ひとり芝居をやることにしました。
この私が！！！
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
いったんすっ飛ばしてこちらの記事を読んでも平気です。②ですが別に①を読む必要もありません！
そしてこれを読んだからと言って作品の全容がわかるようなことはありませんので、読んでくれたら嬉しいなぁと思います。

この記事ではお稽古の記録を書きます。文章を書くことが宣伝につながるかはさておき、記録するということはとてもいいことな気がするので続けてみようと思います。

本日は2回目の稽古でした！
今日も和室で稽古をしました。畳の部屋というのはとても素敵なものです。
今日のオヤツは苺のさくさくぱんだです。美味しかった。

第二回目のお稽古では、舞台に何が置いてあるのか、どんな風に私が七変化するかということを今のテキストを参考に考えるのと、この物語に登場するカップルがどんな風に過ごしているのかということを藤田さんと想像して話をしていました。

インストールの途中だビルという、劇場空間としては決してメジャーな場所でないところで公演をするのですが、どんな風な場所か気になりますよね。

こんな感じの場所です。
こちらは契約前に劇場見学をさせてもらった時の画像です。どんな風に客席を置くかとかを今は検討中です。
普段はアートの展示空間としてや、ワークショップなど様々な芸術活動のスペースとしてある場所なのです。とても素敵なビルなので来た時きっとびっくりすることでしょう。
インストジオには大きな窓があることと、壁が白いところ、床の感じとか舞台装置として使っても良い机やソファの雰囲気がなんだかとっても良くて、ここにしようと決めました。この窓の外の風景や音が自然と入ってくるところも、お気に入りです。

和室とは到底かけ離れた場所ではあるんですが、仮に物を置いてどんなことができるかというのを頭からアイデアを出しました。
めっちゃたのしー！
美大生の「ぼく」という人が主人公で、同棲する「彼」という人の話をします。そしてその周辺の人たちの役があって……。
冒頭ですでに私は何役かを演じているのですが…！
スイッチングをどうしようかなぁ、そもそもどういう喋り方で、どう見せると面白いかなぁ、とあれこれ試していました。
四苦八苦！でも全然まだ苦じゃない！！楽しい！
もしかしたら全部カットになるかもなんですけど、楽しみにしてもらえたらうれしーです。

あとメルカリで『ハチミツとクローバー』を全巻買いました。そして全巻読みました。
めっちゃ面白かったです。
なぜ読んだかというと、この作品にハチミツとクローバーが少し影響あるからです。

皆さんは誰推しでしたか？どの人に感情移入して読みましたか？
私はもー断然、竹本くんのドラマに興味がありつつ、山田さんに共感しすぎて大泣きしました。
私は山田さんみたいにモテるわけじゃ全くないのにね…！そして竹本くんみたいに真面目で手先が器用なわけでもありません。

ハチクロの、誰かを想い続けること、とか関係性が変わらないという物語でこれだけ尺を持たせるというのはものすごいことだなぁと想います。4巻くらいで、この話ちゃんと10巻分ももつのか？と思ったけど、9巻読む頃にはこれちゃんと終わるのか？と思っていました。
意見が分かれる作品の着地については、私はめちゃくちゃ納得でした。
竹本くんが最初ちゃんと髪の毛をセットしているのに、どんどん無造作になっていくところとかすごく好きです。

高校生の時にハチクロの小説版を読んで、こいつらいい加減早く気持ち伝えてくっつけよ…と思っていました。
でも今、27歳の私は原作を読んでわかるわーーーーー！！！と思います。歳をとったからでしょうか。
読みながら、これは愛やん…と涙ぐみ、『おい！サイコーに愛なんだが涙』はこの愛に勝るとも劣らない愛の物語に果たしてなるんか…？と危機感を感じました。
羽海野チカ先生、尊敬するっス。一生ついていくっす。

おい！サイコーに愛なんだが涙が、誰かのハチクロになれるのかは分かりませんが、ハチクロみたいな恋愛をしている人たちの話でもありませんが、ハチクロ好きな人は私たちの作品も好きになるんじゃないかなぁなんて思ったりもします。

あと、今週中には関連企画のワークショップの詳細を出しますので、私たちの創作が気になる方や劇をやってみたい人、遊びたい人がもしいたら是非チェックしてください。

＊＊＊

【公演詳細】
宝宝(1かいめ)
『おい！サイコーに愛なんだが涙』

あらすじ
品川区中延1LDK。
美大に通う「ぼく」と地下芸人の「彼」は、一つ屋根の下で暮らしている。

彼は自分のことを簡単に言葉にできる。
ネタライブで観客に向かって話したり、
先輩芸人とのトークでツカミにすらしている。
「おれ男好きなんすよ！」って。
（それぼくとのことやないかい）

ぼくはそんなこと言えない。誰にも。
自分のことを、窓の外の世界では口ごもるし、はぐらかす。
この部屋の中で、彼への気持ちも悩みもひっそりこそこそと育んでいる。
大麻でもないのに。

この恋、ちっとも甘酸っぱくないんだが？むしろ辛酸なんだが！？
それでもこれは、世界の中心で愛を叫ぶ、コメディのつもりなんだが。


クリエーションメンバー

脚本・出演:長井健一
脚本・演出:藤田恭輔(かるがも団地)

企画協力:佃直哉(かまどキッチン)
宣伝美術デザイン:古戸森陽乃(かるがも団地)

宣伝美術撮影：藤田恭輔(かるがも団地)
当日運営:す〜す〜(すわろす)
制作協力:瀧口さくら
記録撮影:中嶋千歩

会場
インストールの途中だビル　4階インストジオ(東京都品川区戶越6丁目 23−21)
中延駅から徒歩1分
（東急大井町線、都営浅草線）

日程
2024年5月30日-6月2日
全7ステージ

タイムテーブル
5.30木　19:15
5.31金　⭐️12ws/16:00/19:15
6.1土　12:00/⭐️16:00ws/19:15
6.2日　12:00/16:00

※上演時間60分(予定)
※開場時間は開演の30分前を予定しています
※各回開演3時間前までご予約受付可能

⭐️は『おい！サイコーに愛なんだが涙』のテキストを用いたワークショップを行います(120分程度を予定)
⭐️ワークショップのプログラムについては宝宝のXアカウントで詳しく募集要項を記載します

チケット料金
全席自由席・現金当日清算のみ
一般 2,500 円 | ペア 4,500 円


⭐️ワークショップ参加費 500円＋好きなお菓子
チケット発売日　2024/4/2
チケット取扱:カルテットオンライン

ATTENTION
・車椅子でのご観劇をご希望の方はお手数ですが一度メールでお問い合わせください
・聴覚に障害がある方に観劇サポートとして上演台本の貸し出しを行ないます。事前にメールでご予約ください。
・ご不安な点やご不明な点がある方は下記のメールアドレスから公式のXのDMにご連絡ください。

お問い合わせ
baobao.akachan@gmail.com
XアカウントDM:@baobao_akachan
協力
かるがも団地　かまどキッチン　すわろす　インストールの途中だビル　

主催　長井健一

予約フォーム⇩

ご予約お待ちしております！
今のうちにご予約していただけると大変励みになります。まぁみんな、シフトとかご予定とか、友達とのお出かけとか、好きな人とのデートとか、いやーな付き合いとか忖度とか、いろんな予定があると思うんだけどサ。
どうぞよろしくお願いします！

長井健一