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【OBOG体験談】大学休学編
 第21期協力隊 山形県小国町派遣
≪Profile≫
大学4年生を休学 ⇒ 緑のふるさと協力隊として山形県小国町で活動 ⇒ 1年間の活動を終えて大学に復学、就職活動 ⇒ 大学卒業 ⇒ 民間企業に就職

協力隊に参加しようと思ったきっかけ

埼玉のベッドタウン育ちで、特にふるさとや田舎というものがなかったため、地方の人間関係や、農業といった地の産業にもともと興味がありました。
大学に入り、農山村部で地域交流するサークルに入り活動していくうちに、更に興味が沸いてきて、もっともっと地方に関心を持つようになりました。

その後、就職活動がはじまるようになると、はじめのうちは周りの学生と同じように都市部の企業を中心に考えていました。でも企業説明会に参加しても、なかなかピンとくるものがなく、就職活動自体もうまく進みませんでした。
どうしていこうか悩んでいるところ、ふと参加した大学の課外活動で、山形県小国町に行く機会があり、そこで「緑のふるさと協力隊」の存在を知りました。
色々な体験が出来るプログラムだと知って、非常に関心を持ち、1年間の田舎暮らしを経験し、農業や地域のことを知った上で、自らの将来を考えようと思うようになり参加を決意しました。

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休学する決断をしたときの周りの反応

家族からは国内で1年間であれば良い体験になるのではと言ってくれて、理解してもらうことができました。
指導教官の先生からも、私の決断を応援していただきました。
ただ、先輩や友人からは大企業のインターンに行ったほうが良いのではと反対されることもありました。

うさぎ狩り写真

復学後、学生生活での自分自身の変化

協力隊として1年間山形県小国町で暮らし、いろいろな活動してきました。任期が終わってから大学に戻ってきましたが、協力隊の経験自体が直接大学の授業と結びつくことは少なかったと思います。

ただそれまでは、私自身「頭でっかち」だったところもありましたが、協力隊の経験を踏まえ、実感の中で地に足をついた話が出来るようになった気がします。
また協力隊として小国で活動した経験をお世話になっている先生に話したところ、先生が知っている会社を紹介いただくことが出来ました。

いわなつかみどり写真

就職活動の面接での反応は?

就職活動の面接でも、協力隊の活動について聞かれることがありました。

当時は1年間生活する中でうつった山形の方言がまだ残っていたので、面接官から「なまっているね」と言われることもありましたが、「それだけ地元の方と多く話したということです」と返答したのが非常に好印象となり、評価いただけたと思います。
受けた会社が、地域づくりに関する会社だったこともあり、協力隊の経験がダイレクトに生きてきましたが、面接の中でも、私が小国で感じたことなどを感情持って語れたことが良かったのかなと思います。

卓球大会写真

未来の隊員に向けて

協力隊での生活は、「感じる」ことが非常に多いです。

自然の豊かさや人とのふれあいを通じての対話、農山村部の現状など。
その実感の一つひとつが、今の仕事や生活の糧となり、支えとなっている気がします。

緑のふるさと協力隊、オススメです!


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