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南熱海移住記①:経緯編

東京の喧騒から南熱海の静けさへ

昨年から南熱海に移住して、海辺のリゾート生活を満喫中のアラフォーです。今月いっぱいで仕事をヤング?リタイアしまして、東京通勤圏外のさらなる新天地に移住することにしたので、この機会に何回かに分けて南熱海での生活を振り返ろうと思います。

やっぱり東京が好き

私は東京の豊島区の出身です。
「上京」に憧れ20歳で実家を飛び出し、下北沢へ人生初の移住w
その後結婚のタイミングで、再開発予定地域内で格安かつリノベーションの自由が許される団地を見つけて神奈川県の武蔵小杉へ住まいを移しました。

武蔵小杉の団地

その団地はゆったりとした雰囲気で、窓の下の芝生で野良猫が悠々と過ごしている光景が見られたりとても気に入っていたのですが、東京ではできていたネットで郵便の再配達ができなかったり、使ってたサービスの範囲外だったり、電話番号が東京03じゃなかったり「ここは東京では無い」を実感するたびに、実は東京大好きだったんだなぁ~と次第に東京が恋しくなってゆきました。

そんな折、気まぐれで申し込んだ都民住宅のタワーマンションに一発当選!このタワーマンションは川沿いに位置し、花火ビューが楽しめるという素晴らしい立地条件を誇り、低層階には図書館まで備えていました。

漠然タワー

しかし、実際に内見してみると、バリアフリー設計で車椅子での移動が可能な空間は、健康体の20代としては使い勝手が悪く感じ、割安とはいえ家賃が月10万以上もすることから、ここに住むことは無いなと判断。
その勢いで都心のいくつかの中古マンションを見に行き、結果的に地元豊島区の新築マンションがリーマンショックの影響で値下げされたタイミングで
購入を決断しました。
池袋までマンション目の前のバス停からわずか10分、当時の会社があった新宿まで埼京線で2駅9分という通勤に最適な立地条件も後押しとなりました。

マンションを買った日、デベの営業のにーちゃんを囲んでw

コロナ禍で・・・

時は流れ2020年。実はマンションを買って3年ほどで転職して、それからは東京駅近くの会社でITエンジニア兼管理部門長として働いていました。
春の緊急事態宣言。「会社からの指示で~」とか「会社の方針で~」みたいな話をする際の「会社」の役割をやっていたので、会社のシステム面や制度面を整えるために一人出社を続け、Slackでの勤怠管理の導入、スマホでの経費精算の導入、会社固定電話の携帯電話への転送、助成金を申請してスキャナー・プリンターを購入、ネット環境がない社員にモバイルルーターを送付するなど、会社がリモートワークで回る環境を整えるために孤軍奮闘していました!
なんていうと聞こえが良いのですが、実際は物理的な会社空間を独占でき、それはそれは快適で仕事がはかどる天国のような日々でしたw

2021年に入ると、徐々に会社に人々が戻り始め、私は入れ替わりで在宅勤務にシフトしてゆきました。

在宅勤務 公開バージョン
在宅勤務 リアルバージョン


在宅勤務でも何ら問題なく仕事が回るのを確認するにつれ、この家は新宿勤務前提だったから東京駅には出にくいんだよなぁ~とか、そういえば池袋に1年以上買い物行ってないな~などどぼんやり違和感を感じていたところ、ある日、妻が突如「森の近くで生活したいな~」とぼやいてきて、なるほど確かに森はいいかもな~と妙に納得してしまい、東京からの移住の検討をはじめたのでした。続く。

そのころ森を求めて高千穂に行ったけれど、ここまでガチの森じゃなくて良いとなった


お花のサブスクで森ポイントを稼ごうともした

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