電気自動車の小さなバッテリートラブル③

今更ですが、、ここまでのやり取りは全て英語です。
イギリスの私の住んでいるエリアは移民に慣れている人とそうでない人がいます。
移民に慣れている人は、簡単な英語で私に説明をしてくれるので、とっても助かります。

さて「かいけつゾロリ」はあっという間に飽きてしまい
ナショナルトラストの駐車場で携帯の充電をセーブしながら待つこと1時間半。やっと車のレスキューがやってきました。

電気自動車がそうなのか、最近の車は全てそうなのかわかりませんが
彼は到着すると即、車とPanasonicのタブレット端末を繋いで何かを確認し始めました。

日産車にPanasonicを繋いで、イギリスの片隅でトラブルを解決しようとしている人を見ていると
どうしても「日本頑張れ!」という気持ちになってしまいます。

気のいいお兄さんは到着するや否や「もしかして日本人?」と私に聞いてきました。そうだと伝えると「日本人大好きなんだよ。この辺りも日本人が好きな人が多いよ」と言われました。
出身国で好き嫌いを言われても、、と思いましたが、悪意はないようなので「ありがとう」と伝えました。
同時に過去、このイギリスの片隅で行儀良く暮らしていた日本人のみんなにも感謝しました。

感謝はすれど、車は直りません。
何かを直そうとしても、今度は別のトラブルが発生。
さらにはなぜかギアがニュートラルに入れられず、車も動かせなくなりました。

ニコニコのお兄さんは
「申し訳ない。もうここでは直せないから、明日修理できる場所まで運ぶよ」と伝えてきました。
私は夫に連絡。つながると電話を修理のお兄さんに渡しました。

さて、イギリスのナショナルトラストは基本的に公共交通機関と相性が悪いです。
車もない状態。Uberで車を呼ぼうとしました。
すると修理できなかったお兄さんが「駅まで送ってあげるよ」というので、私はありがたく、彼の車に乗ることにしました。

車の中で携帯の充電もさせてもらい。これで帰り道、携帯の充電の心配もありません。
すると、お兄さんが日本車を買った時のエピソードを話しだしたのです。

*続く

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