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【DJ】針のおすすめは断然「樽屋カートリッジ01M赤針」! コレ買っておけば間違いない!

DJ用のレコードの針というのは形状や価格により種類が多いため、とかく迷いがちです。高価なものも多い割には簡単に試せる物ではないため、購入にも色々な情報収集が必要になってきます。

そこで、20年ほどDJをやっている私の経験から、レコードの針選びに関して言えば「樽屋カートリッジ01M赤針」(樽屋 赤針)がとてもおすすめです。この樽屋 赤針は他のレコードの針と比較して群を抜くパフォーマンスのため、一度使ってしまうと、なかなか他の針に移れなくなるくらい魅力的なレコードの針です。

今回はおすすめポイント「音の鳴り、本体の色と形、交換のしやすさ、価格」と共に樽屋 赤針を紹介します。


樽屋カートリッジ01M赤針

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樽屋 赤針は1997年から販売されており、レコードの針の中ではロングセラー商品のひとつです。

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本体サイズは約70x45mmで、この形状のレコードの針としてはレギュラーサイズといえます。


音の鳴り

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樽屋 赤針の一番の推しポイントは「音の良さ」です。高音、中音、低音それぞれの帯域での再現性が違い、他のレコードの針と比べることでハッキリとその差がわかります。

テクニカルな詳細説明は省きますが、樽屋 赤針の構造は、音量を表す「出力」と音の解像度を表す「ダイナミックレンジ」が他のレコード針を上回るよう設計されています。


本体の色と形

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樽屋 赤針はその名の通り本体が明るい赤色をしています。この赤色は目に飛び込んできやすく、また、本体が針先までストレートに指し示す形状になっているため、ナイトクラブなどの暗いDJブースでも作業がしやすいです。


交換のしやすさ

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樽屋 赤針は最初の設定と針の交換がとても簡単です。他のレコードの針は最初にターンテーブルにつなぐ時、シェルと言われる部分とカートリッジをつなぐ4本のコードの配線処理がいつも面倒でした。これが地味に嫌な作業で、間違ってコードを切ってしまうのではないかと、最初のセッティングから憂鬱な気持ちになることが良くありましたが、樽屋 赤針ではそれがありません。


価格

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樽屋 赤針は1本 約9,000円です。これは普通に考えたら「高い」と取られる方が多いと思います。ここで他のDJ用レコード針と比べてみましょう。例えば音質に定評のある GRADO DJ200i というレコードの針は1本 約23,000円。DJ用レコードの針で人気のある オルトフォン CONCORDE MK II は1本 約17,000円です。樽屋 赤針はこれらのレコード針と比べて安くまたこれらの針よりも音質が良いため、比較的お求めやすい価格帯といえます。


さて、今回は私が愛用するレコードの針「樽屋 赤針」を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?コストパフォーマンスが良く使いやすいレコードの針ですから本当におすすめです。また首都圏にお住まいなら、渋谷にある樽屋の販売店さんに伺って、色々見ながら検討するのも良いかもしれません。

しかし、好みと予算の都合もあります。昔は世界中で人気のある針が信頼できる。という理由でコンコルドを長く使っていましたし、DVSが主流のときはコスパ重視でORTOFON オルトフォン リスニング用カートリッジ OMEGA スタンダードモデルが定番でした。

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