見出し画像

【DJ】針の持ち運び方 3つ(プチプチ、お菓子の箱、カートリッジケース)

アナログレコードやDVSでDJをされている方で、レコードの針を外に持ち出す時に困ったご経験はありませんか?
例えばナイトクラブやイベントでDJの出演が決まった際、主催者からレコードの針を持ってくるよう言われて初めて「どうやって持ち運んだもんか?」と思案することになります。
ベストは「カートリッジケース」と言われるレコードの針専用のケースで持ち運ぶとなりますが、人によっては実に様々で「たまたま手元にあったモノ」や「専用のケース」など、個性ある方法を色々と見てきました。

そこで今回は大きく3つのレコードの針の持ち運び方をご紹介いたします。


方法 1:プチプチシート(エアキャップ)

画像1

プチプチシートでの持ち運び方は、DJ初心者で本当に初めてレコードの針を外に持ち出す時によく見られる持ち運び方です。家にある材料でできるため、時間とお金をかけずに簡単にできる方法と言えます。

画像5

包み方は様々ですが、このように大きめなプチプチシートでレコードの針をくるんで、テープでとめるスタイルがポピュラーです。

画像2

また最初からポケット型になったプチプチシートがあればラッキーです。これならくるむ煩わしさがありません。家にこのポケット型がある方はこちらを使うのが良いでしょう。


方法 2:お菓子の箱

画像3

お菓子の箱にレコードの針を入れる方法もあります。プリングルスというスナック菓子の一番小さい筒にティッシュや、上記のプチプチシートを緩衝材にして持ち運びます。この方法ならプチプチシートだけの時より、一層、外からの衝撃を受けにくくなります。

画像6

類似した形状で綿棒のケースも大きさ的にちょうどよいのですが、フタのしまりの点でいうとプリングルスの方がしっかりしまります。綿棒のケースはあくまで、プリングルスが近所で販売されていない時の対応策としておきましょう。


方法 3:カートリッジ(レコードの針)ケース【オススメ!】

画像4

私イチオシのレコードの針の持ち運び方は「カートリッジケース」といわれる専用のケースを使う方法です。
私はStokyo STO-BB01 Black Box カートリッジケースを愛用しています。このケースはレコードの針を持ち運ぶために設計されており、外からの強い衝撃や持ち運びの時の激しい動きの中でもレコードの針に影響を与えません。

画像7

この方法の最大の利点は、ケースの中にある専用の固定器具に、レコードの針をしっかり固定できることです。

画像8

このようにレコードの針を入れ「回してロック」します。レコードの針を穴にただ突き刺すよりも大きな安心感を得られます。


私がDJを始めた頃、レコードの針の持ち運びで雑な運び方をしていたせいで何度も針を折り、その度に心も折れていました。特にDJの現場で僕がレコードの針を持っていく番なのに、ポッキリ折れた針をカバンで見つけた時のことは忘れもしません。あの時は深夜にもかかわらず渋谷中のクラブを回って、レコードの針を借りに行くという苦い思い出があります。

このような経験から専用のケースを使うことは、リスク回避と安心感を得ることの2つの大きなメリットがあります。専用ケースは他にも様々なバリエーションがありますが、やはり私はこのstokyoのケースが一番安心できます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?