見出し画像

アートメイク施術者1人インタビューしてみた②(仕事の姿勢)

A氏: 山名さんはこだわりが強いと良く言われるそうですが…

山名:あまりにも言われるのでネガティヴな意味かなと思ったりします、めんどくさいやつみたいな…笑
でもアートメイクって女性の顔に傷をつけて消えない色を入れていく施術です。
凄く責任がある仕事だから必然と真剣に向き合うし、だから必然的にこだわってしまう…

A氏: 確かに完全消えないものを女性の顔に入れるというのは責任重大ですね

山名: そうなんです。アートメイクには正解がないですが、これが良いですよはあります。写真や文章で自分が思っているリアルをお伝えしていきたいなという気持ちが強いです。

A氏: お仕事としては分かりやすさが大切ではありますよね。

山名: そうですね、分かりやすく気伝えることは課題でもあります。
これが良いとかわかって欲しい気持ちはありますし、自分の考えを理解してほしいと思ったりすることも多いです。
ただ突き詰めて考えると、わかってほしいとか、わからせようとかあまり考えすぎないようにしてます。人は全然違いますもんね。


お互いの立場を理解して尊重するコミュニケーション


A: 専門的なことは一般人には難しかったりすると思いますね。
そして相性というものがどうしてもありますよね、価値観の違いというか感性の違いとか、話し合って分かり合えるものでもなかったりしますし。

山名: そうですね。相性とは何だろうか、と考えると難しかったりしますが、
価値観が似ていることに加えて相手の欠点をも理解し、それを許容できるか?ということかなあと思ったりしますね。

A氏: それはそうかもしれません。

ー相性の差を埋めるためにはー


山名: 人は年齢と共に大きく変わっていきます。どこまでいっても完全に理解できない部分が自分や他人の魅力だとも思っています。
自分と他者を見つめる時間が必要かなと。

A氏: 自分を見つめたり、他者のことを考えたりする時間は誰もが必要な時間だと思います。そして働く上でのとしての社会性は必要ですもんね。


ー分かりやすさと分かりにくさのバランスー


山名:もちろんです。上手くやっていく社会性ですよね。
私はどちらかというと器用なタイプではないので周りの人に助けられていますね。仕事では分かりやすいことは受けがいいし、素晴らしいことだし、みんなに伝わると思います。ただ分かりやすさは大切なものが削られている気がするんです。。

A氏: そこらへんはバランス感覚が必要かと。

山名: はい、分かりやすさを全面に出した方ががいいですよね。
その点は伝わりやすいものを頑張るし、努力もしますが、諦めもあるみたいな…
常に良いものやっていこう最善を尽くそうと思っているんですが、私自身自分のことを完全に分かってないんですよね笑。
自分に懐疑的ですし、でも新たな可能性も期待しているし、また過去にも固執しすぎないようにしようと思ってます。
様々なことを決めつけない、決めつけられない。ということが私の軸にあるんですね。
自分の思いの丈を詰め込んだら何言いたいのか全然分からなかったりする感じ、、
分かりにくいですかね?

A氏: 一般的にはわかりにくいかもです。

山名: やっぱり笑。
分かりやすいこと、時代の波に乗ることは大事ですよねぇ。

※架空インタビュー終わり



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?