を飲むと咳が出るおそれがあるので泣く泣く諦め、スパークリングウォーターにしました。

開場から開演までの間、周囲も私もひたすら黙々と食べ、一息ついたところで館内アナウンス「これより飲食のとき以外はマスク着用をお願いします」
この頃にはお客さんは料理をみんな食べ終え、飲み物だけ置いて、椅子に横座りしてステージに向かっていました。
その後、近日中のライブのCMを映していたステージ上のスクリーンも、客席エリアの天井の大きなシャンデリも電動で上に持ち上がり、ステージに向かって右後方からお客さんの目の前を通って、JOY-POPSの二人が登場。HARRYはベージュに黒で模様が入った光沢のある生地のブルゾン(スカジャン?)と黒っぽいパンツ、ワインレッドのハット、左耳に揺れるタイプのピアス、右手人差し指にシルバーリング(たぶんミノタウロス)でした。蘭丸はいつものビートルズのサージェントペッパーロンリーハーツクラブバンドみたいなジャケットとグレーのパンツ、右手人差し指にシルバーリング(たぶんいつもの蠍)。
※ちなみに、私は土屋公平さんを「公平さん」と書くのは、HARRYを「村越さん」と呼ぶくらい違和感があるので、いまだに「蘭丸」呼びです。
最初のギターは、HARRYが黒のテレキャスター、蘭丸がインドの神様をペイントした白のSG。お二人とも途中でエレアコにチェンジしたり、またエレキに戻したりしてました。
会場の音響が素晴らしく、特にエレアコになると音色のつややかさが際立ち、あらためてギターという楽器の共鳴の美しさに感じ入りました。
音響のせいだけではないと思うのですが、HARRYの声も伸びやかで、活動休止直前に比べると自然に発声している印象でした。
前半の曲目はinner session1と2の収録曲、スライダーズやHARRYではなくJOY-POPSとして発表されているものがメインでした。HARRY作品だと「Midnight Sun」、中盤にはスライダーズ「帰り道のブルー」もやってました。

蘭丸「ここでメンバー紹介をするぜ。僕たちはこの前新しいアルバムを出して、それを聞いて初めて僕たちのことを知った人も来てるかも知れないから、メンバー紹介するぜ。二人だからすぐ終わるぜ」
その後「ガキのころから一緒にやってた」的なことを言って蘭丸がHARRYを紹介。
HARRY「うちのギタリスト。歌も歌うぜ。土屋公平、蘭丸」
その後くらいにHARRYが「古いのやるぜ」と言って「No More Trouble」
たぶんこの曲だったと思うのですが、何かスイッチが入ったらしき蘭丸がステージの前方ギリギリまで出て来て、間奏のギターを延々と弾き続け、時々HARRYが「あれまだ歌に戻らないの」みたいな顔して、チラッと蘭丸の方を見ながらもリズムギターを刻んでいたのが面白かったです。
アンコール前(たぶん)が「マスターベーション」
アンコール後一曲目が「新しい風」だったかな(かなりあやふや)
蘭丸「みんな楽しんでる?でも、この会場で一番楽しんでるのは僕の隣の人です」
HARRY「久しぶりにこうやって音出せて嬉しいよ」
アンコールラストはJOY-POPSバージョンの「Boys Jump The Midnight」でした。
お互いがお互いに向けて手を差し出すようにして紹介し、つないで手を上げて挨拶し、入場時と同じようにお客さんの目の前を通って退場。
客電がついてEND SEは「螺旋」SE でした。

ライブ中、HARRYが本当に嬉しそうに客席を観ていて、三階席(ステージが二階なので実質二階席)や反対側のお客さんの方も指差したり……と思っていたら、私たちのテーブルの方にも近寄って来て、身をかがめるようにして覗き込み、ニヤッと笑って去って行きました。
私は今まで、何百人、何千人のお客さんの一人として見ている人が「今、絶対私と目が合った。私に向かって微笑んでくれた」と言っているのを聞いても「いや、さすがに気のせいでしょう」と思い、内心は信じていませんでした。
今なら信じます。HARRYは私たちの目を見て微笑んでくれたんです!(さすがに「私だけを」というほど図々しくはない)

終演後「俺今日だけなんですよ。無理してでも大阪と東京のチケット取れば良かった。ああー悔しい。すげえ良かった。もう一回観たい」と言っていた男性がいましたが、私もまったく同じ気持ちです。

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